鈴木克明先生の、「学習力アップのためのeラーニングデザイン」というタイトルでの、1時間20分の講演が聞ける。
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・インストラクション・デザインを、Eラーニングにおける使いやすさ(ユーザビリティ)の洗練と認識している人が多いが、むしろその層(レベル)とは異なり、効果的教育(ガニエ・9教授事象)や意欲を引き出す教育の方法論(ARCSモデル)が体系化されていることが重要。
・意欲を引き出す方法のフレームワークであるARCSモデルでは、「大事なことは難しい」という点への対処をしようとしている。Relevance(あなたの仕事に役に立つ)と、Confident(あなたにもできる)の両立は難しいが、両方しないと、学習意欲が湧かない。
といったところがポイントだと思った。
インストラクション・デザインを作ったガニエはもともと心理学者だったという話もちらっとしていた。
「いつも同じ話をしているので、聞き飽きた方もおられるかもしれませんが、落語だと思って聴いてください」という表現がちらっとでてきて、同じ大事なことを話し飽きずに話をできるようになるということも、大事だなぁと思った。
普及学(Diffusion of Innovations)についての言及もあった。
過去のエントリー:
インストラクションデザインのポータルサイト
鈴木克明 『教材設計マニュアル』