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2009年01月 アーカイブ

2009年01月02日

2009年

あけましておめでとうございます

ことしも良い年でありますように。

今年の抱負。
1.研究を公表する。
2.メディエーターとしての活動を行う。
3.トレーニングの幅を拡げる。(対象参加者、扱う項目)

2009年01月03日

金融庁ADR推進室

NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース -マクロ経済の動向から金融政策、業界の動きまでカバー


金融庁、金融ADR機関の制度化へ推進室

 金融庁は裁判以外の紛争解決(ADR)機関の制度化に向け、総務企画局に金融ADR推進室を設置した。金融庁は銀行・証券・保険といった業界ごとにADR設置を原則義務付ける方針で、推進室は必要な法改正の準備などを担当する。当面は職員を3人置く。

 また、金融庁や金融業界団体などで構成する金融トラブル連絡調整協議会は24日、業界団体に寄せられる「苦情」の定義を決めた。利用者が商品やサービス、営業活動への不満足を表明すれば、具体的な解決策などを求めていなくても苦情として取り扱う。苦情の定義を統一し、各業界の状況を比較できるようにする。2009年4月から適用する。(07:00)

専属職員が3人の体制というのは、案外本格的な動きになるのかも。

2009年01月04日

福管連についての報道

福岡市のNPO法人 マンション紛争 解決機関に認証 裁判より簡単、迅速 / 西日本新聞


福岡市のNPO法人 マンション紛争 解決機関に認証 裁判より簡単、迅速
2008年12月30日 00:12 カテゴリー:社会 九州・山口 > 福岡

 福岡市の特定非営利活動法人(NPO法人)「福岡マンション管理組合連合会」(福管連、杉本典夫理事長)が、時間や費用のかかる裁判に代わって紛争を簡易迅速に解決するための機関(ADR=裁判外紛争解決手続き機関)として、法務省から認証を受けた。ADR機関の認証を受けるのは九州で初めて。マンション分野やNPOでは、全国初という。

 ADR機関は、当事者同士で自主的に紛争解決を図るために仲裁、調停、あっせんを行う機関。弁護士法で無資格者によるこれらの行為は禁じられているが、一連の司法改革の一端で、認証を受ければ弁護士資格がなくても法律問題に介入できるよう法制化された。

 認証を受け福管連は、マンションをめぐる建設・販売業者と管理組合との契約問題や、住人の騒音、滞納などのトラブルに、第三者の立場で介入。内容に応じて弁護士や1級建築士などに調停を依頼し、当事者を交えて解決策を話し合う。

 手数料は数万円から、解決までの期間も3カ月をめどにし、裁判をするよりも時間や経済的負担の軽減を図る。ただ、調停に法的な拘束力はないという。認証は24日付。

 杉本理事長は「これまでは相談を受けてもアドバイス程度しかできなかったが、今後は双方を呼んで解決を図ることができる。本人同士ではこじれることも多く、気軽に利用してほしい」と話している。

 出張分の費用負担があれば県外への対応も可能。福管連=092(752)1555。1月5日から。

=2008/12/30付 西日本新聞朝刊=

NPOとしては、ADR法認証をはじめて受けたということになる・・・。

2009年01月05日

民間ADRへの財政支援の必要性に関する原後発言

昨年亡くなった原後山治弁護士は、ADRの構想について、弁護士会内では、超少数説とも思われる国家財政運営説を唱えておられる。
現実の弁護士会の紛争解決センター・仲裁センターの姿と、創始者の思いは必ずしも一致していない。

僕は構想しているのは、「特殊法人法律処理センター」というか、「紛争解決センター」というものです。今やっている我々の仲裁などというのは、全く財政的に基礎がない。国家予算をもらっちゃうと紐ついたりするとかいろいろあるけれども、本当はこの財政こそは国家予算で賄うべきで、今やっている法律相談とか仲裁とか、それから今おっしゃった調停なども含めた独立した裁判所と並立した紛争処理組織がもしできたら、理想だと思う。そういうところが統括していって、そして裁判所と協力しながら、こういう事件は仲裁の方がいいから仲裁センターへ回せ、これは調停に回そうとか、そういう協力関係でやって行ければ理想だと思う。・・仲裁とか調停とかいうようなものは強力な国家の財政にバックアップされた組織として運営されていかなければならないだろう。それへの過渡的な形として今弁護士会でやっている。 114-115頁 那須弘平他「弁護士会仲裁と法化社会(プレシンポジウム座談会第1回)」第二東京弁護士会編(1997)『弁護士会仲裁の現状と展望』(判例タイムズ社)81-116頁

