九州大学木佐茂男先生のブログ
九州大学木佐茂男先生のブログ日本の司法は、ガラパゴス的とおっしゃっておられます。 ドイツの司法制度と比較した人間の尊厳と司法権は、名著です。
九州大学木佐茂男先生のブログ日本の司法は、ガラパゴス的とおっしゃっておられます。 ドイツの司法制度と比較した人間の尊厳と司法権は、名著です。
情報通信ベンチャー支援センター:退屈しない人生
横浜スローライフ
尊敬するオークニー社長森さんの起業談が始まっている。
地図・GIS業界では超有名人だが、ひょうひょうというか淡々としていながら、とても情熱的に仕事をされている。
人に仕えるというのではなくて、事に仕えるのが仕事だ、というのを地で行っている感じの人だ。
役に立つかどうかわかりませんが、読んでいるブログを紹介します。
友人、知人もいれば、わたしが単に読んでいるだけの人(一度も何のやり取りもしたこともない人)もいます。
差し支えあれば、お知らせください。
ブログ読み歴10年だなぁ・・(昔は、Web日記と言っていたが・・)
アメリカで、アイン・ランド研究を反対されたけれど、でも私はやるんだの記
アイン・ランドの『水源』を訳した方の、おたけびのような文章。
だいたいが、自分ひとりの人生さえ管理できない人間が、他人など救えるか。また人を救えると思うのが馬鹿。思い上がり。自分の人生は自分しか救えないのだから、他人の人生も、その当の他人しか救えない。それを自分が救ってあげようなんて、その他人を馬鹿にした話である。また自分の人生は自分の人生だから、自分には幸福に生きる、自らの人生を豊かに成就させる義務がある。だから、自分の人生を自分で傷つけたりすることは不道徳なことだ。また、自分を他人に搾取されるままにするのも不道徳なことだ。自己犠牲などというものは、自分の人生への冒涜であり、罪悪である。抑圧された依存心の投影から他人に過剰に関わるという行為には、本当の意味での、その他人への信頼がないし、尊敬がない。その他人が自力ですべきことに過剰に手助けすることは、自分の人生の空虚をその行為で埋め合わせするようなものだ。助けているつもりで、利用しているだけだ。ひとりひとりの人間が、めいっぱい自分の幸福成就に努力することへの手助けが、そういう意味での、搾取であってはいけない。
アイン・ランド, 藤森 かよこ (訳)[2004] 『水源―The Fountainhead』(ビジネス社)
※原著は1943年。現在もアメリカで読み継がれ累計500万部を超す大ロングセラーの本邦初訳、だそうです。
A5サイズのバインダーを買ってみた。
【FOB COOP】 バインダー A5 (20穴) - WHITE - Yahoo!ショッピング
便利だと思っていろいろ挟み込むと、あっというまに重くなるなぁ。
樋口健夫ワールドにどんどん進んでいるような・・
林真貴子先生の勧解についての論文を読んで以来、明治の元勲の井上馨に関心が強くなっている。
馨(声が香る)とか聞多(聞くが多い)とかの名前を持つように、書き言葉ではなく、話し言葉の人だったのではないか。
鹿鳴館時代と結び付けられる人物だが、裁判官を外国人にするという話まであったくらいだから、社会の欧化による近代化に疾走したはずだ。
海音寺潮五郎の悪人列伝 (近代篇)では、維新後の汚職疑惑について書かれているようだが、長生きをして、黒幕として長く影響力を持ったようである。
どんな人物だったのか気になっている。
最近、A5ルーズリーフに、手帳システムを移行した。
それで、A4横に20穴の穴を開けるパンチを買ってみた。
☆ Welcome A5Punch.com ☆A5パンチ・カード式アルバム手帳
このサイトのデザインはかなり・・だけど、A4の紙を横向けてルーズリーフに綴じられるのは便利。
ただし、1枚ずつ穴をあけるような作りになっているので、大量処理には向いていない。
どんなものだろうとおもって設置してみたが、案外おもしろい。
知らないサイトも多いが、これがなかったら見なかったであろうものを読みこんでしまったりする。
今使っている電子辞書は、CANON wordtank G55だが(正確に言うともうひとつ古いモデルのG50)、6歳の長男が気に入っている。
特に、漢和辞典(漢字源)の筆順表示機能が気に入っているらしい。広辞苑の中にあるイラストを見たりとか、大人には想像がつかない使い方をする。
わたしが、今ほしいなと思っているのは、SEIKO IC DICTIONARY SR-ME7200 で、なにより小ささがよさそうだ。胸ポケットに入るサイズなので、かばんから出す一手間をはぶけそうではないかと。電器屋さんで実物もチェックしたが、しっかりしている。
メーカーのサイト:SII ME7200
インプレスの記事:山口真弘の電子辞書最前線
価格com:IC DICTIONARY SR-ME7200 価格比較
リーダーズも、ジーニアス大辞典も入っている。マイペディアという百科事典も入っている。・・ほしい。
Patina di musica - パティーナ ディ ミュージカ
著作権の切れたクラシックなどの音源をmp3形式で配信している。
例えば:
エドガー/威風堂々
ビゼー/ファランドール
サイト運営者が何者なのかを書いていないところが気になるのだけれど、ともかく内容はとても充実している。
兄に教えてもらった華正楼は、姪も好きな肉まんだけでなく、月餅もおいしい。
横浜駅からつながっている高島屋にショップを出していることが分かった。
軽く読む習慣をつけるための、英語の勉強にはちょうどいいかも。
一時期気に入ってよく聴いていた、著作権フリーの音源を共有するというPatina di musicaが終了してしまった。
パブリックドメインや自作曲など、著作権フリーの曲を皆に投稿していただき、皆で聴くという趣旨のもと、当サイトを運営してきました。 しかし、ユーザーの方にアップロードしてもらった全ての楽曲を、管理人である私が一人でチェックするのが困難だということになり、誠に勝手ながら2007年10月17日をもちまして当サイトを閉鎖することにしました。
どの音源が著作権が切れているかを管理人が、いちいちチェックしていたとすると、持たないのは当然だが・・
最近は、Wikipediaにも音源が添付されるケースも増えているようだが。
筆記具をボールペンから万年筆にしたら、紙によってはにじむ。
A5のルーズリーフでは、無印のが安くてよいことがわかった。
200枚で189円だから安い。ネットでは売っていないようだが、5mmメッシュのルーズリーフも使いやすい。
ずっと持っていなかったmp3プレイヤーを始めて買ってみました。
Creative メモリープレーヤー ZEN STONE PLUS リストバンド&スキン ブラック ZN-STPWB-BK
Creative メモリープレーヤー ZEN STONE PLUS 2GB ダークブルー ZN-STP2G-DB
話題のスーパーウーマンの勝間和代さんが持っているやつです。
感想としては、まず、小さいなぁということ。
Nakaさんの好意で、アンゲームを体験させてもらった。ありがとうございました。>Nakaさま、市ヶ尾小町さま
書かれている質問は2段階に分かれているが、軽いとされているほうでも、結構内面的な話をしなければならない。
けっこうドキドキする。
子どものころの経験や感情などを聞く質問が多いので、少ししめっぽくなりがちといえばたしかにそうだと思う。
すごろくや、取扱商品リスト
アンゲームも含まれている。わたしは、買うことにした。
ジョギング・シミュレーターで調べてみたところ、日々のジョギングコースは約4kmということがわかった。
ワシントンDCの1月の日の出は大体7:30。結構遅い。
新潟・燕市の司法書士の関川治子さんのブログ。
演劇系のインプロ(インプロヴィゼーション)のワークショップを広めておられる方。
中年学生をやっておられる点も勝手に共感。
この人のワークショップも出てみたいなぁ、とおもう。
インプロワークス
星槎大学教授 碓氷 尊 氏
http://homepage2.nifty.com/mikus/lectures.htm
実践的交渉学入門
交渉とメディエーション実践講座
コンフリクト・マネジメント論
現前毘尼(げんぜんびに)とは、全員一致(unanimous decision)のことらしい。
アドラー心理学の野田俊作先生が、「もう一つの民主主義」という文章を書いている。
http://jalsha.cside8.com/diary/2008/08/31.html
http://jalsha.cside8.com/diary/2008/09/01.html
*
大阪・法楽寺
http://www.horakuji.hello-net.info/lecture/sibunritsu/contents/metsujo.htm
財団法人 日本調停協会連合会のWebサイトが、充実してきている。以前見たときはほとんど何もなかったと思ったのだが。
ルーマン研究で有名な、福井康太先生が、にこにこと近づいてきて、ブログを見ていますよ、と言ってくださる。
わ、わたしも、見ていますよ、と、無意味な返事しかできなかった。す、すいません。
ご一緒した研究会では、福沢一吉先生が、つくば言語技術研究所・三森ゆりか氏の仕事について紹介された。
「論理」というキーワードから受ける印象よりは大分広い視野での教育手法のようだ。
例えば、赤ずきんちゃんの物語を、オオカミ・猟師・赤ずきん・・と立場を変えて組み立ててみると言った活動をするのだそうだ。
認知行動療法由来のSST(ソーシャルスキルトレーニング)にも似ているし、平田オリザ先生の演劇からの対話論にも似ているし、フィンランドメソッドのフレームワークを使った表現練習にも似ているところがあるとおもった。
生徒指導と修復的司法 ― いじめ事件におけるVOMの活用 ―
*
昨日、日蘭法学会というのに出た。司法における市民参加がテーマだったのだが、オランダの先生が、被害者加害者調停(VOM)について、メリットと共にリスクがあるという話を紹介していた。
それに対して、ある裁判官が、「日本では、被害者加害者調停制度はできたがほとんど使われていないのだが、オランダでも同じか」という質問をした。
回答は、「ヨーロッパでもオランダでもVOMは近年使われるようになってきている。増加傾向にある。利用の形態には、(1)刑事訴訟手続に替えて行うもの、(2)刑事訴訟手続と共に行うもの、(3)刑事訴訟手続の後に行うものがある。(1)は近隣騒音や家族内など、比較的軽微な刑事事件である。VOMにはメリットはあるが、何でも良いというものではない。リスクを評価しなければならない。」
昭和30年ごろに家裁で夜間調停をやっていたということを知った。
宇田川 潤四郎(1955.07)「家庭裁判所の夜間調停」ジュリスト(89号)
その後どうなったのか・・
家裁ではよくわからないが、夜間調停そのものは今も一部あるようだ。
東京簡易裁判所や、大阪高裁では、夜間調停を実施しているらしい。
調停には、現地調停と呼ばれる活動があって、土地や建物の紛争などでは現地を当事者全員で見るというものがある。それを見たことはないが現在でも現実にもあると聞いている。
大正期の文献を見ていると、関東大震災後に行われた調停では、多くは”天幕張”の下で行われたという記述が出てくる。
別に現地調停に限らず、案外、屋外で調停をしてもよいのかもしれない。
アイデアキャンプ:セルフビルドと自由さと
を見ていると。
“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~
横浜の会社。
たぶん、知り合いの知り合いだろう・・よろしくお願いいたします。
<「ユースアドバイザーの研修・養成プログラムの開発」に係る検討会>
(職名は平成20年3月1日時点,委員は五十音順)
座長:宮本みち子 放送大学教養学部教授
委員:
工藤 啓 特定非営利活動法人「育て上げ」ネット理事長
小杉 礼子 独立行政法人労働政策研究・研修機構人材育成部門統括研究員
齊藤万比古 国立精神・神経センター国府台病院リハビリテーション部長
津富 宏 静岡県立大学国際関係学部准教授
ユースアドバイザーとは、ニートやひきこもりなどの若者を支援する活動を行う人のことらしい。
それにしてもかなり充実した資料になっている。
たとえば、インテーク方法や動機付け面接などのように、具体的な場面での手順が紹介されている。
面接者は自己の役割に謙虚でなければならない
面接者が偏見にとらわれるのと同じくらい問題となるのは,クライアントに対して過度に同情的で,あたかも万能的な救済者であるかのようにふるまう自己愛的な姿勢である。そのような「熱血」は面接者自身の自己満足であり,クライアントにとって真に役立つものでないということが,早晩,クライアントの知るところとなって,期待の分だけ大きな失望と不信感を与えて傷つけることを面接者は肝に銘じておかねばならない。救済者幻想なき情熱こそユースアドバイザーの必要条件である。
第2部|第4章|第2節 インテークと状況把握
2005-12-26 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」:「弁護士会から家裁調停委員に推薦されたのに家裁から拒否された話」
弁護士にとって家裁調停委員になり、実際の調停を実施するのが非常に名誉という前提でこの記事が書かれているが、それはどの程度妥当することなのだろうか。
報酬が充分でもないのであまりやりたがらないという話も一方で聞くが。
調停トレーニングでよく使用する。愛媛で忘れてきてしまった。送って下さることになったが、この際予備を買うことにした。
時間になったとき、”チーン”という音が鳴ると、たいていは話をやめて下さる。
このような音で仕切るというのも失礼な話なのだけど、声をかけたりするより、実際効果がある気がする。
飛行機に持ち込むときには、カバンから出してX線を通すべきである。
そうしないと、カバンのなかにいかにも怪しそうに映ってしまう。
アマゾンでも売っている。
過去のエントリー:トレーニングに持っていくと便利なもの
法テラスがパンフレットを作っている。ADR機関にとっても、とても有用な情報源なのではないか。
たとえば、借家の紛争では、大家さんが家賃を受け取ってくれなかったら、供託すればいいなんて書いてある。
こういう情報は、法律家にとっては当たり前かもしれない。
しかし、普通の市民にとって、このような”教育”を受ける場所がない。
Woody Mostenが論文で、米国では、離婚訴訟について、詳細なブックレットを裁判所が作成したことで、本人訴訟が劇的に増えたと書いていた。日本は元々、本人訴訟が多いが、素人にとってわかりやすい情報が整理されているとは言えないだろう。
「法の支配」を言うのなら、法情報の供給にもっと真剣に取り組むべきだと思うし、こうした取組にブレーキをかけようという動きを監視しなければならないだろう。
広報誌「ほうてらす」2008年秋号
ダニエル カールさん
聞き手 法テラス理事 篠塚 英子ダニエル:
おっしゃるとおりアメリカは、法律の数も弁護士の数も多い。もめごとがあった時にはだいたい法律で定められてるケースが多いですので、裁判までいかなくても、弁護士が間に入って話し合うことによって、法律はこうだよ、裁判になったらこうなるぞってことを説明してくれれば、それで和解することができるわけなんですよ。そういう意味では弁護士さんは紛争を裁判によらずに未然に防ぐような役割もしているんですよ。
アメリカにはほかに、中立的な立場のメディエータ(仲介者)というか、弁護士ではないんだけど法律的な知識が十分ある人たちがいるんですよ。
私は東京で事務所を経営しているんですが、ある人とトラブルになってアメリカで訴えられそうになったことがありました。日本に住みながら訴えられるってことで、どうしようと思ったんですが、幸いにこの仲介者みたいな人が出てきて法律はこうだよって色々説明してくれたんだ。その人の意見にもし満足だったらそれで済むわけだ。でもそれじゃ不満だってことになれば、裁判起こすこともできるわけ。私の場合は相手もわかったっていうことで、結局和解になって裁判になんなかったんですね。そういう仲介者っていうんですか、ありがてぇなと思いました。法テラス:
私たち法テラスも、設立のねらいはそういうところにありますね。困りごとがあったら全国どこでも気軽に相談でき、紛争予防になる。
いくつかの疑問。
・アメリカのメディエータは、「弁護士ではないんだけど法律的な知識が十分ある人たち」なのか?
