2016年09月28日

10/15の対話調停カフェは拡大版で

10月15日に予定している対話調停カフェですが、愛媛和解支援センターから10名も参加して下さるということになりました。

当日の内容としては、「ふりかえること」をテーマとして、以下の構成にしたいと思います。
1.ミニ講義(対話型調停とふりかえりについて) 入江 40分程度
2.ペアワーク:人生曲線 40分程度
3.模擬事例検討会 90分程度

2016年10月15日(土) 14:00-17:00 場所:九州大学文系合同講義棟 207教室 (箱崎キャンパス)

模擬事例検討会については、事前に話題となる情報を提出してもらうことにしました。
(事例提出は義務ではなく、任意)

様式は、

模擬事例検討会事例提供について
模擬事例検討会事例提供ワークシート

です。

懇親会も行うことに致しますので、参加希望者は連絡下さい。

対話調停カフェは、参加費無料。懇親会は実費(おそらく4000円から5000円程度になると思います。学生は多少安くなるかも。)

下記に、記載して、入江(hideaki@hirie.sakura.ne.jp)までメールしてください。
--------------参加申込----------------
第4回 対話調停カフェ参加希望
氏名:
メール:
電話:
1.対話調停カフェへの参加する しない の区別
2.懇親会への参加する しない の区別
--------------------------------------

すでに参加表明されている方も改めて連絡頂けば助かります。

2016年09月26日

新潟県司法書士会での調停技法研修

久しぶりに新潟県司法書士会での研修を担当させていただいた。

以前は、いろいろな司法書士会で研修させていただいていたが、最近めっきり減っている。

今回は、土地家屋調査士会、社会保険労務士会、行政書士会からの参加もあり、多様性のある研修会として、トレーナーとしても楽しくさせていただいた。
参加メンバーが多様な方が、参加型の研修、グループ討議などは充実すると思う。

新潟県司法書士会は、2007年に研修に呼んでいただいたが、ソロトレーナーとしてのデビューだったので、思い出深い。
もう10年近くやっていると思うと、なかなか感慨深いものがある。

今回は、東海大学の北村隆憲教授が、トレーニングやロールプレイの様子をビデオ撮影して分析してくださるという初めての試みとなった。今後の展開が楽しみ。

2016年09月18日

へろへろ

鹿子裕文『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』(2015年・ナナロク社)

宅老所よりあいの雑誌『ヨレヨレ』を編集していた鹿子裕文さんの本。twitter
よりあいの森という規模の大きいプロジェクトへの道のりを描いている。
ドライブ感がある。

市民団体運営や、ファンドレイジングの教科書的にも読めるかもしれない。

よりあいの創業者の下村美恵子さんも、よりあいから「退職」されたという話が出てくる。
一つの時代が終わったということなのだろう。
よりあいのWebサイトで以前は販売していた雑誌『ヨレヨレ』については、バサっと削除されてしまっているようだ。
書かれていない物語もあるということ。

過去のエントリー:
谷川俊太郎と伊藤比呂美のイベント

モンドくんのお父さんのボギーさんのブログ:
ボギーの悪趣味音楽作法

2016年09月16日

にわか将棋ファン

最近、将棋のNHK杯を楽しみにしている。

今週末の解説は、22歳の千田翔太五段。twitter

前のNHK杯で、準優勝だったが、素人目に見ても他の棋士と違うわけのわからなさがあって、好きになった。

大川慎太郎著『不屈の棋士』(2016年・講談社現代新書)は、コンピュータ将棋をめぐるプロ棋士へのインタビュー集だが、千田さんの異質な取り組みが興味深かった。

他の棋士達のほとんどは、コンピュータ将棋の、特に終盤の精密さをチェックするためと、序盤から中盤にかけて、コンピューターが新しい手筋を発見することに関心があるようだった。
千田さんは、自分がコンピュータからどう学べるか、ソフトによって自分の棋力がどう上がるかだけに関心を持って取り組むと宣言している。