過去のエントリー:原後先生を悼む

2009年01月06日

やっと聴いてくれました

「あなたが真に求めているものは何ですか?」
「なんてこったい、いままで誰もその質問をしてくれなかったよ」
Kovack教授の発言(p.327)

Alfini, et al, (1993) "What Happens when Mediation is Institutionalized: To the Parties, Practitioners, and Host Institutions"
Ohio State Journal on Dispute Resolution, 9, pp.307-332

2009年01月07日

向後千春先生のWebサイトリニューアル

kogolab.jp :WordPress をインストール

Movable Typeから移行しているようだ。
このテーマ(SimpleX)はとてもシンプルでよいなぁ。

いじってみたいという、現実逃避な気持ちが・・

2009年01月08日

もやもや相談

東京新聞:若者に“もやもや相談” 都が18歳以上対象 秋葉原事件など受け:社会(TOKYO Web)

若者に“もやもや相談” 都が18歳以上対象 秋葉原事件など受け

2009年1月6日 夕刊

 昨年六月の東京・秋葉原の無差別殺傷事件など、動機が不可解な犯罪が多発していることを受け、東京都は新年度、十八歳以上の若者を対象に、どんな悩みでも受け付ける相談窓口を設ける方針を固めた。漠然とした不安や悩みを持つ「もやもや感」を受け止め、自殺や犯罪、ひきこもりを防ぐのが狙いだ。

 都によると、新年度予算案に「若年者総合相談(仮称)」などの事業費四億円を盛り込む。

 まずは電話相談から始め、電子メールや面接でも受け付けられるようにする。

 十八歳未満には青少年健全育成条例や児童福祉法があり、相談窓口が充実している一方で、十八歳を境に、行政の支援態勢は細っているという。

 その一方で、他人と意思疎通が取れず、ひきこもりやニート(若年無業者)とされる二十-三十代の若者が増加。

 不可解な動機による重大事件も次々と発生した。

 有識者らでつくる都の青少年問題協議会は「生活のあらゆる場面で生きづらさを覚え、追い詰められた揚げ句の逸脱行動」と分析。未然に食い止めるために十八歳以上の相談態勢を構築すべきだと提言した。

 どんな悩みでも受け付ける「もやもや相談」を入り口に、内容に応じて、都が既に実施している就労、ひきこもりの自立支援といった専門相談に引き継ぐ考えだ。

 都青少年・治安対策本部の担当者は「自分でも整理できない『もやもや感』の受け皿となり、考えを整理する手伝いができれば」と話している。

「若者問題」とされていて、若者が「もやもや」していて、それを相談者に話して、考えを整理して解決できればよい・・という考え方。役に立つ場合は多いとはおもうのだが、二者関係(カウンセリングまたは情報提供)だけでなく、三者関係(メディエーション)のメニューも持ってもらえるとよいとおもうのだが。

なぜなら、第一に、問題はしばしば、家庭関係であったり、友人関係であったりする。三者関係で話し合った方が直接的な問題解決につながるばあいがある。
第二に、相談者が「専門家」との二者関係で話し合う限り、その構造上、相談者個人に問題が焦点化され、しばしばそのこと自身が問題を解決から遠ざけてしまう。
自責的な相談者と専門家が眉間にしわを寄せて解決案を考えるより、問題の関係者をつれてきて話し合えば、相手があっさり解決のためのリソースを開放するかもしれない。

たとえば家族との関係が改善されれば、福祉に直接頼らなくて済む場合も増えるということは行政自身がよくご存じのはずなのだから、そこに資源を投入しても矛盾はないはずである。(行政にとっては)
もちろん、それが福祉切り崩しの理由にされてはならないのであるから、当事者の選択を実体的に尊重できる手続として制度化することが重要だ。(当事者支援団体にとっては)

2009年01月09日

ADR法認証:沖縄県社労士会

沖縄県社会保険労務士会

日付は2008年12月26日と書いてあるが、Webでの公開は年明けだったようで。

沖縄地域では初。

2009年01月10日

竹内敏晴『からだ・演劇・教育』

竹内敏晴(1989)『からだ・演劇・教育』 (岩波新書)

存在を知らなかったが、石飛さんのブログで紹介されていたので読んだ。

定時制高校での演劇教育の記録で、ぐっとくるようなエピソードがつまっている。

平田オリザがやっていることというのは、竹内敏晴の活動から左翼臭をなくすことかもしれない。なんていうとどちらからも叱られるかもしれないが、考え方としても、方法論としても似ているなぁとおもった。