・「仲介者みたいな人が出てきて法律はこうだよって色々説明してくれた」は非弁行為ではないの?
・法テラスの設立の狙いの「そういうところ」とはどこ?そして「そういうところの」役割を果たしている?
http://dispute.martindale.com/
日本で検索すると、以下の事務所がヒット。
1. SKADDEN, ARPS, SLATE, MEAGHER & FLOM LLP Izumi Garden Tower, 21st Floor, 1-6-1 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 106-6021, Japan
2. KOGA & PARTNERS 2nd Floor, Kamiyacho MT Bldg., 3-20 Toranomon 4-chome, Minato-ku, Tokyo 105-0001, Japan
3. MATSUO & KOSUGI ATTORNEYS AT LAW Fukoku Seimei Building 18F, 2-2-2 Uchisaiwai-cho, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0011, Japan
社会福祉士に必要な知識とは何か。専門職の資格試験と考えれば、問われるのはそうした内容だろう。
そのことが考慮されず、学者の知っていることを確認させるような問題が多々見受けられた。
*
いくら高度な知識を問う問題を作れたとしても、実践に必要な知識をしっかり問う問題となっていないのなら、問題を作る側にその資格が無いとは言えないのだろうか。
社会福祉士試験制度の弊害についてのブログ記事だが、社会福祉士だけの問題でもないような。
調停委員バッジについて。
矢車菊の花言葉は、幸福、繊細。さらに多くの小花が集まるその形状から「協調」の意味が込められていると言われる。 東京民事調停協会連合会・東調連創立六十周年記念事業実行委員会(2008)『東調連六十年史』(ぎょうせい)
miscellaneous : blog | Negotiations
若手裁判官の方が、交渉教育に関して考察しておられる。
ベルリッツでの交渉教育に感心してということで。
ゆうちょ銀行の口座に、銀行から振り込むことができるようになった。
ゆうちょの番号体系でなく、銀行口座の番号体系である店番号と口座番号を調べる必要があるが、Web上で調べられるようになっていることがわかった。
「〇一八支店」などという不思議な支店名が出てくる。
2009-02-02 - 弁護士ラベンダー読書日記:調停考、説得考
調停などの場で、手続主宰者から当事者に、ある理念(たとえば。子供には母親が必要、だから親権者は母親に…/子供には父親も必要、だから面接交渉を…など)を説いたときに、当事者が「わかりました」と言ったとして、それはたいてい、その理念を「心からわかった」というわけではないのです。このことは手続主宰者側からは見えづらくて、自分の説く理念が受け入れられた、とおめでたく受け止めてしまうかもしれません。しかし、多くは、当事者の言う「わかりました」の真意は、「(裁判所ではそういうことになっていることは/私の言い分が聞き入れられないことは)わかりました」というところにあって、「同意」ではなく「反論を諦める」というにすぎないのです。
裁判所ではそういうことになっているということをきちんと情報公開していけば、あるいは、そういうことになっているということが情報として拡がっていけば、情報提供による紛争解決のモデルは成立するのが難しくなる。
まして、調停委員自身の考えだけがそういうことになっているとしたら、その手続に対する信頼は著しく損なわれる危険がある。
そうならないように、当事者と調停委員の情報の格差を前提としないでも手続を主宰できるだけのモデルが必要になってくるのではないか、ということなのだが。
言葉の暴力で働けなくなって、170万円の賠償というのを高いと見るか、安いと見るか。
わたしの感覚では安すぎる・・だなぁ。
梅枝眞一郎さん率いるメディエーション塾が、新しくドメインを取ってWebサイトを立ち上げられたようだ。
http://www.mbt-evernew.com/studio/oofuna.html
1ヶ月ほど前から履き始めたのだが、なかなか良い感じだ。
研修中の様子を写真に撮ってもらったのだが、姿勢が改善されていたように思う。
注意して見るとかなり奇妙な靴で、変人度がワンランクアップすることまちがいないが。
水道橋博士も履いているし・・
2009-04-08 - KogoLab Research & Review 向後千春「インストラクショナル・デザイン 学士課程教育構築の方法論になるか」『教育学術新聞』2009年4月1日号
このPSIという個別学習のシステムは、要するに公文式みたいなものなのかな。
教育問題の議論は、すぐに、試験方法についての議論になりやすい。
そして、試験の難しさが、質を担保するという発想から逃れられない場合が多いようにおもう。
しかし、本質的には、学習者にとっての学習過程が重要で、それを支えるシステムとしての教育の方法が重要だと思う。
大学だけではなく、専門家の継続研修にも合っている方法だろうし、もっと言えば、様々な手続を案内するための道具にも使えるかもしれない。
というイベントがあったようだ。
行きたいなと思ったが、気付いたら既に満席だった。
源流(genryu)のgかもしれないが、グル(guru)のgかなと。
今は、ファシリテーションの基本は「グループサイズ」と「問い」だと思っています。
以前ある人が「中野さんの個人的なミッションは?」って聞いてくれて、そのときスッと出てきたのは、聖フランチェスコの祈りの「神よ私を平和の道具としてお使いください」ではじまる一節でした。
「やれることはやりますから、使ってください」という感じで、あまり自分で余計な思いを持たないようにしているところがあって、今もそこはそんなにはずしていない気がする。
──(参加者)ファシリテーターは、ぶれないんですか?
中野:ぶれるでしょう。ぶれるし、迷うと思うよ。でも、自分から離れて迷ってしまっているのと、自分ではあるけれども迷っているのとでは、ずいぶん安定感が違いますよね。ぶれたり迷っていても、自分自身であることはできる。
企業社会は変だから行かないんじゃなくて、変だから行こうと思って中へ入った。
〈自己啓発〉を売り物にしてきた人たちを、僕はたくさん見てきました。彼らのことを、非常に否定的に見ています。
でもね、ファシリテーターによっては、非構成的エンカウンターグループでも突然エクササイズを使うこともあるんですよ。
そういう人(引用者注:ズレが大きい人)がファシリテートしたら、それはむしろアジテーションのようになるでしょうな。社会運動の領域には、そういう性質のものが多いと思うよ。
──(参加者)ファシリテーターは、あまり極端な価値観を持っているべきでないと思いますか?
西田:いや、どんなファシリテーターも、当然それぞれの価値観を持っていますよね。その価値観が明らかにされていて、共鳴する人たちが集まっている。あるいは目的がハッキリしている。そういう場は、それでいいと思います。
でもポイントは、価値変容を強要しないし、誘導もしないということです。
ものすごく大事なことや。自己を否定している人が他人に関わるっていうのは、そもそもしんどいことやし、無理があるし、相手にとっても迷惑なことが多い。
のあたりが、特にとても興味深かった。
敷金バスター:敷金,敷金返還,敷金トラブル,原状回復,敷引き,減価償却,通常損耗,特約,ガイドライン
敷金トラブルに特化した活動をしているようだ。
わたしも何度も引っ越しをしているが、敷金についてはいつもよくわからない。
少額訴訟でも典型的な紛争の一つにされているようだが。
欠陥住宅を正す会:平成21年度正す会会員総会シンポジウムでの代表幹事澤田和也講演テキスト、顧問鳥巣次郎講演テキスト
ただ、裁判所の処理の実情から見ると、調停委員があたかも裁判官になったかのように調停案をのむよう当事者に求め、当事者もこれに根負けして応じるということもみられます。しかし、これは調停主任である裁判官が、あくまでも裁判自体は裁判官がするもので、専門家の調停委員からは、裁判をするのに必要な事件の理解の専門的知識の補充を受けるに過ぎないという自覚に欠けていることによるものです。裁判自体は裁判官がするのが当たり前です。そして逆に専門家調停委員も裁判の下請けをしているのではないとの自覚を持つべきなのです。
*
建築専門部がスタッフを揃えて機能し始めた平成15・6年頃からはこのようなクレーマーとでもいうべき人が目立ち始めたもので、裁判所も建築士調停委員の言う「クレーマーの不当な要求説」も耳に入りやすくなったのか、被害者も加害者も同列に扱い、技術論争を果てしなく戦わせ、被害者側をクタクタにさせ、諦めさせるという訴訟指揮をとるに至った。
ソーシャルワークの専門性とは、「唯一の正しい答」を知っていたり、導きだしたりすることではなく、「多様性に満ちた答を生み出す関係」を構築することなのではないか。
教育や試験は、「正解」を出させようとする。しかしながら現場実践には試験のような「正解」はない。**
そこには、「ただ一つの正解」が存在するのではなく、常に動いている状況の中で、生きたヴァリエーションを持った答を生み出し続ける関係が存在している。
どのような状況であっても次の答を見いだせること…そうした柔軟性が求められる。**
実は、現場のワーカーたちが日々行っていることもこれに近いことだろう。(それに気づいているかどうかは別の問題だが)
残念なことに、今の福祉教育はこうしたことの重要性をきちんと位置づけられていない。そして学生たちも「正しい答」があるものと思い込まされている。
どうしたら厳しい現場に立ち続けられるか、揺らぎや矛盾にさらされつつソーシャルワークを実践できるのか…こうしたことは現場を経験したものでなければ伝えられないのではないかと思う。だが、現場の経験も「教育」の名の下に十分な評価を受けること無く画一化されていく。
実習教育に関する昨今の方針を見ていると特にそんな思いを強くする。
説得型の調停モデルでは、調停委員の価値観しだいでは、ハラスメントになりかねない。
(しかし、傾聴によって当事者の決定を促すモデルなら大丈夫という考え方には落とし穴がある。当事者に寄り添うといっても、調停人が無色透明になることなどないのだし、調停人自身を隠したままで合意を調達できるという考え方は、調停人自身の権力性を相対化する契機に欠けるという意味で危険だ。)
静岡の芝さんらが準備している、8月8日の全青司(全国青年司法書士協議会)主宰のメディエーション機関情報交換会には、私も出席する予定。
司法書士会関係以外の団体にも声をかけている。
そろそろ、単に勉強熱心という段階を超えて、市民運動として動き出す段階だと思う。認証を取って一安心みたいなことにならないように、現場の悩みを一緒に悩む活動が大事だとおもう。
コメント欄にもあった、メディエーションの運営に関わっているひと同士の話し合いが難しい・・というのは、まったく共感する。以前、ADRに関心がある人は気性が荒い、の法則 ということを考えたことがある。
しかし、本気で取り組もうと思っているなら、しかるべき連携に協調するということは必然だとおもうのだが。
私的ワークショップ覚え書き
石塚雅明氏
・「落としどころ」は「落とし穴」
・「口」より「耳」
・作業は単純に、成果は思わぬ発見があるものに
・こまった参加者?
