説得型の調停モデルでは、調停委員の価値観しだいでは、ハラスメントになりかねない。
(しかし、傾聴によって当事者の決定を促すモデルなら大丈夫という考え方には落とし穴がある。当事者に寄り添うといっても、調停人が無色透明になることなどないのだし、調停人自身を隠したままで合意を調達できるという考え方は、調停人自身の権力性を相対化する契機に欠けるという意味で危険だ。)
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説得型の調停モデルでは、調停委員の価値観しだいでは、ハラスメントになりかねない。
(しかし、傾聴によって当事者の決定を促すモデルなら大丈夫という考え方には落とし穴がある。当事者に寄り添うといっても、調停人が無色透明になることなどないのだし、調停人自身を隠したままで合意を調達できるという考え方は、調停人自身の権力性を相対化する契機に欠けるという意味で危険だ。)
2009年07月07日 11:47に投稿されたエントリーのページです。
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