竹内敏晴先生は、最初の文章は、「思想の科学」で発表。野口体操の方法論も取り入れている。南山短大人間関係科教授もされていた方。

わたしも最近ワークショップのまねごとをしているが、まだまだ、ひとさまに何かを提供できるだけの”からだ”になっていないなぁとおもう。
昨年の末頃から正月にかけてぐずぐずと体調がすっきりしなかったのも、”からだの耕し方”を充分知らないのにいろいろ無理をさせているからかなぁと思ったりもする。特に、のどがすぐ痛くなるのは、声の出し方を知らないからだろう。

レッスンに出てみたい。

2009年01月11日

愛知県青年司法書士協議会(昭和会)・応用編

11月の基礎編二日間に続き、1月10日、11日の二日間実施。
参加者は少し減って16名。

公益活動を熱心に取り組んでいる方が何人かおられた。
今回のトレーニングは種まきという位置づけだけれど、芽が出ると良いな。

2009年01月12日

東京地裁委員会が利用者アンケート

東京新聞:裁判所を“採点”して 東京地裁委 利用者アンケートへ:社会(TOKYO Web)

「回答数が三百に達した時点で終了」などと言わずに、恒常的なアンケートを実施してほしいなぁとおもいます。

“生のご意見”うかがいます-。学識経験者や法曹、マスコミ関係者らでつくる「東京地方裁判所委員会」は、裁判所の利用者を対象にしたアンケートを月内にも実施する。民事事件の関係者が対象。裁判員制度の実施を控え、とかく堅苦しいイメージの裁判所が積極的に市民に働き掛けるのは異例だ。 (佐藤直子)

 アンケートは民事事件の手続きや申し立てのために相談窓口などに訪れた人、係属中の事件に関連して出頭した人らに記入を依頼する。法律家や刑事事件の関係者は除く。

 質問の項目は(1)申し立てのために訪れた相談窓口の対応はどうだったか(2)庁舎の案内サービスはよかったか-など。

 アンケート用紙は地・簡裁民事訟廷事件係や、簡裁受付相談センター、地裁民事公衆待合室などに置いて記入してもらい、回収箱で集める。実施期間は約一カ月を予定しているが、回答数が三百に達した時点で終了する。

 地方裁判所委員会は司法改革の柱の一つとして、できた。しかし、「裁判所運営への国民参加」を理念にしながら、委員会は一般にほとんど知られておらず、形骸化(けいがいか)も指摘されてきた。それだけに、今回の取り組みは委員会の存在をアピールする好機。全国の地方裁判所委員会に同じ動きが広がる可能性もある。

 委員会は、アンケート結果から利用者の要望や裁判所運営の問題を整理し、裁判所に改善の提言をする計画だ。メンバーは「裁判所が市民にとって身近な機関になるよう、積極的に市民の意見を吸い上げたい。裁判員制度に市民が関心を向ける動機づけにもなる」と話している。

2009年01月13日

家事調停における同席調停を評価

二宮周平(2007)『家族と法―個人化と多様化の中で』 (岩波新書)

家事調停は、当事者を別々に呼んで話を聞く別席調停が多い。しかし、申立人・相手方の了解を得た上で、審判官・調停委員・調査官・関係者が一堂に会して話し合い、総合的な紛争解決をめざす同席調停も行われつつある。別席調停では、調停委員が一方の思いや希望を相手方に伝えるが、同席調停では、専門的な第三者の立会いの下、話し合いのルール(誹謗中傷しない、相手の言い分を聴くなど)が示された上で、当事者双方が直接話し合うので、これまで話せなかった思いなど、お互いの胸の内を開くことがあり、自主的な解決を可能にする点ですぐれた試みだといえる。 pp.212-213

2009年01月14日

紛争を噛み合わせる

Bernard S. Mayer (2004)"Beyond Neutrality: Confronting the Crisis in Conflict Resolution"Jossey-Bass

昨年(2008年1月)に米国訪問したときに、複数の方から薦められた本。

BushらのTransformativeアプローチは、専門家活動目標として、当事者の変容(ないし成長)を言うのは少し言い過ぎではないかという問題提起をしている。
当事者が成長する「準備ができていれば」、調停がその成長の機会になればよいということには同意するけれども、むしろConflict Engagementを調停の目標にする方がよいと提案している。その理由としては、後者の方が、控えめでもあるし、と同時により挑戦的で重要な目標になり得るからと言っている。(P192)