千田さんの他には、糸谷哲郎八段が、いまはソフトの強さやプロ棋士との勝敗に関心が集まっているが、教育目的でのソフトの活用という方向性がある点を指摘していた。

羽生善治三冠も千田さんのことは気にしているようだったし。

最近、広瀬章人八段に棋王戦でも勝つなど、今年度の成績が27戦22勝5敗、8割1分5厘の勝率と、ついに最多勝、最多勝率に躍り出ている。

今年度棋士ランキング|成績・ランキング|日本将棋連盟

この調子でぜひタイトルも取って頂きたい。

2016年09月15日

津屋崎ゼミ合宿

去年は糸島のRISE UP KEYAというところに行ったが、今年は、津屋崎での合宿だった。(9/12-13)

JRで博多から福間まで行き、そこからバスで。
思ったほど遠くない。福岡の中心部とは空気感が全く違う。また、農業地域の糸島とはまた違った方向で、海と歴史の場所という感じだった。
「福岡の葉山」と呼ばれたこともあったらしいが、個人的には大磯を思い出した。

外から来た人にやさしい土地柄だということをおっしゃっていた人がいた。
見た目は漁村的でも、住んでいる人の感覚が都市的なのではないかなとも感じた。

宿泊は、夏場に海の家として経営されている民宿まさごで。バーベキューにはさざえもあり、大量の肉もあったが、学生さんたちは追加注文をしていた。リーズナブルというか、お安くしていただけて、ありがたかった。

この合宿のために下見に行って企画してくれた幹事の学生二人、また、何かと相談に乗ってくださった津屋崎ブランチ福井さんのおかげで、とても充実した2日間となった。

野瀬さんの冷やしおでんもおいしかったし、福井さんのまわしよみ新聞も興味深かった。

2016年09月13日

長崎県土地家屋調査士会のトレーニング

9/10-11は、長崎県土地家屋調査士会の調停技法研修を行ってきた。

最近、2日間のトレーニングを団体から依頼されるケースが減っているが、私だけではなく、トレーニング実施そのものも減っているような感じだ。
長崎での土地家屋調査士会での研修も久々の企画だったそうだ。

調査士の境界立ち会い業務と、調停は一見似ていそうに見えるけれど、目的も方法も違うところが多いのではないか、ごっちゃにしてもどちらも妥協要請型的にならざるを得ないのではないかなどということも話した。

前の行政書士会での研修にも出て下さった方がおられたり、五島列島からの参加者もおられたりして、和気あいあいとできたのはよかったと思っている。

JRのかもめで行ったのだが、行きと帰りでずいぶん乗り心地が違った気がする。
どちらも黒い車両だったのだが。
今度長崎に行くときは白いかもめを選んで乗ろうとおもう。

2016年09月03日

8月のことなど

8月19日福岡県土地家屋調査士会研修。
8月22日、23日Brad Heckman氏(New York Peace Institute)によるMediation Training受講。
8月26日、熊本県弁護士会・震災ADR・事例研修会。8月27日午前、熊本県弁護士会・震災ADR・技法研修会。午後、震災ADRシンポ。
8月28日 PCAGIPネットワーク設立会へ参加。
8月31日、広島弁護士会、交渉・相談トレーニング。

と、忙しかった。
中でも、震災ADRシンポのコーディネートでとても疲れたが、関係された先生方に「よかった」と言って頂けて、ホッとした。

Brad Heckmanさんは、Ted Talkでメディエーションについて語っている方。

Watch "Mediation and mindfully getting in the middle: Brad Heckman at TEDxTeachersCollege" Video at TEDxTalks

サンフランシスココミュニティボードの設立者のショーンホルツの下で働いていた経験をお持ち。
これまでのメディエーション運動とは違うアプローチで行動(マーケティングその他)するのだと言っておられたのが印象的だった。

