« 2014年04月 | メイン | 2014年06月 »

2014年05月 アーカイブ

2014年05月01日

ヒューマニスティック調停モデル

Umbreit, Mark (1995) Mediating interpersonal conflicts : a pathway to peace, CPI Publishing.

著者は、ソーシャルワークのバックグラウンドを持っており、修復的司法分野で著名な方。

University of Minnesota Center for Restorative Justice and Peacemaking

2014年05月02日

Paul Warhaftig

Wahrhaftig, Paul (2004) Community Dispute Resolution, Empowerment, and Social Justice: The Origins, History and Future of a Movement, NAFCM Press. (amazon.com)

コミュニティ調停運動の歴史的発展を、自身の経験を含めて記載した比較的薄い本。
サンフランシスココミュニティボードはコミュニティ調停分野の中で特異であったと言っている。

Community Dispute Resolution, Empowerment and Social Justice: The Origins, History and Future of a Movement | Beyond Intractability

Paul Warhaftig - Parent of the Field | The School for Conflict Analysis and Resolution

2014年05月03日

面会交流に関する調査報告書

法務省:親子の面会交流を実現するための制度等に関する調査研究報告書(2011年)

国内のヒアリングやアンケート調査とともに、海外の調査も含まれている。
代表は、棚村政行教授。

2014年05月04日

マツダ再生を仕切ったフォードの真実

アメリカに来てから中古のMazda6という車に乗っているが、とても愛着が湧いて、気に入っている。

マツダが90年代始めの頃の経営難をフォードからの経営者派遣で立て直しされた話を見つけた。

財部誠一「マツダ再生を仕切ったフォードの真実」ハーベイロード・ジャパン 2007年2月26日号 No521.pdf

マツダの人たちが住友銀行から送り込まれた再建屋よりもフォードからの経営者を歓迎したというあったのだそうだ。

日米という異文化よりも、クルマ屋と銀行屋の異文化のほうが嫌だったという話とも読める。

2014年05月05日

ADRの建国(?)の父(?)

ADR Prof Mount Rushmore

Roger Fisher, Carrie Menkel Meadow, Len Riskin, Frank Sanderの4人だそうだ。
Menkel-Meadowだけは女性ですが。

2014年05月06日

自閉症に関するTED Talk

Temple Grandin: The world needs all kinds of minds | Talk Video | TED.com

テンプル・グランディン - Wikipedia

去年の秋にジョージア州弁護士会のADRカンファレンスでの基調講演をしたのがTemple Gradin教授だった。

Wendy Chung: Autism — what we know (and what we don’t know yet) | Talk Video | TED.com

2014年05月07日

もっと英語で情報発信

友人がブログで、日本のインテリの英語での情報発信の必要性を書いている。

山の手の日常 Everyday Life in Uptown Tokyo*日本のintellectualsはもっと英語で発言しよう

まったく同感。

英語を書いて発信するのはハードルが高いのは、やはり同じ日本人からの目線が気になるからだけれど、良い意味でKYにしっかりやっていくべきだなと。

世界の中には、日本に関心と愛情を持って見ている方もたくさんいるし、逆に悪意を持って変なラベルを貼ってくる人もいる。
世界のなかで味方を増やしていくのが国益にもなるし、また日本人としてより世界への貢献もできる道が拓ける。
開いた態度が必要だ。

戦後の日本の平和的貢献は、いろいろな背景事情が重なったこともあるが、日本の国民自身が世界相手に戦争するのはこりごりと思ったという面もやはり強いと考える。
すでに世代が変わりつつある中で、どうやって中長期的により平和的に世界に貢献するかということについて、個人レベルでも社会のレベルでももう少し意識的になるべきなんだろう。

ひとりでもやれることはある。

2014年05月08日

ギリギリでゲートをすり抜けるチューニングは百害あって一利なし

立命館大学情報理工学部知能情報学科島田伸敬教授:研究室リテラシー教育スライド
インタラクション研究室(島田伸敬研究室)

理系の先生が書いたものだが、勉強になるなぁ・・

2014年05月09日

帰国したら買う

ADRの実際と展望〔別冊仲裁とADR〕

廣田尚久『和解という知恵』 (2014年・講談社現代新書)