例えば、「ケンカを助ける方法(How to Assist with a Fight)」も使う場面があってもよいのではないかと、提案している。(P199)

Conflict Engagementというのは、紛争を顕在化させて噛み合わせるというイメージの言葉のようだ。

成長とかWin-Winとかを言い過ぎると茶坊主くさいよ、ということなのかな。

2009年01月15日

仙台での弁護士会・医療ADR

河北新報ニュース 仙台弁護士会と宮城県医師会 「医療・高齢者」で連携へ

2009年01月16日

PIフォーラム連続セミナー2008

「PIフォーラム連続セミナー2008」の担当分(2008/12/11,2009/1/15)は昨日で終了。

今年はファシリテーターの実務家やトレーナーも参加いただいたし、ファシリテーションに接点のない普通のサラリーマンの方も参加いただいた。

法律家・法律職相手とは反応が違っておもしろい。

昨年よりもさらにワーク重視にしていくつか組み替えた結果、自分としては大分やりやすくなった。
2時間ずつ合計4時間という短時間ワークショップでもある程度できるという感触が持てたのも収穫。

楽しそうに参加して下さると、なにより、よかったとおもう。

2009年01月17日

「マ」印のみかん

真穴共選 -Web Site-

松山から贈っていただいた超絶においしいみかん。
みかん観が変わりました。

今年の販売は終了している模様。

2009年01月18日

Baruch Bush in DVD

The "Purple" House Conversations A Demonstration of Transformative Mediation in Action

Bushがデモ調停人として活動しているDVDを入手した。
ひげもじゃもじゃで、グルっぽいが、説明は明確。

2009年01月19日

東京都行政書士会の調停技法トレーニング終了

O先生との共同トレーニングでの6日間、ほとんど脱落者もなく参加して下さった。
基礎編一日目はなかなか難しいなとおもいながらのスタートだったけれど、よい研修になったとおもう。

最後は共同調停のロールプレイだったのだが、「人の話を決めつけがちなのに、はじめて探りを入れられる質問ができて自分で驚いている」とおっしゃったかたがいた。

2009年01月20日

静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”ADR法認証取得

裁判でなく紛争を調停する“ふらっと” 静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”

法務省:認証紛争解決事業者情報

センター長になった小澤さんのブログ記事

気合いの入ったグループが運営しておられる。
運営者が身近なこともあり、とてもうれしい。

2009年01月21日

アクションラーニング

清宮普美代(2008)『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』(PHP研究所)

kogolab経由。

ファシリテーション手法のひとつと考えられる「アクションラーニング」の方法論を紹介している。
メディエーションとも前提となる考え方も多い。話し合いのノルムを設定してプロセス管理を行い、問題の再構築作業そのものを話し合いの中で丁寧に行う。
メディエーションスタイルのなかでは「問題解決型」と呼ばれる類型に近いだろう。

テクニックとして面白いと思ったことのひとつが、現実の話し合いの途中に話し合い過程をふりかえるプロセスを戦略的に使っていることだった。
メディエーションのテクニックでも言及される場合があるけれど、アクションラーニングの会議では、節目節目で必ず使っていくもののようだ。

著者は、株式会社ラーニングデザインセンターの社長さんで、NPO法人アクションラーニング協会の代表。
NPOが実施する基礎講座は94,500円、コーチ養成講座は399,000円。

2009年01月22日

交渉教育への関心

miscellaneous : blog | Negotiations

若手裁判官の方が、交渉教育に関して考察しておられる。
ベルリッツでの交渉教育に感心してということで。

2009年01月23日

米国のコミュニティ調停

Daniel McGillis(1997)"Community Mediation Programs: Developments and Challenges" Diane Publishing Co.

コミュニティ調停の文献でよく参照されているレポート。

Google Book

2009年01月24日

「新しい郊外」の家

馬場正尊(2009)『「新しい郊外」の家 (RELAX REAL ESTATE LIBRARY)』太田出版

著者は、直接の面識はないが、友達の友達。
東京R不動産のディレクターという説明が一番わかりやすいのかな。
すでに成功しておられるが、もっと偉くなるひとなんだろうなとおもう。

千葉県で海の近くに家を建てた話なのだが、家族の話が詳しすぎるくらい出ている。
同世代だし、身につまされる話も多かった。
千葉の前は湘南を調べていたという話も出てくるし。

