東大経済学部教授の岩本康志氏のブログに、なんともすごいグラフが載っている。
しかし,上の図を見ると,誰でも第2次大戦時と比べたくなるだろう。リアルな戦争にこれだけの戦費をつぎ込めば厭戦感が支配的になるところだが,現在のわが国では一層の景気対策を求める主戦論者がまだ優勢のように見える。
これだけ赤字を垂れ流しても、働きたい人に仕事がないという状況はどういうことなんだろうかとおもう。
『無人島の十六人』とか、中島敦とか、戦中に出版された小説が面白いと最近感じていただけに、このグラフが持っているインパクトを感じる。
経由:城繁幸:本土決戦2009