3.11と弁護士:震災ADRの900日

2014年05月10日

America Speaks

AmericaSpeaks

21世紀タウンミーティングなどの手法を使う。
デリバラティブデモクラシーを実践しようとしているという感じ。

ボランティアファシリテーターを教育して、大規模なファシリテーションを実施しているらしい。

Community Forum Guidebook

2014年05月11日

クエーカーのWorship Meeting

The Atlanta Friends Meeting (Quakers): Homepage

ケネソーの大学の教員に教えていただいて、日曜日にアトランタのDecaturにあるクエーカーミーティングハウスの礼拝集会(と訳して良いのかな)に出てきた。

ひな壇のように高くなっている場所はなく、椅子が放射線状に8角形の角度で並べられている場所に着席する。

毎週日曜日の10時からで、誰でも参加できる。

独特の進め方であり、1回の参加で必ずしもよくわかったわけではないが、参加者がそれぞれ瞑想し、沈黙がちに進むが、独白的に少し話すところもあるという感じである。

この日は母の日だったため、少しそういう話題を話す時間があった。

礼拝集会が終わるとコーヒーなどを飲んで少し話せるような時間もある。
わたしはライブラリーを見せてもらっていた。
仏教関係の本も割とあり、ティクナットハンの本は複数あった。

静寂主義(quietism)とも言われるそうだが、わたし自身はしっくりくる感じがあったし、また行ってみたいと思った。

日本のクエーカー
Tokyo Quakers Monthly Meeting - Religious Society of Friends

社会的問題への活動を行う団体
American Friends Service Committee | Quaker values in action

2014年05月12日

山本七平の日本人論

アメリカに来てから日本人論を読みたくなって、kindleでいくつか読んでみた。
その中で、山本七平の議論に興味を引かれたし、説得的であると思えた。

通史的に書いてある、『日本人とは何か。(上)』〈下〉 があり、鎌倉時代の御成敗式目等に焦点を当てた『日本的革命の哲学』、徳川時代の心学等に焦点を当てた『日本資本主義の精神』がある。
徳川家康(上) (下) もおもしろかった。
家康は側近に外国人を置くなど、外国からの情報入手を重視していたという指摘があった。

歴史学や法制史の立場から彼の議論がどう見られているのかよく知らないのだが。

日本の社会が持つ特徴として、欧米との共通性と相違は何か、中国との共通性と相違は何かということについて、率直(straightforward)な見解(ナラティブ)が必要だと思うようになった。
日本人が消費することだけを目的にした日本人論でなく、外国人に通じるナラティブとして。

2014年05月13日

対人援助学

立命館大学 望月昭教授
対人援助学を提唱されている方。

院生に教えてもらう。

対人援助学は、ブログ的にならざるえない、あるいはブログ的に紹介する方がわかってもらえやすいと書いておられて、そのあたりのスタンスも興味深い。

対人援助学のすすめ 1 (PDF)

2014年05月14日

学部向けの集中講義

月曜から、2週間連続の学部講義に参加させていただいている。

大学院の授業と内容は重なっているが、担当教員が変わると教え方も違うので参考になる。

テキストは、"Interpersonal Conflict"と"Mediator's Handbook"の2冊。

2014年05月15日

TED:虚偽記憶と倫理的問題

実際には起きていないことや、事実とは違う形で残っている記憶=「虚偽記憶」と、それによって引き起こされる「倫理的問題」について/心理学者:エリザベス・ロフタス – @動画

2014年05月16日

非弁と調停

kangaroo courtというのは、いかさま裁判やリンチ式の人民裁判のことを言うのだそうだ。

2007年に出た247ページからなる非弁と調停の関係を論じた論文。

Young, Paula M (2007) "Connecticut Mediator in a Kangaroo Court: Successfully Communicating the Authorized Practice of Mediation Paradigm to Unauthorized Practice of Law Disciplinary Bodies, A", S. Tex. L. Rev., 49, 1047-1293.

論文と言うより本の厚さだな・・

調停に関係する研究テーマで、本格的に取り組めばおもしろそうなテーマはずいぶんたくさんあるように思っている。

とっかかりやすそうで、形にするのが難しいのが調停研究の特徴だと思うが。

2014年05月18日

クエーカー・ミーティング続き

日曜日にはまたクエーカー・ミーティングに参加した。
今回はユースプログラムということで子どもたちが参加した。

普段通りの進行と思われる時間もあり、前よりは様子が分かってきた。

新渡戸稲造も言っていたらしいが、日本人好みの活動だと思う。
簡潔性、寛容性、合理性がある。

プログラムなし(unprogrammed worship)と呼ぶ進行方式だが、プログラムしないというプログラムがあって面白い。
このやり方ならお寺でやっても違和感がない。

Welcome To Quaker Worship

As a Religious Society of Friends, we settle into worshipful silence with no planned program. Each worshipper seeks to communicate directly with God and to feel the Divine Presence in our midst. The communion of quiet transformed into a living silence-draws un together and nearer to the source of Light and Love.

The responsibility for the spiritual depth of the Meeting rests with each attender. Those who keep silence, as well as those who give a vocal message, do their part when they yield their minds and hearts to the guidance of the Spirit. Lectures, responses to messages and discussions are held at another time.