・心地よくなければ参加する気になれない、心地よいだけでは参加している意義がない
仙台弁護士会紛争解決センターのセンター長によるコラムである。
弁護士会紛争解決センターのうち、申立件数100件以上のセンターは、愛知、二弁、東弁、仙台である。(2007年度の統計)仲裁統計年報(日弁連)
岡山が100に少し足りない位。
小松亀一弁護士のコラムのような意見もある。
アメリカのADRは正に紛争解決ビジネスという感じですが、日本のADRは、紛争解決のための廉価・迅速ないわば奉仕的なサービス機関の設置を目指しているようで、これが本当に弁護士需要喚起に繋がるのか根本的疑問を持っています。
クラブ活動というアプローチか・・
フィクションだから書ける真実というのもあるなぁと。
東大経済学部教授の岩本康志氏のブログに、なんともすごいグラフが載っている。
しかし,上の図を見ると,誰でも第2次大戦時と比べたくなるだろう。リアルな戦争にこれだけの戦費をつぎ込めば厭戦感が支配的になるところだが,現在のわが国では一層の景気対策を求める主戦論者がまだ優勢のように見える。
これだけ赤字を垂れ流しても、働きたい人に仕事がないという状況はどういうことなんだろうかとおもう。
『無人島の十六人』とか、中島敦とか、戦中に出版された小説が面白いと最近感じていただけに、このグラフが持っているインパクトを感じる。
経由:城繁幸:本土決戦2009
和田直人「土地家屋調査士会型ADRと認証制度」月刊土地家屋調査士No.606, 2007年7月号
ADR法を使って、独善の押しつけになりやすい士業団体ADRの手続を、利用者目線で見直せというもの。
ESD ファシリテーター学び舎 for BQOE : 日本語とジェンダー
特に、日本語を教える時、あるいは教材開発場面というのは、一方で規範的・伝統主義的・現実迎合的であらねばならず、一方で、それらを開発する人びとが意識的な人びとであるが故に、葛藤するところなのだろう。そこから、あらたな改革の方向性が生み出されてくることも期待したい。
東京ガールズ不動産|女性限定シェアハウス,ルームシェア物件や女性向け賃貸物件を紹介しています。
女性専用の不動産案内サイトで、ルームシェアを売りにしているらしい。
NYなどでは、当たり前に行われているルームシェアだが、東京でも・・ということらしい。
ところで、ルームシェアの生活は、メディエーションニーズがとても高いのではないかと思われる。わたし自身、中学生の頃に寮生活をしていたが、紛争に次ぐ紛争であった。(もちろん、というか、わたしが悪かったことも多かった・・)
『対話する力』『コミュニケーション力を引き出す』読んだ。 - クリッピングとメモ
辛口な紹介ながら、読むべきだなと思わされた。
週刊法律新聞 (1820号/法律新聞社) : 一日一冊! * 弁護士の読書日記 *
司法書士嫌いの弁護士のブログでの、司法書士の記事批判。
企業法務について:僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと - livedoor Blog(ブログ)
夫婦は究極のワークショップという言葉は、中野民夫さんの『ワークショップ』(岩波新書、2001年、223頁)に出てくるのだけれど、「フェアであることを目指さない」という指針は面白いなと思う。
日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け(藤原和博氏インタビュー):日経ビジネスオンライン
士業のひとは、とくに正解指向が強いので、ぜひ読んでみてください。
The World Bank: The Office of Mediation
2008年にインタビューして知り合いになった人と連絡を取れて、世界銀行の調停部門で、フルタイムの仕事をしているということがわかった。
WEBサイトを見ると、世界銀行グループの職員向けのサービスらしい。
メディエーションと、ファシリテーションとトレーニングが並列で示されている。
仲裁と法律相談の間に置かれていたりはしないのだ。
昨日紹介した世界銀行のメディエーションサービスについて、「95%の満足度と、80%の解決率」というデータが出ている。15%の方は、解決しなくても満足しているというところもおもしろい。
世銀に限らず、米国のメディエーションのサーベイレポートを見ると、満足度にしても解決率にしても非常に高い。
調査方法がそろっていなければ同列で比較できないが、日本での調査結果とはいかにも違う。
このやりとりを見ていると、とてもよいなと感じる。
特に、「おねえさん」の言動を見ていると、達意の聴き手だという気がする。
回答者もいろいろいるが、永六輔さんとか、古き良きAMラジオな感じの人がいいなと。
この番組は、去年終わって、「こども電話相談室・リアル」に変わったようだ。
ホーム - socialinnovationdialogues jimdo page!
元三菱総研の吉村春美さんが始めたソーシャルイノベーションダイアローグ。
ユーロスペースでフレデリック・ワイズマンの特集があったそうだということを終わってから知った。
「同じ当事者役をやる人同士でロールプレイ前に作戦会議をする」のがよいということだが、なるほどとおもった。
ロールプレイで役作りを苦手な方がいたときにどうしたらよいかというのは、わたしにとって悩みの種だったので。
Learning LAB-人から始まる組織開発-: 出現する未来とデザイン思考
出現する未来とデザイン思考
Uプロセスというフレームがあります。MITのオットー・シャーマという人が
提唱しているもので
リーダーシップの発現や、
創造性の発現といったものの
創発のプロセスを図式化したものです。で、ダイアログが絡むのですが、
ダイアログが深めるプロセスだとすると
もう1つ、浮上させるプロセスがある。(略)
対話は3つのOpenを通して
Uの底に連れて行ってくれます。
でも、そっから形にして浮上させる過程が
ちゃんとあることが大事。
対話を深められるかということと、その先で浮上させられるか、特に後者には、デザインの力が大事になるという話が興味深い。
「問題解決」みたいな後者に注目しすぎると対話が深まらなくなるし、「受容と共感」「感情の反映」みたいなところで深みに引き込むことばかりに注力するのは弱者を分断し囲い込む道具にしかならないし。
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: タバコ部屋と宴会とわたし
コミュニケーションを良くするというイメージが、「タバコ部屋を復活させよう」「宴会を復活させよう」という復活主義に陥っているという話が興味深い。
「部屋」のような環境を見直す視点や、仕事時間以外の時間の持つ意味を見直す視点自身は大切だと思うが、成長期へのノスタルジーは、シニア世代による現役世代への無責任なプレッシャーでしかないようにおもう。
中原淳, 金井壽宏(2009)『 リフレクティブ・マネジャー』 (光文社新書)
を買った。
(平木委員)
一般の人に入ってもらうことによる情報公開というのは,どこか人騙しみたいなところがある。カウンセラーとか臨床家は,サイエンティスト・プラクティショナーでなければならないという大きな目標があり,考え方が重視されている。これまでは,何もかも1人の人間ではできないということで,リサーチを分担してくれる人が他にいて,実践家は実践さえやっていればよいという考え方であった。しかし,今は,サイエンティストであると同時にプラクティショナーであるということを目指すべきではないかという,そんな考え方が生まれてきている。プラクティショナーがきちんとリサーチをやる必要がある内容のものもある。実践家の中で,もう少し研究とか,自分たちが判断できる材料や方法といったものを作ってもらいたい。現場を知っているからこそ,ケースにもとづいたリサーチができる。そういう意味で,外から人を入れればよいということだけではなく,専門家の専門性の拡大も必要だろう。
*
阪大の福井康太先生が、オーストラリアの法的サービスとしてのプロボノ文化を観察されている。
鈴木克明先生のサイト。
インストラクションデザインの方法論に関心がある。
トレーニングではもちろんそうだが、メディエーションそのものの中でもIDの考え方は役に立つのではないかという気がしている。
専門的な知識体系を、人間関係支配の道具にせずに、開かれた環境として埋め込んでいくという考え方が、インストラクションデザインにはあるとおもっている。そこが通じているとおもう。
例えば、インストラクションデザインにおいては、冒頭に学習契約を結ぶべきと考えられている。これは、メディエーションのオープニングで進め方について合意するのとパラレルである。
この研究会にはぜひ出席したいと思っていたのだが、かなわなかった。
滝井繁男(2009)『最高裁判所は変わったか―一裁判官の自己検証』岩波書店
この本は読んでいるが、非常に勉強になる。
最高裁の活動について、率直にふりかえっておられるので、政策ニーズもはっきりするという効果もあるとおもう。
例えば、最高裁の判事は司法行政にはほとんどエネルギーを割く場面がなく、事務総局の計画の追認になっているという。(P64)
年間3500億円しかない司法予算をどう振り分けるかという高度な政治的な判断を、いくら優秀でも国民から遠い一部の官僚裁判官だけの判断に任されているというのは、統治のあり方として明らかに課題があると思う。
今在 慶一朗他「民事裁判の印象に関する当事者経験者と未経験者の比較」北海道教育大学紀要. 人文科学・社会科学編56巻2号(2006年)69-77 頁
CiNii
*
実際には思っていたよりも親切だったという経験をしているということだ。
「イギリス 7,262(円/人)、アメリカ 1,876(円/人)、日本115(円/人)」
ということのようだ。
*
司法制度改革の議論でなされたときの資料。
Section of Dispute Resolution: Mediation
準優勝:
Mediation: A better way to resolve disputes
優勝したビデオで、別席が基調になっているのが気になるが。
Mediation Works
当事者が、犬・・
*
YouTube - Mediation - B.A.D.G.E.R
学生が作ったと思われるビデオ。
当事者役の名前が、ヒラリー・クリントンとビル・クリントン。
娘チェルシーへの親権をめぐる紛争。
棚瀬孝雄先生も関係している模様。
司法書士会が作成に関わった模様。
調停・ADRを短く説明するのは本当に難しいとおもう・・が。
なぜこういう事例を選択することになったのだろう?