馬場家は崩壊の後、再生するのだがその記録とも言える。

 馬場家がたどり着いたのは、個々がバラバラの部屋で、適度な距離感を持って生活すること。それがこの集団には最適なのだということに気がついた。他の人からは、それは淋しいのではないかと指摘されることもある。しかし十数年を経て、僕らにはそれが正しい答えだという結論に至った。家族関係は、常に各々が特殊だ。それを包む住宅のプランも決して一般解はない。
 今、日本では最大公約数を凝縮した居住空間が提供されている。そのプランが、その家族に適合しているのかわからないままに。大多数の人々はそれを購入し、そのプランに家族が合わせて生活している。たぶん、ほとんどの家族はそれでなんとかうまくやっていっているのだと思う。それが正常な家族なのだろう。でも、馬場家の場合、住居プランが家族を崩壊させる一因になった。
 ・・
 一般的な家族がないように、一般的な住宅プランなど、あるはずもないのだ。しかし日本の住宅供給システムはそれには対応していない。特に賃貸の場合、既存の組み合わせの中から自分たち家族のモデルに少しでも近いプランを選ぶことになる。分譲マンションを購入した場合は、後からの変更は難しい。馬場家のように、後から失敗に気がついた場合、一体どのように修正しているのだろうか。 (P126)

*

元は、このブログ。http://www.realbosoestate.jp/baba/

2009年01月25日

ADR法認証:滋賀県司法書士会

ADR法認証26号:滋賀県司法書士会調停センター [愛称:和(なごみ)]

現在、士業団体では以下の通り。
弁護士会 5センター
司法書士会 4センター
社労士会 3センター
土地家屋調査士会 2センター

2009年01月26日

兵庫県土地家屋調査士会のブログ

兵庫県土地家屋調査士会ブログ

兵庫会NEWS | 愛媛和解支援センター開設5周年記念のシンポジュームに参加して

2009年01月27日

米国調停センターの実態

DVDと一緒に買ったFolgerらが書いたレポート

Folger, Della Noce and Antes (2001) "A Benchmarking Study of Family, Civil, and Citizen Dispute Mediation Programs in Florida. Tallahassee: Florida Dispute Resolution Center"

http://www.transformativemediation.org/publications.htmから買える。

Dorothy J. Della Noce, Joseph P. Folger, James R. Antes (2002) "Assimilative, Autonomous, or Synergistic Visions: How Mediation Programs in Florida Address the Dilemma of Court Connection" Pepperdine Dis Res L. J., 11-38
の論文の元の報告書。

調停プログラムのケーススタディがあって、調停の合意文書を裁判官がレビューしたり、子どもの権利を保護する後見人が調停手続のために選任されたりする仕組みが紹介されていた。

2009年01月28日

東京司法書士会・調停センターシンポジウム

東京司法書士会調停センターの認証記念フォーラム。

日時:2月19日(木)18時-20時。
場所:日司連ホール(四ツ谷)

「落語から学ぶコミュニケーション」
登壇:金原亭馬生、中村芳彦、鈴木有香、安藤信明

http://www.tokyokai.or.jp/doc/news/news090123.pdf

2009年01月29日

お金の哲学

西原理恵子(2008)『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(理論社、よりみちパン!セ)

読後の印象としては、「悪役レスラー、非暴力を語る」という感じだった。
非常に説得力のある、しかも正しいメッセージなのだけれど。

この本の根本的なメッセージは、「さあ、仕事、仕事」ということだ。
しかし、わたしは、この本を、目の前の仕事からの逃避として、あっという間に読み終えてしまった。

さあ、仕事、仕事。

2009年01月30日

消せる紙

消せる紙(し)|持ち運び可能なホワイトボードマーカー用模造紙

模造紙のようなホワイトボードのような「消せる紙」。

持ち運べるのと単価が安いのが良さそう。
固定できる下敷きも一緒に組み立てられると良さそうなのだが。

ワールドビジネスサテライト・トレンドたまご

IDEA CAMP経由。

2009年01月31日

ワールド・カフェ

テラコーポレーション・人むすびの場

この間、ワールド・カフェというファシリテーション手法を体験したくて参加してきた。
その前に、嘉村賢州さんのhome's viについてのプレゼンがあり、これも興味深かった。

ワールド・カフェというのは、ファシリテーターのコミュニケーションスキルにあまり頼らなくても成立できるところが面白いと思った。
トーキングスティックを使うことなど、ファシリテーションのノルムを守ってもらうために、スキルよりも環境を整えるという思想があるようだ。
80分ぐらいだと本当にあっという間に終わってしまう。

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