中京大学の企画で、Mediator's Handbookの著者、Jenny Beerによるワークショップを実施。
結構がんばって準備した甲斐があった。
一人の聴講者としてもとても満足できた内容だった。
午前中は、フィラデルフィアのコミュニティ調停の状況を率直に教えて下さり、午後は、トレーニングの方法で扱いづらいポイントの考え方を紹介して下さった。
例えば、「トレーナーはデモを前でやった方がいい。トレーナーも失敗するが、それがよい。参加者にとって気が楽になるからだ」という説明があった。
単にレトリックとしてこういうことをおっしゃっているのではなく、それがスタンスとして徹底している。
自分というリソースを当事者に対して開放するのが調停であり、それをトレーニングの場で行うのが調停トレーナーの役割なのだ。
準備(ロジ)では不行き届きがあったが(サラリーマンとしてのセンスがますます失われている・・)、参加者のリアクションも良かったし、満足している。ありがたかった。