多くのNPO・NGOはボランティアの使い方を間違えている。彼らに単純作業渡して終わり。それでは意気揚々でボランティアに来たメンバーもおもしろくなくなりボランティアに来なくなる。そんなもの代行業者に委託しても大きな額にはならない。そうではなく、彼らに広報や資金調達・イベントを自分たちのやりたい形で運営してもらうのだ。10人規模の小さな規模のイベントや、目標金額10万円程度の資金調達プランなら、リスクも大きくないし、何より彼らが自発的に自分たちの発想で動いてくれる。
なるほど。
「文化祭のり」みたいなところでファンドレイジング(とアウトリーチ)をやっていくこと自身をボランティアメンバーに任せ、団体の運営スタッフは地味な裏方をするという発想は面白いなと思う。
アメリカのコミュニティ調停の文献を見ていたら、イベントでクッキーを焼いてファンドレイジングをしたという話が出てくる。実態はよく分からないが、意外と地味で現実的なことをで成果を挙げているところが、中長期的に見て信頼を獲得していくんだろう。
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ファンドレイジングについては、以下のようなサイトもある。