その中に、オスロ赤十字のストリート・メディエーションという取り組みも紹介されている。これは、若者にメディエーションスキルの訓練をすることで、日常生活での紛争、特に街中でのトラブルを調停できるようにして、暴力事件を予防しようというものだ。
とても、興味深い。
2010.3月号(No.24)の目次|Business Law Journal - ビジネスロー・ジャーナル
[特集] その紛争解決手段は最適ですか? ADRを利用すべき場合、すべきでない場合
「ADR」を概観する ~各機関の比較を中心に~大澤恒夫 弁護士・桐蔭横浜大学法科大学院教授
紛争解決に役立つ条項の作り方出井直樹 弁護士
調停人・仲裁人の立場から見たADRのポイント花水征一 弁護士
法務担当者の経験談から学ぶADR活用法・ 第三者のお墨付きを得た紛争解決の重要性
ベテラン法務担当者
・ Mediationの有用性を経験して ~米国での事例から~
鳥海 修 三井物産 法務部 企画法務室 室長
紛争解決の専門家が教えるADR活用法・ 弁護士会が運営する紛争解決センター
山崎司平 弁護士
・ 日本知的財産仲裁センター
日野修男 日本知的財産仲裁センター長・弁護士・弁理士
・ 一般社団法人日本商事仲裁協会
西村俊之 仲裁部仲裁課長・調停部調停課長
・ 財団法人自動車製造物責任相談センター
小沢正道 常務理事・事務局長
個人的には、権利実現手続が尻抜けになっていることで、その手前の手続全体が正義を失ったものになっているということをあらためて感じました。
ADR腰抜け論という言葉があるらしいが、権利実現手続尻抜け論ということか。
わたしは、調停が生ぬるいという批判は、訴訟に敷居が高いことと、執行の実現性が乏しいことに対する批判がねじ曲がっている場合が多いのではないかと感じている。
Leonard Riskin: Narrow v. Broad Problem Definition - Video
Riskin教授が有名なリスキングリッドの横軸の説明をしている。
例えば、ビジネスの契約についての話し合いの場合、「狭い課題(narrow issue)」とは、金銭面のこと、適用法律のことなど裁判所で起きる議論に限定、「広い課題(broad issue)」とは、ビジネス上の評判などインタレストを幅広く議論することだという事例を挙げている。
Riskin教授は、評価型と促進型(自主交渉援助型)の論争についての、代表的な論者である。
二弁全友会Webニュース2003/4/5
仲裁で裁判を受ける権利を奪うのか/山口 広(第二東京弁護士会所属)
http://www.zenyu.org/report/68/68-05.htm
現在消費者トラブル解決のためとして設置されているADRらしき機構の悲惨な実情がまずある。我々に身近な証券会社や商品先物取引会社と投資家(これも消費者と我々は考えている。業者側はそうは認めないが)とのトラブルについて、法律は、業界団体があっせん委員会を設置すると定め、委員会が設置されているが、全く機能していない。業者と消費者との意見対立が尖鋭な事件では直ちに斡旋放棄。消費者側が柔軟な姿勢を見せると一気に説得にかかる。このため法制度上は設置され、委員も高裁の元裁判官クラスから弁護士までそこそこの人士がそろっているものの無益の組織になっている。
製造物責任法の制度化に伴って新設されたメーカー側の業種別団体が設置した紛争処理の為のPLセンターも無益の存在と隋している。危陥商品をつかまされて被害を被る消費者は後を絶たないのであるが、その苦情をメーカー側の反論を押さえつつ解決したという例は聞いたことがない。紛争処理に当たるメンバーの質の問題ではない。メーカー側の資金で設立されているため、その意向や利益を無視できないのである。
「仲裁で裁判を受ける権利を奪うのか」か?/大川 宏
http://www.zenyu.org/report/68/68-06.htm
さて、山口先生の原稿の「仲裁で裁判を受ける権利を奪うのか」という標題を読んで、四半世紀前の「交通事故裁定センター問題」を思い起こしました。弁護士会内のADR嫌いの底流はいまなお続いているのかと思います。
・・
山口先生は、「消費者トラブルで公平な解決は空論といわなければならない」といっています。本当に空論でしょうか。仲裁センター発足後間もない時期に、湾岸戦争が始まると金が値上がりするということで金の先物取引をして、被害を受けた消費者が仲裁を申し立てたケースがあります。3件のうち2件の業者は手続に応じ、残りの1件は業者が訴訟を起こしました。K先生、M先生と私が合議体を構成し、消費者委員会のI先生が補助者になっています。結局、未払手数料の半額を消費者が支払うという和解が成立しています。他方、訴訟は、消費者問題に詳しいS先生に引き受けていただきました。後日だされた判決は、未払手数料の半額を支払えという判決でした。
・・
山口先生は、国民生活センター、消費生活センターのことに触れられています。国民生活センター等が消費者の信頼を得ている機関であるということにはなんの異論もありません。・・国民生活センターや消費生活センターの相談を受けた消費者のなかの相当数は、裁判所にも行かない、弁護士のところにも行かずに行き場を失っているのが実情ではないでしょうか。
山田 文(法学研究科・教授 )|女性研究者の生き方|京都大学女性研究者支援センター
議論の手掛かりをつかむまでは真っ暗闇を歩くようでした。逃げ出したいと思ったことも一度ならずあり、体調を崩して入院騒ぎということもありました
山田文先生をもってしても、そうだったのかと・・
8月末の九大のシンポにも、9月2日の東京のシンポにも出席予定です。
男性側が親権を取った例。
同席調停も一部で経験している。
菅野先生、山川先生などが講師。
受講しようかな・・
6/25-26の早稲田総研のトレーニングでは、トレーニング期間中に初めて風邪を引くという経験をしてしまった。
栄養ドリンクと風邪薬を飲みつつ、朝10:00から18:00までひとりで講師をするのはとても大変だった。のどが痛く、夕方4時以降になると話をするのもだんだんつらくなっていった。
参加者が4人と少なかったが、すべて遠方からの熱心な参加者で、参加していただいた方に心配していただきつつ講師をするという、幸せなようなみっともないような経験をした。4人という少人数は初めての経験だったが、ワークの中の議論がすべて見えるので新鮮だった。機械的に時間を切らなくてもよいというメリットはあったとおもう。
*
翌27日の愛媛和解支援センターの市民公開講座でも、二人目の講演者の役だったので心配していたのだが、松山空港に着くと、不思議なことにだんだんと元気になってきた。
終わってから、元局アナのHさんに、今日はいつもより声に張りがあった、ボイストレーニングでもしたのかと言っていただく。
講演では、確かに、場の中で楽しんで話をするということは多少できたような気もする。が、「情景を描くように話す」ということがなかなかできないなぁと、改めて思った。
市民公開講座では、愛媛和解支援センターの利用を考えているという一般市民も何人かいたようで、当日その後申込をしていた人もいたようだ。
市民団体だが、動員もなく、100人くらいの座席がほぼ満席。
20分くらい会場と質疑応答をしたのだが、
・相手方が応諾しない場合はどうなるのか
・金銭債務で執行力をつけたいときはどうなるのか
・ある団体に苦情があり、将来志向で話し合いをしたいが、どういう場所に行けばいいのか
・調停人の資格制度はあるのか、将来できるのか
・最近の消費者にはごね得みたいな一部の傾向がでているように感じるがどう思っているか
など、かなり的確な質問が出た。
*
懇親会では、「日本行政」の連載のことが話題に出る。
最近は、あいさつ代わりに、あの連載を読んでいるが・・、と、言われることが増えた。
*
愛媛和解支援センターの活動に触れることは、学者として勉強になるという以上のものがある。
決して課題がない集まり、運動というわけではないが、誠実な情熱にあふれている。
しかも、現実的な安定感があり、「よいことやっているから説明が少なくていいというごまかしがない」ところもすごいところだとおもう。
東大・社研によるもの。
これ便利ですね。
2010-07-25 - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録:『ハーバード白熱教室』の裏側:ハーバードの一般教養の授業をサンデルの講義を例にして説明してみる
結論:著名教授の大人数講義と若手による少人数の討論の組み合わせがハーバードの一般教養教育つまり、サンデルの授業というのは、あの講義だけではなく、大学院生を中心とした若手を多数動員した少人数のきめ細かい指導を並行して行っているのである。それによって、授業をうける学部生にとっても、授業料に見合った高い水準で、効果的な教育可能にし、同時に、若手に教育経験をつませ、さらに生活支援を実現しているわけだ。
そしてそのような授業を、一般教養科目としてすべての分野の学生がなんらかの形で幅広く履修しなければならない。それを通して、学生はたとえば、サンデルの授業で扱っているような倫理的推論を、単なる講義上の知識としてだけではなく、それについて読み、考え、討論し、文章にすることを通して、自分の教養の一部として行くのである。その過程で、読むこと、考えること、討論すること、文章を書くこと、などの基本的な学問的、あるいは学問以外でも重要な技能を磨いていくわけである。
Business Media 誠:35.8歳の時間・湯浅誠:批判されても、批判されても……貧困ビジネスに立ち向かう理由 (3/6)
支援活動の難しさは、相手との“接点”を見つけること。わたしは大学院に通っていましたが、そこでは相手を論駁(ろんばく)することが大切だと教わりました。議論して、相手を言い負かせた人が“偉い”といった感じ。もちろん議論の力はものすごく鍛えられるのですが、一般社会でそれをやっても仲間は増えません。違いを見つけるよりも、同じことを見つけることが大切。例えば、さまざまな運動体がお互いにいがみあったりしていますが、少し離れたころから見ると、ほとんど違いが分からない。それなのに、なぜかお互いの違いを際立たせている。つまり接点を見つけようとしないと、四分五裂(しぶんごれつ:秩序をなくしてバラバラになること)して、かえって力を失ってしまうのではないでしょうか。なので、わたしは意識的に違いを見つけようとせず、できるだけ接点を見つけるように心がけています。
ウィキを支えた無償投稿カルチャーの落日 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトこのような説は、もっと根本的な人間の性質を見落としている。ほとんどの人間は、「ただ働き」なんてしたくないのだ。
米国で、弁護士をやめてメディエーターになるというTVドラマシリーズが始まるらしい。
Fairly Legal | Coming This January to USA
ADR Prof Blog:Mediation TV–”Fairly Legal”経由。
鈴木克明先生の、「学習力アップのためのeラーニングデザイン」というタイトルでの、1時間20分の講演が聞ける。
Bbカンファレンス in OSAKAを開催しました! - CSKラーニングコミュニティ
・インストラクション・デザインを、Eラーニングにおける使いやすさ(ユーザビリティ)の洗練と認識している人が多いが、むしろその層(レベル)とは異なり、効果的教育(ガニエ・9教授事象)や意欲を引き出す教育の方法論(ARCSモデル)が体系化されていることが重要。
・意欲を引き出す方法のフレームワークであるARCSモデルでは、「大事なことは難しい」という点への対処をしようとしている。Relevance(あなたの仕事に役に立つ)と、Confident(あなたにもできる)の両立は難しいが、両方しないと、学習意欲が湧かない。
といったところがポイントだと思った。
インストラクション・デザインを作ったガニエはもともと心理学者だったという話もちらっとしていた。
「いつも同じ話をしているので、聞き飽きた方もおられるかもしれませんが、落語だと思って聴いてください」という表現がちらっとでてきて、同じ大事なことを話し飽きずに話をできるようになるということも、大事だなぁと思った。
普及学(Diffusion of Innovations)についての言及もあった。
過去のエントリー:
インストラクションデザインのポータルサイト
鈴木克明 『教材設計マニュアル』
少額訴訟がなぜ、あまり使われていないのか、法律家は、この手続きをどう評価しているのか、ということを時々考えているが、なかなかわからない。
仁木先生の『少額訴訟の対話過程』など、貴重な研究もあるが。
被告が弁護士をつけると、ほぼ自動的に通常訴訟に移行するという話もあり(それも、どの程度データに基づいているのか・・)、攻撃・防御の手続きバランスがあまりよくないことが大きいように感じる。
また、結局は和解になる場合が多いが、その和解の時間が短く、和解の質もあまりよいと言えないということもあるかもしれない。
もし、仮に、後者の理由が、少額訴訟が使われない理由だとすると、少額訴訟との接続を前提としたADRがあってもいい。実際、米国では、少額の調停手続が、裁判所付設型で用意されていることが多い。
司法書士かけがわの傾奇者日誌:少額訴訟についてを、読んで、考えた。
過去のエントリー:
少額訴訟と和解
5 Tools For Effective Mediation
Guatemalan Handicrafts - Little Mango Imports
footbag - Wiktionaryとも言うようだ。
机をトントン指で叩いたりする癖を持つ当事者に持たせる使い方をするらしい。
The Mediator's Handbook Writing the 4th edition
Jeniffer Beerさんが、Mediator's Handbookの新しい版を準備している。
その過程をブログで公開している。
過去のエントリー:
JBワークショップ
ホリエモンの有料メルマガ会員が1万人を超えたのだそうだ。1年1人1万円なので、売上は1億円。すご。
単に情報発信するというのでなく、メルマガ誌上でコンサルティングをするというコンセプトが受けたという自己分析をしている。
堀江貴文インタビュー vol.1 「ホリエモンにネットでお金を儲ける方法を聞く」 | 田原総一朗のニッポン大改革 | 現代ビジネス [講談社]
世の中には、まだまだ知らない稼ぎ方があるようだ。
新しくできている。
外国人ローヤリングネットワーク Lawyers Network for Foreigners
弁護士による外国人向け活動。1周年を迎えられたようだ。
自分のネイティブ言語を使って添削してあげて、自分が学びたい言語をネイティブから添削してもらうというサイト。
早速登録してみた。
ダン・アリエリー:我々は本当に自分で決めているのか? | Video on TED.com
人がいかに提示された選択肢に影響を受けるかという話。
「臓器提供」は、文化の違いよりも、デフォルトの選択肢に影響を受けるなど。
プレゼンがうまいなぁ。
浅見宣義「労働審判方式を取り入れた民事紛争解決方式(L方式)について」判例時報2095号。
刊行物 家庭裁判所裁判官の実情 | 共同親権運動ネットワーク(kネット) 公式サイト
子どもを人質にとって親に金品を要求する行為は、一般社会においては犯罪です。 しかし家庭裁判所においては、人間関係調整の名の下に慣行として当たり前になさ れています。
家裁の調停を改革するとしたら、どのあたりから着手するのがよいのでしょう?