Friends hope that in the Meeting for Worship a consciousness of the Divine Presence will come to every attender, to be a source of direction and of strength after leaving the meeting.

The meeting is closed by designated members shaking hands. This will be followed with introductions of newcomers and brief announcements. We then invite you to join us for conversation and refreshments in the Greeting Room.

2014年05月19日

異文化コミュニケーションのテキスト

修士課程の講義で使われたテキスト。

Neuliep, James W (2011) Intercultural communication: A contextual approach, 5th, Sage.

ステレオタイプを排除する工夫は試みられているが、どうも違和感がある。

2014年05月20日

Keep Calm and Call a Mediator

Keep Calm and Call a Mediator shirts | Bonfire Funds

色がなかなかかっこいい。

2014年05月22日

James Laue

Tim先生から教わったJames Laue教授のこと。

1993年に56歳で亡くなった方だが、GMUの紛争解決プログラム、NIDR、UNIPなどを立ち上げた方。
キング牧師の葬儀に身近に立ち会った5人のうちの1人でもあるらしい。

James Laue 1982 "Ethical Considerations in Choosing Intervention Roles" Peace & Change 8(2 3) 29-41

James H. Laue

2014年05月23日

学部向けの調停技法講義

朝8時から昼12:30までが2週間・10回連続で続くという調停についての集中講義が金曜日に終わった。

担当はTim Hedeen教授。

内容的には修士の方で聞いていたものともかなり重なっていたし既に知っている話もかなりあったが、教え方に様々な工夫があり(例えば、トランプのカードを使ってグループをシャッフルするとか)、また、大変博識なのでプレゼンやコメントもやはり非常に面白かった。

初めて選挙に行くとか言っている若い学部生たちにまじって、グループワークやロールプレイをたくさんした。
特に2週目に入ってからはロールプレイに次ぐロールプレイでかなり疲れてしまったが、知らないシナリオをたくさん仕入れられたので、帰国後のトレーニングに反映できると思った。

若い人たちにまじっている英語の下手な変な黄色いおっさんにすぎなかったところ、テキストとして使ったメディエーターハンドブックの裏表紙に名前が載っていることが知られて、学生たちからの扱いが変わった気がする。Jennyさんに感謝。

リーディングのアサインメントの出し方なども参考になった。

2週間で本2冊に加えて、グループ発表用の論文課題も与えていたが、学生に聞くと課題の重さは普通なのだそうだ。
学生の取り組みはもちろん人それぞれだが、全体的によく勉強しているし積極的に取り組んでいる印象を受けた。
あとでTim先生に聞くと、今回のクラスはやはり姿勢がよかったほうらしいが。

最終日は10人近くのコーチが参加した。コーチの属性は様々だが、他でトレーニングをしている人も複数あり、Tim先生の人望の厚さを改めて実感した。

贅沢な内容だった。

2014年05月24日

小耳に挟んだ話

コーチの1人の人に伺ったのだが、USPSの調停プログラムは、トランスフォーマティブを全面的に採用したことで有名だが、その前の段階ではJustice Center Atlantaが請け負っていたのだそうだ。

2014年05月25日

リックさんの本

別のコーチがくださった本。100ページちょっとと小さめ。実務としては離婚調停が多いとおっしゃっていた。

Rick Voyles (2009) "Understanding Conflict: What are we fighting for?"(White Feather Press)

Dr. Rick Voyles

2014年05月27日

グローバル人材についてのブロガーの考察

興味深かった。

グローバル人材を増やすために注目すべき4つの人材層

それでは実際に、米国の一流大大学院に入るのはどんな層なのだろうか。私は、トップ10に入るMBAプログラムや、著名なPhDプログラムに入った知り合いをそれなりにたくさん知っているが、彼らにはいくつかのパターンがある。それは、 (1)子供の頃、両親の仕事の都合で海外にいた帰国子女 (2)高校あるいは学部の早いうちに1年程度の留学を経験した人 (3)高学歴で、大人になってから受験勉強のノリで英語も一気にマスターした人 (4)語学力に関係なく専門性で勝負している人 の4つである。

2014年05月28日

調停人向けインプロ研修

結構前に参加したものだが、備忘のため記録。

講師は、Rovert Lowe氏だった。

Lowe, Robert (2000) Improvisation, Inc. : harnessing spontaneity to engage people and groups, Jossey-Bass/Pfeiffer.

Atlanta’s Godfather of Improv | Altanta Improv

About 2014年05月

2014年05月にブログ「私的自治の時代」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2014年04月です。

次のアーカイブは2014年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type