震災ADRシンポについては、関係者に恵まれた。
仙台の斉藤睦男先生、阿部弘樹先生のADRへのコミットメントには本物性がある。事前準備の打合せなどでも、ハッとすることがいくつかあった。私にとっても学ぶことが多いイベントになった。

シンポ当日は、パネルディスカッションの司会もしたが、時間進行が押せ押せになっていて、ゆったり議論するという感じにできなかったというきらいはあったとか、熊本の弁護士や、熊本の司法書士にももっと来て欲しかったという反省もあったが、しかし多くは遠くから約100名来て下さって、本当にありがたかった。

2016年08月07日

二弁夏季勉強会

あっせん人の倫理に関わる問題をテーマにした勉強会が行われた。

出井直樹先生が基調報告をされ、室谷和弘先生が、今回のために実施したアンケートの結果分析を報告された。

中村芳彦先生、上原裕之先生、山崎司平先生らも参加。

倫理上の問題を経験から集積、分析するアプローチは重要だと思う。
単純集計的な報告だったのだが、もう少し深めて研究したいテーマだと思った。

この勉強会が良いのは、弁護士会以外からの参加も認めているところ。

来年は合宿になる予定。

面白い議論としては、あっせん人が現地を見に行くことの妥当性についてであった。

現地調停を行うこと自身を考えていないという機関の発言もあったが、難しい話として、あっせん人がひとりで現地を見に行くことはいかがなものかという問題提起もあった。
たとえば、交通事故の事案で、交通量の問題や、死角の存在などで状況を把握したくなるという場合に、あっせん人が単独で現地を見てきました、みたいな話である。
そんなことなんでわざわざするのかという話だが、では、そうした行為が禁止の対象か、処罰に値するかといえば難しい。

おおかたはいつもの話だったかもしれないが、他にも、少し新しい話が出てきている。研究しなきゃとおもった。

2016年08月06日

映画:さとにきたらええやん

釜ヶ崎のこどもの里という場についてのドキュメンタリー映画をKBCシネマでみた。

とても良い映画だった。
子どもの遊び場というだけでなく、子どもが寝泊まりして生活できるようにしている。

子どもを持つ親への支援も視野に入っている活動をされている。

「支援」という言葉はいろいろなところで使われているし、自分でも使っているけれど、何を見てそれを言っているのかは、本当にそれぞれだと思う。

個人的には、映画としては音楽の使い方をもう少し抑えてほしかったが、SHINGO☆西成さんの、「心とフトコロが寒いときこそ胸を張れ」|という曲は気に入った。

『さとにきたらええやん』

特定非営利活動法人(NPO法人)こどもの里

2016年08月02日

震災ADRシンポについて

http://qdaicms.jimdo.com/震災adr/震災adrシンポ/

6月末頃から関わってきた熊本県弁護士会が中心として行っている震災ADRのシンポジウムを、8/27午後に熊本大学で実施する。

200人入れる部屋なのだが、どのくらい来て頂けるか。
内容的には非常に充実していると思う。

***

私が震災ADRに入れ込んでいるのはいくつか理由がある。
ひとつは、震災ADRが、穂積重遠以来、原後山治以来の日本型の市民的ADRの正統だと思うからだ。

よく、弁護士会ADR対隣接専門職ADRの構図での議論がされるが、私は、そういうアングルの議論にあまり関心がない。

評価型調停と対話促進型調停の対立の議論をしているようで、実は、弁護士会ADR対隣接専門職ADRの議論をしたいだけという場面にはさんざん出会ってきた。どちらのサイドも利用者目線が不在の、おおむねあほらしい内容だった。

そうした政治的動機に基づくトップダウン型ADR=上意下達動員型ADRと、利用者ニーズから出発する市民的ADRの対立こそ、よほど本質的だとおもう。
それは当然、弁護士会ADRの内部にもあるし、司法書士会ADR、行政書士会ADRの内部にもある。

市民的ADRは、運営が難しい。しかし、その難しさは、追及する価値があるものだと思っている。



紛争管理研究センター

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