確定申告を済ませた。
面倒くさいがメリットのある青色申告にして、はや4年目。
自営マインドの醸成には大事な修行かも。
*
前の会社時代の知り合いの、GIS(地理情報システム)関係では有名な社長さんのブログで、多くの中小企業の経営が非常に厳しくなっているという。
3社に2社が・・・ - 横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama
そしてその延命措置政策が切れるのがこの3月末というが・・
*
(追記)
調べてみると、1年延長している。
・・「昔は良かった」式の感覚論に基づいた「法曹の質の低下」の議論が幅を利かせ、そもそも社会が法曹界に何を求めているのか、それを十分に提供できているのかどうかといった抜本的な議論からは遠ざかる一方である。
上の指摘にはかなり共感する。
実務家と研究者が協力して、事実に基づいて、「社会が法曹界に何を求めているか」を研究するのが良い、とおもう。
東京弁護士会LIBRA2011年4月号「座談会 日米法律事情比較」
矢吹 公敏 会員 × デーブ・スペクター氏 × 八代 英輝 会員
裁かずに相手の自助を支援する、存在を認める、という方向性はメディエーションと共通しているように思う。
また逆に、メディエーションの場面で、自殺をほのめかされるということもある。
重い問題だが、大事なところである。
第7回:学者になりたい - Tech-On! Campus - Tech-On!
僕は、学者になりたいと思っているのですが、どこの大学院に行けば有利ですか。
そう、学者になりたいの。で、どんな研究をしたいの?
まだわかりません。なんせ大学に入ったばかりですから
離婚を「不幸」にしないために ―「共同親権」と「ひまわり家事調停センター」
東京支部 後 藤 富 士 子
司法に対する民衆の不満 ─弁護士報酬は「漁夫の利」か? 東京支部 後 藤 富 士 子
研究にどう取り組むべきか - himazu archive 2.0
皆さん一人一人に私の言葉を届かせるために、この 講演では「私」を前面に出します。皆さんに率直になってもらい、「そうだ、私は一流の仕事をしたいのだ!」と自分自身に向かって言ってもらいたいのです。 私たちの社会は本当にいい仕事をしようと目指す人に眉をひそめます。そんなことをするものではないと。偉大なことは、幸運が舞い降りて偶然に行われる のみだと。それは、ややばかげた考えです。意義深いことを成し遂げようとすべきでない理由はあるのですか、と私は問いたい。他の人に言う必要はありませんが、自分自身に対しては「そうだ、自分は意義深いことをしたいのだ」と言うべきではありませんか。
単なるロジックの提示ということでなく、一人称で語ることを勧めているところがおもしろいし、プレゼンの型を示していることで、鑑賞に堪えられる短い作品を素人が作れるようになる点もおもしろい。
engVid | Free English Video Lessons
10分くらい(5分くらいのもあれば20分くらいのもある)の講義ビデオとその講義に対応したクイズがついている。
10+1 web site|テンプラスワン・ウェブサイト|〈ものづくり2.0〉前史──有限設計ワークショップからFabLab Japanまでの15年
〈工業的文化〉のキーワードが「生産」「消費」「効率」「無限」「均質」「最適化」であるのに対して、〈家政的文化〉のキーワードは「保存」「維持」「融通」「有限」「異質」「コンフリクトの少ない解」です。
3次元プリンターで、ゴム銃を作ってみたいなと思った・・
盛況。模擬講義は満員で立ち見も。
『早稲田アドラーニュース』 Vol.1, No.1 | Waseda Adler News
夫婦カウンセリングで、背中合わせに座って、15分ずつ相手の嫌なところを話す(口を挟めない)という手順を含む手法が紹介されている。・・これ、強烈だろうなぁ・・
調停トレーニングでご一緒していただいている大村扶美枝弁護士の事務所に、民訴学者の新堂幸司先生が弁護士として参画する事になったそうだ。
ちょっとびっくり。
日本行政9月号で、伊藤浩さんが、「行政書士ADRセンター東京の現状と課題」について報告されていた。
問合せ 受理 調停実施 合意
H21 48 3 1 0
H22 116 10 3 1
H23 29 1 3 3
この数を少ないと見る人もいるかもしれないが、わたしは立派だとおもう。
ただ、東京のマネを他会ではなかなかできないだろうから、活動の勘所はどういうところにあるのか、利用の実際的メリットは何か、を共有していく動きが大事だと思う。
また、小規模会型の成功例を作ることも大事だろう。
紛争のテーマ毎にセンターを立ち上げるという戦略もあり得るのかも知れない。
扱える紛争類型が狭いと言って文句を言うより、むしろ逆に、もっと狭く特化して、その狭さを売りにするのである。
東京都行政書士会の場合は、賃貸住宅問題相談センターという具体的な活動例がある。
司法修習生のための即独マニュアル|法律論文・法律書を淡々と読む|司法修習生のための即独マニュアル
ブラザーの複合機を使えというのがリアルでいいなぁと思った。私も愛用しているし。
ビジネスでは、お客さんを見つけられる能力が結局は強いので、こういうたくましい方が、大手のパートナーになるということも出てくるんじゃないかなと思った。
個人客と非弁連携にだけは注意しろという助言もある。
裁判所 | 21世紀の司法制度を考える(司法制度改革に関する裁判所の基本的な考え方)1999年12月8日
官邸サイトバージョン(図なし)は、こちら。
末弘厳太郎 小知恵にとらわれた現代の法律学 (初出1923)
いったい立法例を調査するでもなく、世の中の実情を調査するでもなく、ただ立案者がありあわせの小知恵をふるって書いたのでは、いかに立派な小知恵の持ち主にやらせてもうまくいくわけがない。そうしてその案がやがて同じく知恵一点張りの法制局あたりをまわった上議会を通過する、これではたしていい法律ができるでしょうか。私は大いに危ぶむのです。それでは真に社会の実情に適合した法律のできるわけがないのです。
*
大正期に比べて、議事録が公開されるとか、パブリックオピニオンを求める手続がとられているという進歩があるはずなのだが・・
ひょいとFDA.com|フジドリームエアラインズ| 屋台女子の便
名古屋小牧
富士山静岡
信州まつもと
新潟
青森
いわて花巻
福岡から、上記空港に直行便または経由便で行けるようだ。
本数が少ないけど・・
「被災者が、何が欲しくて、何が必要かという情報がまったくなかった」──おおふなとさいがいエフエム運営責任者 佐藤 健氏(後編) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
インタビューを行って記事を書いたのは、クロサカタツヤさん。
Japan ADR Association 日本ADR協会
議事録も掲載中。
*
先日は、Skypeで参加させていただいたが、東京の会議に出るのはなかなか大変。
ADRについて、飲み会などの席では、皆さん実に饒舌に話をされるのだが、少しオフィシャルな場になると、なかなか意見が出てこない。
ちゃんと議論しないと進歩しない・・。
誰もお膳立てなんかしてくれない・・ということを認識して、手足を動かし、場面を捉えて発言を続けるしかないのだと思うのだけれど。
教育者向けページによれば、55%の生徒が、いじめを目撃しているというデータがあるそうです。
オバマ大統領夫妻のスピーチがあるとおり、ホワイトハウス主導のプロジェクトの模様。
国際シンポジウム:Joint Fact-Finding/東京大学政策ビジョン研究センター
共同事実確認方式による原子力発電所の地震リスク分析の可能性。
消費者庁越境消費者センター(CCJ) - 海外ショッピング(インターネット通販・店頭取引)のトラブル相談窓口
米国BBBなどの機関と連携してできた国際的な相談ネットワーク。わたしが以前お世話になったECネットワークが参加。
九大法学部の学生企画委員会が運営するサイト。
(独)国立精神・神経医療研究センターの中の組織のようだ。
早稲田大学|ライティング・センター|アカデミック・ライティング・プログラム | ライティング・センター| ワンポイントアドバイス
締め切りギリギリは、さけたいですねぇ。
最初に依頼するときに、私が何をしたいか話したことを要約した手紙です。すなわち、6~8週間密着したいこと、やらせはいっさいしないこと、全員撮られることに同意してくれること、予定では100~150分の長さの映画になるであろうこと、編集に1年かかること、劇場・テレビ・DVDでリリースされること、編集権は私にあること、他の監督は撮らないこと、などをまとめた内容の手紙です。法的な言語では書いてありませんが、事実上これが契約書になります。
SYNODOS JOURNAL : 新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩
「通俗的世代論の(というより、それらが裏に隠した本音の)醜悪さ」
私が過疎地の弁護士に抱いた姿は、月に何件もない近隣のありふれたトラブルについて隣の隠居のような立場で双方の話を丁寧に聞き、丸く治めるメディエーターの役柄である。法的知識でなく全人格的な能力が試される仕事である。今でも、経営を考えることなく、そんな弁護士稼業ができればいいなと思っている。
國弘正樹弁護士
「社会貢献しないと本業が成立しない」ビジネスモデルで急成長:日経ビジネスオンライン
しかし残念ながら、大半のNPO法人は、得体の知れない組織であったり、全くなんのポリシーも行動力もない団体であったりするのも事実である。NPO税制がスタートして数年後、林さんは「今のNPOは、国の助成金や企業の寄付に頼ってばかりいて、駄目だ。NPO(Non Profit Organization)ではなくて、NPE(Non Profit Enterprise)にしなければダメだ」と言われた。どういう意味ですか、と聞くと「他人の懐を頼りにしていると、いくら良い仕事をしても、性根が腐る。小さくても事業収入をベースにした自立した社会貢献組織にしなければダメだ」と。
サンフランシスコ・コミュニティ・ボードの設立者である、Raymond Shonholtzが1月7日に亡くなったらしい。
In Memoriam: Raymond Shonholtz | Community Boards
The Community Mediator: Raymond Shonholtz: Community Mediation Visionary
詳細が全部分かるわけではないが、ごく簡単な手話のようなサインで意思を表示できる約束や、発言したいものは順にリストに加えられるという仕組みがとられていること、トレーニングを受けたファシリテーターが進行しているということがわかる。
青空文庫:森林太郎 當流比較言語學
「勉強家」と「義憤」をセットにしてあるところが面白いな。
初代所長は三隅二不二教授。
その後、安藤延男教授、吉田道雄教授を経て現在は、杉万俊夫教授(京都大学)が所長。
弁護士 小松亀一法律事務所_弁護士等_弁護士のためのマーケティングマニュアル紹介1
私の知っている先生で、初回相談の時から、①相談内容、②問題点、③解決方法、④留意事項をその場でタイプして、帰りがけにはプリントアウトして依頼者に渡す、と言う先生がおられます。孫引き。
日本労働研究雑誌 2010年4月号(No.597)/独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
小畑史子先生による「労働基準監督署は何をするところか」という労働基準監督署長インタビュー記事がある。
署長は、弱者の労働者と弱者の零細経営者という構図があるとおっしゃっている。
楽しみにしていた法学セミナーに掲載されていた谷口太規氏の「公益弁護士論」の連載が2月号で終わった。
「第8回生きた制度を作る」(2011年6月号)の中で、法テラスのスタッフ弁護士が、地元弁護士会から疎外されることがある、心ない言葉を投げられるといった話も紹介していた。
プロフェッションとしての弁護士のあり方を考えさせられる。
当事者ご本人のサイト:
オリンパス現役社員のブログ 「公益通報者が守られる社会を!ネットワーク」
会社側の弁護は、あの森・濱田松本法律事務所が担当されているのだなぁ、と。
よく考えている20代、それに対して・・
「私が最も驚いたのは、四十代の人たちの意識です。この世代というのは働き盛りであるにもかかわらず、自分が何のために働いているのかということをきちんと考えている人の割合が、他の世代に比べ明らかに低い。」
「より多く」ではなく「よりよく」へ 世界的に進む「消費のシフト」 ──ジョン・ガーズマ 『スペンド・シフト』著者|『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
スペンドシフト自分を飾るより ⇒ 自分を賢くするためにお金を使う。
ただ安く買うより ⇒ 地域が潤うようにお金を使う。
モノを手に入れるより ⇒ 絆を強めるためにお金を使う。
有名企業でなくても ⇒ 信頼できる企業から買う。
消費するだけでなく ⇒ 自ら創造する人になる。──本書にあったデータによれば、日本はまだスペンド・シフトが進んでいない国のひとつだ。日本におけるスペンド・シフトについてはどう見ている?
