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2016年06月 アーカイブ

2016年06月06日

LSA@New Orleans

法社会学会大会@立命館大学朱雀キャンパスと、Law and Society@New Orleansがあり、出席・報告をしてきた。

私はどちらも弁護士会ADR利用者調査のデータ分析についての報告をさせていただいた。

LSAは今年で2回目だけれど、やはり興味深かった。
かなり学際的であるし、国際的でもあるので、low contextなので、説明がシンプルで分かりやすいものが多い。
玉石混交感が強いのも、良くいえば、カジュアルに楽しめる。

ここに来ると、英語で論文を書かないとなぁと思う。

日本の法社会学会は、前置き的な議論が多くて内向き度が高いために、もやもやすることが多いのかなともおもう。

今年は、震災関係のセッションに多く出た。
ある日本法に造詣の深い教授が、「日本では、現実的な法と社会の関係の分析(socio-legal analysis)に興味を持つ学者が少ないけれど、最近増えてきたのか?」という質問をされていた。

2016年06月13日

第2回対話調停カフェ

無事終了。

やはり続けようとおもう。

今回は、スキルや道具を試すという色合いが強くなってしまった嫌いもあるので、もっとしっぽりと話をしてみたい気持ちも出てきた。

紛争管理研究センター:対話調停カフェ

facebook| event| 第2回対話調停カフェ

事務局を手伝ってくれる人がいるとありがたいんだけど。

2016年06月15日

仲裁人協会で和田仁孝教授による医療メディエーションについての報告

仲裁人協会研究委員会主催の研究会が行われ、和田仁孝教授による医療メディエーションについての報告があった。

特に院内メディエーションについての発展の経緯についての報告が参考になった。研修受講者だけでも2万人規模に及び、厚生労働省が診療報酬の対象とするなど予算的裏付けのある制度として確立するに至っている。

院内メディエーターの倫理と共に、院内ミディエーションシステムデザイン上の倫理も問題になってくると思えた。

伺っていて驚いたのは、院内メディエーションのセッションを全部録音して、患者側にも音声データを提供するという運用をしている場合があるということだ。
構造的中立性はないので、むしろそうやって透明な運用をした方がかえってよいという。

2016年06月18日

九州大学大学院法学府で学んでみませんか


紛争管理研究センター:大学院で学んでみませんかというページを作ってみた。

2016年06月26日

仲裁人協会の調停人養成講座


7月23日(土)・24日(日) JAA「調停人養成講座 基礎編」の申込募集のお知らせ | 公益社団法人 日本仲裁人協会

やっと広報になりました。あと1ヶ月で参加者に集まっていただけるかどうかは心配なところですが、今年で11年目の好評を頂いている講座です。参加者の属性が様々で、毎年面白い化学反応が起きています。案内に、「調停に関する一定の知識がある方」とは書かれてしまっていますが、知識がない方にも楽しんで学んでいただけるように工夫していますので、関心のある方は、ぜひ参加を頂ければと思っています。

2016年06月27日

愛媛和解支援センターの総会

愛媛和解支援センターの第7回総会に参加してきた。活動としては14年目。

会の活動報告・会計報告などが行われ、新年度の計画が承認された。特に、昨年度の12件の調停実践(19件の申立て)についての具体的な報告もなされるなど、実質的な話し合いもある充実した総会だった。
午後からは、私が講師になってミニ勉強会を行った。

ここの活動に関われているのは本当に光栄。

松下先生から、お土産に農場でとれたハチミツを一瓶いただいた。
ガチミツやな、と長男が言っていた。

おいしい、というだけでなく、もっとなにかありがたい感じがする。

松山では、私が以前JCAジャーナルに連載していた調停技法誌上講義を「調停技法読本」として製本して、勉強会を続けていただいている。12回分まで進んだということ。だんだん難しくなってきて読みづらいなどとおっしゃりながらも、読んで下さっている。こういうことは、筆者冥利に尽きる。

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