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雑誌の購読よりノートを作ることを勧める

調停のトレーニングのときは、やる気が出るのだけど、持続しない。どうしたらいいか、と、よく聞かれる。
あるいは、どういう文献を読むのが良いのかも聞かれる。雑誌を購読するなら何がいいでしょうかとか。

その都度いろいろ応対していたのだが、最近考えたのは、むしろ、ノートを作ることではないかとおもった。
ノートには何を書いても良いが、ルールとして、「後で読み返して分かるように」書く。これがけっこう大変である。例えば打合せなどで備忘用にとるノートとは目的が違うので、勉強用のノートは分けた方がいい。

わたしは研究しているので、当然ノートは作っているが、いろいろ試行錯誤をしている。
まずは始めることが大事だと思う。

パソコンなどで書くのと、紙でアナログに書くのとがあるが、特に、紙で書くのをお勧めしたい。
何かを読んで覚えておきたいということを書き留めておくのもよいが、むしろ、自分が考えたことを端的に書いておく方が役に立つと思う。また、わかったことだけでなく、わからないこと、気になることを書くのもよいとおもう。

結城浩さんの文章参照:
勉強日記の書き方
あなた自身の航海日誌

コメント (2)

を:

たしかに研修を受けたあと「楽しかった」、「ためになった」、「いつもと違う体験をして疲れた」などという漠然とした感想ではなく、具体的に自分の言葉で書き留めて言語化しておくということは、調停のトレーニング以外でも有用なことだと思います。
たまに「ノートなんか取るな」ということをおっしゃる講師もいらっしゃいますが「今その体験をしているときにノートなんか取らずに目の前の課題に打ち込め」という意味なんでしょうね。

ヱ:

「を」さま、ありがとうございます。
先日のトレーニングでもありがとうございました。

ノートを書くことで、ひとつの区切りを付けて、次に行けるというところも大きなメリットだとおもいます。

気持ちの整理にもなるという意味ですね。

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2010年05月01日 17:14に投稿されたエントリーのページです。

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