2010年10月に米国で本書を出版した後、この1年間でわれわれのデータを再計算し、見直した。出版時のデータでは、日本の「スペンド・シフト実践者」の割合は25~26%だったが。最新のデータでは48%で、米国とほぼ同じレベルだ。この背景には東日本大震災があるかもしれないし、政権に対するフラストレーションなど、マクロや社会的な要因があると思うが、スペンド・シフトが日本でもこの1年で急速に浸透しているのは事実だ。
──日本の場合はバブル崩壊から20年がたち、好景気を知らない世代が社会に出始めていて、消費に対する意識は世代間で大きく異なり、世代間の価値観の対立も指摘されている。
スペンド・シフトの受け入れが世代間で違うという結果は米国でも見られる。米国でも若い世代がスペンド・シフトのリーダーになっている。次に多いのが高齢者だ。ベビーブーマーは良い時代を長く経験してきて、自分たちの習慣を変えることが難しく、調整が難しい世代といえる。
弁護士 小松亀一法律事務所_弁護士等_初めての気仙沼法律相談センター担当雑感
弁護士が2人で丸11時間もかけて気仙沼に行って、相談者が僅かに1人・・小松亀一弁護士は気仙沼出身とのこと。
*
しかし、かような状況でもお客様の心を捉えるマーケッティングに邁進し他の事務所との違いを強調したブランディング化を成功させて、僅かの開業期間で相当の収益を上げている事務所も存在します。逆に旧態依然のお客様が来るのを待つだけの姿勢で客がサッパリ来なくなっている事務所も相当あり、淘汰の時代をシッカリ認識して、マーケッティングに如何に励むか模索しているところです。
*
わたしは、弁護士をはじめとする法律専門職の健全なマーケット拡大について、研究者として貢献できるところはないだろうかと考えているところです・・
もともとは、東大・経済を卒業し、都市銀に就職した方。41歳独身。いろいろのご経歴を経て、貯金150万円、月収5千~5万円のアフィリエイト、母親と同居・・という状況をカミングアウトされて反響を呼んでいる模様。
年齢が近いのと、紆余曲折ぶりに人ごとと思えないところがあるが、わたしよりはだいぶ善人のようだという感想を持った。
Skype有料相談サービスを新たにはじめておられる。新しい世界を切り開いてほしいなと、サーバイブしてほしいな、と。
「都合」というのは面白い言葉です。 ・・ 「都」という文字が「すべて」という意味を持っていて、 「合計する」というのがもともとの意味だそうです。
へぇ。
湯浅誠からのお知らせ: 【お知らせ】内閣府参与辞任について(19:30改訂、確定版)
わたしはたいへんに共感します。
特に、
私の推測が間違っているかもしれませんが、今の社会に欠けているのは、・・それぞれができる範囲で、政治的・社会的力関係総体への働きかけを行っているという信頼感ではないか、と感じています。
とか、
私は公務員を盲目的に擁護はしませんが、盲目的な公務員批判には反対で す。それは結局、公共サービスを劣化させてしまうからです。
のあたり。
社会的包摂と(対話型)調停は大変親和的だとおもいますし、具体的な局面での接近が必要と考えます。同時に、どちらも政策の方向性次第では大変危険なものをはらんでいるという共通性もあるとおもいます。
*
パーソナルサービスセンターについては、福岡のウェブサイトが見当たりませんでしたが、山口県のは充実しています。
南山大学社会倫理研究所歴代所長インタビュー:小林傳司・第六代所長(PDF)
インタビューアーは奥田太郎先生。
リンク元:
南山大学社会倫理研究所|社会と倫理 | 特集 社会倫理を取り巻く三十年
藤原帰一先生が、反原発者黙殺への共謀に参加していたと表明したことに言及しておられる。
カトリックが言っていたもともとの「補完性の原理」というのは、どういうものだったのだろう。
吉田勇先生の講義録がある。
工学部から法学部への再入学以来の研究史を話されている。
先日の研究会でお目にかかった宮園由紀代の博士論文も。
消費生活相談員の実務家であり、熊大で博士論文をまとめられたとのこと。
弘前大学21世紀教育センター2012,No.7(PDF)
大学教育としての災害ボランティア ─「東日本大震災復興論」の開講─
飯 考行,李 永俊,作道信介,山口恵子,平野 潔,日比野愛子
pp.11-28
刊行物 | 弘前大学21世紀教育センター Centre for 21st Century Education, Hirosaki University
りんごをあげて「すみません」と言われたときに、複雑な気持ちになった・・というくだりがある。
*
こういう(教育)活動が大事だなぁとおもう。
ジグソー法は、複数の視点で書かれた資料をグループに分かれて読んで、話し合って課題をこなす、協調的な学習方法とのこと。興味深い・・
教材:CoREF - 社会
にある、フリーター問題とか、ブラック企業問題とかは大学生とか、あるいは、社会人がやっても面白そう。
1回の期日ですべてを済ませるといっても、朝から夕方までずっと審理する時間が確保されているわけではなく、せいぜい30分程度、長くても1時間程度の審理時間が確保されているだけ
*
異議の申立はできるとされています(民事訴訟法第378条)が、実務的に異議申立後の審理もまた最初の裁判官がそのまま担当するのが一般的であるとのことです・・
・・弁護士が少ないからというだけではなくて、頑張って裁判に訴えてみたところで、満足な結果を期待できないという思いがあるからであることは間違いありません。
慰謝料をより高額化して、「やったもん勝ち」を許さず、「泣き寝入り」をせずに済むようにすることが喫緊の課題だと考えています。
慰謝料の高額化といっても、いきなり10倍にしろとかいうのではなく、現状の2、3倍程度の慰謝料でよいというのが私の感覚です
並べてみてみると、しみじみ面白いです。
限られたスペースに大事なことを正確に表現しようとしているところが勉強になるなと。
日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:パンフレット等
当事者本位で話し合いを進めますという宣伝文句よりも、こうやって、利用しようかという人にとって気になるお金の話を丁寧に予めしておくという姿勢こそ大事だなぁと思うわけで。
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段①
申込手数料
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段②
手続実施手数料
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段③
事例による説明 (途中終了の場合を含む)
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段④
合意手数料が不要の件
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段⑤
会場費と交通費
*
追記:
⑥
閲覧請求と謄写請求
⑦
費用の減免規定
おまけ
消費税が上がると・・
山口 絢「自主交渉援助型調停に対する弁護士の意識 : 理念及びスキルを中心に」情報学研究 : 学環 : 東京大学大学院情報学環紀要82巻(2012年)103-118頁 PDF
菅 富美枝「訴訟における自律の実現--訴訟の個人的契機と社会的契機の連関 (特集 訴訟機能の拡大と政策形成)」法社会学63号(2005年)112-126頁
菅富美枝先生が、弁護士でなく法廷で当事者を支援する「McKenzie Friend」という存在についての議論(英国)を紹介しています。
本人訴訟支援に関心がある方や、士業団体における代理権拡大問題に関心のある方にとって、非常に興味深い論考なのではないでしょうか。
向後千春先生主催の研究会が作っているニュースレター。
人間関係における(たとえば夫婦の)葛藤が増幅していくメカニズムを、ピンポン効果として説明している。
Vol.1, No.9 葛藤解決 | Waseda Adler News
*
こちらの本も最近読み終わった。
インストラクション・デザインの考え方を非常にわかりやすく説明している。
認知的学習のほかに、身体の学習と、態度の学習は、分けて方法を説明している。
やる気がないとか、優秀でないとか、学ぶ側の責任にすることを教える側に禁じている。
インストラクション・デザインは、ある意味、かなりラディカルな思想である。
後書きにいわく、インストラクション・デザインを教えているのに教え方がヘタだと説得力がないので、大変にプレッシャーであると。
インストラクション・デザインの入門書としては、こちら↓も名著。
鈴木克明 『教材設計マニュアル』
やめさせてくれない ~急増する退職トラブル~ - NHK クローズアップ現代
離職票を交付しない、懲戒解雇扱いにする、損害賠償を請求する、といった方法で「やめさせない」という。
経営者側も相当追い詰められているのだろうが、「去るも地獄、残るも地獄という、そういう葛藤の中に置かれている労働者に対して、使用者がつけいってる」という話だ。
ながさき消費生活館|消費者生活相談|相談事例集 | 相談事例41: 支払督促による情報料の請求
こういう事例は最近もあるんでしょうか?
多くのNPO・NGOはボランティアの使い方を間違えている。彼らに単純作業渡して終わり。それでは意気揚々でボランティアに来たメンバーもおもしろくなくなりボランティアに来なくなる。そんなもの代行業者に委託しても大きな額にはならない。そうではなく、彼らに広報や資金調達・イベントを自分たちのやりたい形で運営してもらうのだ。10人規模の小さな規模のイベントや、目標金額10万円程度の資金調達プランなら、リスクも大きくないし、何より彼らが自発的に自分たちの発想で動いてくれる。
なるほど。
「文化祭のり」みたいなところでファンドレイジング(とアウトリーチ)をやっていくこと自身をボランティアメンバーに任せ、団体の運営スタッフは地味な裏方をするという発想は面白いなと思う。
アメリカのコミュニティ調停の文献を見ていたら、イベントでクッキーを焼いてファンドレイジングをしたという話が出てくる。実態はよく分からないが、意外と地味で現実的なことをで成果を挙げているところが、中長期的に見て信頼を獲得していくんだろう。
*
ファンドレイジングについては、以下のようなサイトもある。
弁護士とNHKの間には、共通点が有ることに気が付きました。1.世のため人のために活動していると自称している。
2.しかし、世間はそう思っていない。
3.権力と対決すると自称している。
4.歴史的にみて、その様な事実は存在しない。
5.実際にやっていることは、国にべったり依存。(国家権力による放送料の強制徴収、非弁取り締まり、参入規制)
6.自分自身に対する評価は信じられないほど甘い。
主観と客観がずれているという話。士業はのきなみそうだろうし・・民主党議員もそうだろうし・・大学教員も・・
國學院大学法科大学院入学式記念講演 Part1 - 弁護士YA日記 - 楽天ブログ(Blog)
はっきり言って、法律相談の内容は、、別に原発事故じゃなくても、自分の経験してないことばかりなんでよすね。離婚なんて一度もしたことなくて離婚の相談は来るし、誰にもお金貸したことなくてもお金を返してくれという相談は来るし、相続で一つももめた経験がなくても相続の相談は来るし。
*
想像力を駆使し、「見えない地獄」を、言葉と理屈にする、可視化する、それが法律家にしかできない役割ではないかと思うのです。
*
*
だから常に常に自分よりすごい人というのを追いかけてほしいし、自分の目標となる人というのは多すぎて困ることはないと思います。一人も尊敬する人がいないというのは最悪です。沢山の憧れの人を持って、勉強してほしい。・・勉強しなければついていけないのです。常に圧倒的な向上心を持って学び続ける、それが大事です。
圧倒される・・
説明型の講義をオンライン教材化して宿題にし、従来宿題であった応用課題を教室で対話的に学ぶ授業・・ということのようです。
最近知ったKhah Academyという無料のeラーニング用ウェブサイト(英語)。
10分程度の短めの教育コンテンツがたくさん(現時点で3200のビデオ)ある。
子ども向けの算数などが多いようだが、たとえば、アメリカ合衆国の歴史についての説明もある。
US History Overview 1: Jamestown to the Civil War
2011のTEDでのKahnによるプレゼンには、ビルゲイツ本人も出てくる。
Salman Khan talk at TED 2011 (from ted.com)
100 WISH LIST » Blog Archive » Khan Academy
eラーニングのウェブサイトとしては、90分の大学の講義なんかよりも、こういう短めのものが向いているように感じる。
個人が始めたサイトというのがすごい。
日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:提訴手数料の低・定額化に関する立法提言
アメリカは有名だが、ドイツも制度が変わっているそうだ。資料として国際比較の状況分析結果も含まれている。
こういう話って、報道でもほとんどとりあげられていないように思える。
濫訴は望ましくないとはいうが、必要な訴訟がなされず暗黒的な状況が続くことも望ましくないはずなのだが。
最近、本田由紀先生のtwitterをよく読んでいる。
Twitter / hahaguma: これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です-自分なりに図や表や文章でまとめよう」ってのも入れてほしい。
これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です 読書猿Classic: between / beyond readers
わたしは、もうひとつ「努力しないための努力をやめる工夫をしよう」を追加したい。
歯磨きを我慢しても虫歯になるだけだが、この種の自分にも周りにも何のプラスにもならない「努力」のために、人は結構な時間を使っているとおもう。
ネットサーフィンしすぎるとかね・・
過去のエントリー:ワインバーグの文章読本
雑誌の購読よりノートを作ることを勧める
九大箱崎近辺で、食べ物に関して感動したのは、パン屋さん。
パンストック pain stock - 箱崎/パン [食べログ]
試食ができるのだが、試食しているともっともっとと買いたくなって、気がつくと自宅用のパンだけで千円以上買っていたりする危険な場所である。夕方に行くと売り切れているので昼ごろに行くのが良い。
*
最近、お昼はここの弁当を買っている。フリーダイヤルに電話をすると研究室まで持ってきてくれる。
箱崎の電話番号は、0120-477-014。
「ななか」という種類のお弁当は300円。キャンパス内に売りに来ている業者よりも、あぶらっぽくないのが、ありがたい。
件数が増えすぎてきたので、「弁護士申立事件を受けつけない。または、弁護士申立回数を制限する」ということを検討しているADR団体があるのだそうだ。
企業法務マンサバイバル : 第2回法務系ライトニングトークイベント反省文
こういう活動を福岡でもできると面白いかも・・
日弁連パンフレット「今、ニッポンの生活保護制度はどうなっているの?」
PDF
自分が至らないから、まだ人を救えないとか、教えられないとかいう人があるが、至った人間など昔から一人もない。ただ至らないままに人を導き、教え、救っていると、だんだん至る道に近づいてゆく。
— 野口晴哉botさん (@nharuchikabot) 10月 10, 2012
仲裁ADR法学会・明治大学法科大学院共催 法務省・日本ADR協会後援 公開シンポジウム開催のお知らせ | 明治大学
第1回は参加できませんでしたが。
The Three Little Pigs Go To Mediation
合衆国退役軍人省(ヴェテランズ・アフェアー)のウェブサイトにあるフラッシュアニメ。
ベジタリアンの狼と三匹の子豚が、ふくろう調停人と話し合う。
おぉ。こんなのが出るのかと。
この忙しい時期にお目通しされた上に紹介いただき大変感謝。
研究室が隣の岡﨑晴輝先生(政治学)が、エスペラント語で、著書を紹介して下さいました。
ガラパゴス政治学の旗の下に: H. Irie, Nuntempa Mediacio
Google翻訳でエスペラント語もあるようだけれど、やっぱりわかりません。
Ryuichi Nagao 長尾龍一 Website OURANOS -ウーラノス-
私事を語らず、思いつきの雑文を慎む、という方針の法哲学者・長尾龍一先生のWebサイト。
わたしなど最初から呆けているということ……
「総合法律支援論叢」バックナンバー一覧 法テラス|法律を知る 相談窓口を知る 道しるべ
太田晃弘他「常勤弁護士と関係機関との連携 司法ソーシャルワークの可能性」総合法律支援論叢1巻(2012年)103-145頁
社会福祉の現場に法律家が入ることについての考察。
こういう先駆的な動きを、並みの法律家でも追随できるようになるには、どういう制度的枠組みがあればよいのだろうと考える。
*
菅原郁夫「ニーズ調査の二次分析とそこからの示唆」総合法律支援論叢1巻(2012年)25-50頁
第1の類型:法律家指向型と呼ぶべき問題群:「遺言相続問題」、「借金問題」、「離婚等問題」
第2の類型:専門家指向型の問題群:「交通事故問題」や「消費者問題」のような
第3の類型:非法律型(?)とでも呼ぶべき問題群:「いじめ等学校問題」、「職場問題」、「近隣問題」
第2と第3の類型での法律家へのアクセスが少ないという。
吊忍 - 20121103 「真理」も「正義」も「善」も、「普遍」も「純粋さ」も嫌いなのだ。と、……
「そこを通る者の遭遇と孤独とを保証するものでなければならない。」
暮らしの手帖社をはじめた、大橋鎮子さんが亡くなられたらしい。
大橋鎮子さんが死去 「暮しの手帖」社主 / 西日本新聞
93歳。
2010年に出た『「暮しの手帖」とわたし』では、また近いうちに、と書かれていたので続編を楽しみにしていたのに、先に訃報を知る。
一度だけご本人をお見かけしたことがある。品のよさに、さすが、とおもった。
ご冥福をお祈りいたします。
福岡県司法書士会ADRセンター ご利用の流れ
YouTube
War is not the answer.
現在受講している修士課程の授業で使っているテキスト。
紛争の心理的側面に特化しているが、学際的に様々なアプローチを統合しようとしており、文献の紹介も豊富。感情はもちろんとして、パワーやベイトソンのシステムセオリーも扱われている。
また、教材としても使えるようなシナリオや設例も囲み記事の形で豊富に提供されている。
調停人がすることはすべってばかりでも、当事者が勝手に合意するという笑える(?)ビデオ(4分)。
YouTubeなんかで短い時間の動画を作る際に有用そうなWebサービス。
2分、5分、10分くらいの短いプレゼン動画をさくっと作る技術というのも、リテラシとしては割と大事なのかもしれないなと思ったりするので。
PowToon, free business presentation software animated video maker and PowerPoint alternative
1回10分程度でひとまとまりの歴史講義(英語)。
作り込まれていて密度が高い。
Khan Academyにも提供されている。
リンクは、日本を扱った回。
▶ Samurai, Daimyo, Matthew Perry, and Nationalism: Crash Course World History #34 - YouTube
human pictogram 2.0 (無料人物 ピクトグラム素材 2.0)
facebookで教えていただいたもの。
インドは幻術、中国は文辞、日本はただものをかくす神秘秘伝伝授のやり方が癖。
CiNii 論文 - 翁の文
1746年刊行。
最近は見る頻度が減ったけれど、月額7.99ドルのビデオオンデマンドサービス。
4千万の会員がいて、ケーブルテレビの視聴者数減にも影響を与えていると言われている。
コンテンツへのサブスクライブサービスというのは、まだまだ伸びしろがありそうな気がしている。
ABA ADR Section Task Force on Legal Education, ADR & Problem-Solving
Mediationコンペティションだけでも5つもあるようだ。
- ICC International Commercial Mediation Competition
- INADR International Law School Mediation Tournament
- The Jeffry S. Abrams National Mediator Competition (University of Houston Law Center)
- ABA Representation in Mediation Competition
- The International Competiton for Mediation Advocacy
Negotiation Competiton
- ABA Negotiation Competition
- National Sports Law Negotiation Competition (Thomas Jefferson School of Law)
- National Basketball Negotiation Competition (Fordham University School of Law)
- The Negotiation Challenge
- Nelson Mandela International Negotiation Competition
- Southwestern Entertainment Law Negotiation Competition (Southwestern Law School)
- Robert R. Merhige, Jr. National Environmental Negotiation Competiton (University of Richmond School of Law)
調停と行動科学に関するプレゼンで紹介されていたTEDトークの動画。
となりもキュウリならよいが、となりがぶどうなのにキュウリを与えられると怒り出す様子が示されている。
Serwaa Brewoo, Mustapha Abdallah(Kofi Annan International Peacekeeping Training Centre, Ghana, Africa)
"Exploring Indigenous Mechanisms for Peace Negotiations in West Africa"
ガーナ人であるふたりによる、地域の紛争解決メカニズムと、西洋的な紛争解決メカニズムの対比についての報告。
個人的には、プレゼン後に少し話をしたときに話題に出た地域固有(indigenous)と伝統的(traditional)は違うのではないかという話が興味深かった。
実際のアフリカにおける紛争解決事例を使った、2週間の紛争解決/調停トレーニングプログラムを行っているのだそうだ。
KAIPTC - Training: an innovitive approach to training in peacekeeping
アドラー心理学が今後日本でもっと広く受けいられるようになるのかな。
「嫌われる勇気」を持てば、幸せになれる~対人関係に悩まない生き方~:日経ビジネスオンライン
嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え | ダイヤモンド・オンライン
福岡アドラー心理学研究会には、わたしの妻が参加しています。
Sally Kohn: Let’s try emotional correctness | Talk Video | TED.com
感情的正しさ(emotional correctness)の重要性を訴えるTEDトーク。
プレゼンターのSally Kohnさんはレズビアンとしてテレビ番組で発言をしている方だが、リベラルよりもむしろ超保守のような人物に「感情的正しさ」を感じることがあるという。
政治的正しさ(political correctness)からはずれていたとしても、感情的正しさを持つことは可能。政治的におかしな主張と見られるものの背景には、多くの場合実感として何か困った実体験がある場合があり、その体験への共感は可能である、とする主張。
法務省:親子の面会交流を実現するための制度等に関する調査研究報告書(2011年)
国内のヒアリングやアンケート調査とともに、海外の調査も含まれている。
代表は、棚村政行教授。
アメリカに来てから中古のMazda6という車に乗っているが、とても愛着が湧いて、気に入っている。
マツダが90年代始めの頃の経営難をフォードからの経営者派遣で立て直しされた話を見つけた。
財部誠一「マツダ再生を仕切ったフォードの真実」ハーベイロード・ジャパン 2007年2月26日号 No521.pdf
マツダの人たちが住友銀行から送り込まれた再建屋よりもフォードからの経営者を歓迎したというあったのだそうだ。
日米という異文化よりも、クルマ屋と銀行屋の異文化のほうが嫌だったという話とも読める。
Roger Fisher, Carrie Menkel Meadow, Len Riskin, Frank Sanderの4人だそうだ。
Menkel-Meadowだけは女性ですが。
Temple Grandin: The world needs all kinds of minds | Talk Video | TED.com
去年の秋にジョージア州弁護士会のADRカンファレンスでの基調講演をしたのがTemple Gradin教授だった。
Wendy Chung: Autism — what we know (and what we don’t know yet) | Talk Video | TED.com
立命館大学情報理工学部知能情報学科島田伸敬教授:研究室リテラシー教育スライド
インタラクション研究室(島田伸敬研究室)
理系の先生が書いたものだが、勉強になるなぁ・・
Keep Calm and Call a Mediator shirts | Bonfire Funds
色がなかなかかっこいい。
興味深かった。
それでは実際に、米国の一流大大学院に入るのはどんな層なのだろうか。私は、トップ10に入るMBAプログラムや、著名なPhDプログラムに入った知り合いをそれなりにたくさん知っているが、彼らにはいくつかのパターンがある。それは、 (1)子供の頃、両親の仕事の都合で海外にいた帰国子女 (2)高校あるいは学部の早いうちに1年程度の留学を経験した人 (3)高学歴で、大人になってから受験勉強のノリで英語も一気にマスターした人 (4)語学力に関係なく専門性で勝負している人 の4つである。
以前も紹介したが、世界史だけでなく米国史もやはり面白い。
アメリカの自己正当化に使われる話法にも批判を加えている場面も多い。
たとえば、真珠湾攻撃の前にフランクリンルーズベルト政権の米国が日本人の資産凍結と日米貿易の停止を行ったことにも触れているし、原爆投下の本当の理由は日本の降伏を早めるためというよりソ連を脅かすためであるという説も紹介している。
出演しているJohn Greenはヤングアダルト小説の人気作家で、日本では金原瑞人が翻訳したものも出版されている有名人のようだ。
Nerdfighteria Wiki - Crash Course: US History
若い人たち同士で集まってチームワークで作っているようだ。
他のメディアから移してきたのでなく、Web用に最初から作り込まれている作品としては、非常に質が高いと思う。
まだ、日本語にはなっていないが、他言語への翻訳も進められているようだ。
リエントリーメディエーションと言うらしい。
刑務所から出るときに、その人の親族その他との関係調整のための話し合いをするという趣旨。
裏切られたという気持ちがあったり、こじれている関係は多いはずだが、話し合いをしてけじめをつけておくことで、出所後の社会生活の安定化に貢献するという。
刑事分野での調停というと被害者加害者調停が有名で、日本ではうまく行っていないという報道もあったが、取り組める、あるいは取り組むべき活動はあると思われる。
九大ロースクールの連携法律事務所のWebサイト。
ホリエモンが始めた定額課金型有料アプリ。
さすがに、うまいところ突いてくるなぁとおもう。
月額400円、年間3600円だから結構高いが、本当に良い店が揃っているなら価値ある情報かもしれない。
キュレータの中で誰が推薦している店かも分かる。
良くない情報を出せばその人の信頼を損なうから、そこでブレーキがかかる。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 堀江貴文プロデュースのうまい店が探せるグルメアプリ【TERIYAKI】
Quaker Meeting Houseで知った本。
Jim Crowというのは、南北戦争後に始まり、公民権法で撤廃された差別条項を含む法律のこと。
New Jim Crowというのは、新しい形の合法的な奴隷制度の告発という意味である。
特に、多くの黒人が収監されている監獄をめぐる問題をとりあげている。
newjimcrow.com | The New Jim Crow
アトランタにもこの問題を扱うグループがある。
これはアメリカでのWebサービス。(授業中に話題になった。)
自分で目標を設定して、目標が達成できなかったら寄付を行うというもの。
レフリーは、自分以外の知人が行う。
穂積重遠、穂積陳重の肉声が聞ける。
仏教の無明という概念は興味深い。
寺子屋ブッダの仏教講座 vol.4 苦の原因、“無明モード”とは? | 寺子屋ブッダ
仏教では、無意識にわき上がる自己中心的な欲望を“無明”と呼びます。
自動防御装置とも言える“無明モード”は、全く無意識のうちに、自分にとって辛い現実を自動的に隠してくれるのです。大変便利な機能ですが、隠してくれているだけなので、いつかは現実に直面します。その時に自分の思っていた理想と現実にGapが生じて「こんなはずじゃなーい!」と苦しむのです。
*
以前、アトランタのチベット仏教の説法を聴いて、ずいぶんわかりやすい一般人向けの話をされるのだなと感心した。わかりやすい話だけれど、誰にも否定しようのないちょっといい話に逃げるのではなく、現代人にとってなぜ瞑想が有用かという実質的な話をされていた。
やさしい話し方だけれど、本質を丁寧に扱おうとする姿勢は伝わるものだとも感じた。
交通費相当の2000円と、観光で移動する際の交通費実費だけで通訳サービスを提供するという活動。
英語だけでなく様々な言語でのサービスを行っているそうだ。
そちらからリンクされていた福岡の観光情報。
Travel Guide to Fukuoka,Kyushu by volunteer guide and interpreters
日本人の転勤族にもよいかも。
司法書士で社会保険労務士も兼ねておられるすずきしんたろう氏の同業向けの労働関係の紛争解決についての研修資料。
研修教材(平成25年10月実施) | すずきしんたろう事務所資料室
ご本人にお会いしたこともなく、Webサイトのなかでもひっそり置かれているのでリンクして良いのか分かりませんが、なかなかに生々しい経験談も織り込まれた、充実した内容です。
労働審判手続の中で裁判官が、「通常訴訟になったらこんな(少ない)金額じゃ済みませんよ!」と発言したとか。
「ソーシャルワーカーのための労働相談ハンドブック—ブラック企業被害を救済するために」
「知っておきたい 内定・入社前後のトラブルと対処法」
「ブラック企業に就職するのが怖いけど、 どうやって見分ければいいの?」
などがダウンロード可能。
ブラック企業対策プロジェクトの共同代表は、今野晴貴氏、藤田孝典氏、棗一郎氏の3名。
デスカフェ(Death Cafe)のさわりのようなイベントがいつものQuaker Meeting Houseであったので参加してきた。
哲学カフェや科学カフェの類似として、という説明がなされた。
死については、特に話題提供をしてからでなくても話が始められるという。
確かに、カフェというオチのない形式がこの話題には合っているかもしれない。
Homepage | National Center for Civil & Human Rights
コカコーラミュージアムとか水族館のすぐそばについ最近(2014/6/23)オープンした。
ハウツービデオを集めたサイト。
Howcast | The best how-to videos on the web
ネットのエチケットについて。
How to Follow Proper Netiquette Rules | Howcast
*
こういう短い情報提供型の動画という形式に関心がある。
わたしは、知識やサービスのアンバンドル化と再編という社会の変化が今も進行中であると考えているが、基礎的な要素として、こういう短い教育型の動画がいろいろな形で使われるようになっていくとおもっている。
英語を聞き慣れるための練習としても使えると思うが。
先送り癖を直すコツは「ツァイガルニク効果」を使ってまず始めること : ライフハッカー[日本版]
向後千春先生経由。
三日坊主でもいいからとりあえず始めるのがいい。
何かをやめてしまったら、また新しく何度でも始めれば良い。
これは長男に伝えたいなぁ。
4択クイズ等にも使える。利用者数に制限があるようだ。
Text message (SMS) polls and voting, audience response system | Poll Everywhere
国産のもある。
子どもの村 福岡|The Children's Village Fukuoka
いろいろ興味深い。
今度行こう。
長男に教えてもらったコクヨ・ドットライナー。
水糊やスティック糊より便利。
まだ作成中のようですが。
前澤貴子 (2015) "離婚後面会交流及び養育費に係る法制度 : 米・英・仏・独・韓"調査と情報(882), 巻頭1p,1-14.
これは良い文献だなぁ。
*
この問題については、下夷美幸先生のお仕事を勉強しようと思っているところ。
マイクロソフトのクリップアート提供サービスが終わってしまったあと、どこのサイトが使いやすいんだろう?
【リンク集】プレゼン資料作りの味方! 無料クリップアート&テンプレ -INTERNET Watch
平田オリザ、初心に返って送る青年団新作「ニッポン・サポート・センター」 - ステージナタリー
2016年6月23日(木)~7月11日(月)
東京都・吉祥寺シアター
「NPO幹部職員の不祥事をめぐって関係者たちの善意が空回りしていく物語。「人を助ける」とはどういうことなのかを、鋭く問う注目作だ。」
だそうです。見たいなぁ・・・
コーネル大学による大企業のADR利用調査。1997年調査に比べて2011年調査では、仲裁利用の減少が目立つ。(特に、契約や労働)。一方、調停の利用は増えている。
紛争管理研究センター:大学院で学んでみませんかというページを作ってみた。
7月23日(土)・24日(日) JAA「調停人養成講座 基礎編」の申込募集のお知らせ | 公益社団法人 日本仲裁人協会
やっと広報になりました。あと1ヶ月で参加者に集まっていただけるかどうかは心配なところですが、今年で11年目の好評を頂いている講座です。参加者の属性が様々で、毎年面白い化学反応が起きています。案内に、「調停に関する一定の知識がある方」とは書かれてしまっていますが、知識がない方にも楽しんで学んでいただけるように工夫していますので、関心のある方は、ぜひ参加を頂ければと思っています。
CNN Student Newsでやっていた、飛行装置のリンク。
JetPack
空を自由に飛べる装置ジェットパック! ついにNYの自由の女神像を観光! | エニグム(ENIGME)
Flyboard
ジェットエンジン搭載で空を自由に飛び回れるジェットボード「Flyboard Air」が登場 - GIGAZINE
こんなのあるんですね。
事務所の中に社会福祉士もいて、DVシェルターのNPO運営もされている。
社協や児相など様々な団体とも連携されている話がサラッと出てくる。こういう法律家のあり方は、これからの弁護士の一つの方向性を示していると思う。
以前、対話調停カフェにも参加してくださった高木成和弁護士が支所長を務めておられる岡山パブリック法律事務所の津山支所の座談会の記事。木島紗千恵弁護士も、岡山仲裁センターでのトレーニングに参加してくださっている。
もっと詳しく伺いたい。
正月の読書として、
山下英三郎 (2012) 『修復的アプローチとソーシャルワーク : 調和的な関係構築への手がかり』 明石書店.
を読んでいる。
山下英三郎教授は、スクールソーシャルワーカーとしての草分けの方らしい。
特に、いじめ問題への修復的アプローチの活用を唱えておられるが、とても共感できる。
具体的に言えば、日本では、被害者加害者調停について、被害者の手続参加の側面に注目されすぎ、殺人などの大きな被害が出た事件での適用に注目が集まりがちであることへの違和感であるとか、ファシリテーター(メディエーター)の能力やスタンスを重視する点であるとかの点に、共感した。
高校の演劇部の協力を得たビデオで、とても丁寧に作られている。
先日、立命館大学に行ってきたのだが、どうやら立命の先生が中心に立ち上げたらしい、対人援助学会というものがあることを知った。
この学会は、ユニークなことに、学会誌とは別に、Webマガジン「対人援助学マガジン」を発行している。
そこで見つけたのだが、國友万裕さんという方が、男性が受ける差別についての考察をされていて、興味深かった。
アメリカの「対立から学ぶ教育」~誰もがピースメーカーになれる教育実践|図書館|チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)
社会的感情的学習(Social and Emotional Learning)との関連を言及。
ラムザイヤ教授の2015年に出た、日本法についての単著『Second-best Justice』についてのBook talk。
HLS Library Book Talk | Mark Ramseyer, Second Best Justice: The Virtues of Japanese Private Law
*
ラムザイヤ教授の動画があるのなら、ヘイリー教授の動画もあるだろうかと検索してみたら、1986年に行われたインタビューが出てきた。インタビュー相手は、マッカーサーの下で日本国憲法を作ったケーディス大佐。ヘイリー教授ってこういう人だったんだ、と思った。
Pema Chödrönの言葉の引用。
最も難しい人たちでさえ、私たちの先生になる。
(Everyone - even the most difficult people can be our teacher.)
動画:Robert Mnookin - Mediation Secrets Exposed: Three Tips You Need to Know
Mnookinは、現ハーバードPONのチェア。
2004年の書籍である、"Beyond Winning"の宣伝なのだが、10分くらいで大事なことをざっくり説明するという用途が、YouTubeにはとても向いているように思う。
綾屋 紗月:研究者として、発達障害を持った個人として、自分自身を研究すること
[綾屋 紗月/Satsuki Ayaya – TEDxKids@Chiyoda 2014 | NOV/30/2014(SUN) 3331 ARTS CYD]
最後に、当事者研究のポイントを、具体性(抽象性ではなく)、構造性(責任制ではなく)、共有性(密室性ではなく)の3つにまとめている。