偶発性を計画する
キャリア理論で、Planned Happenstance Theory(計画された偶発性理論)というのがあるらしい。
言ってしまえば「アクティブに動いているといいことがある」「意気込んで行ったときほど外しが多い」という、皆さんの中にもなんとなく経験値として溜まっていそうなこの感覚を、きちんと理論化したクランボルツさん、偉大じゃないですか?
メディエーションにおいて、当事者の自己決定は、メディエーターにとって常に偶発的事項である。
とすれば、メディエーターは、その偶発的事項を誘発する計画的活動をなしていることに他ならない・・
KJ法の思想にも通じると思う。
果報は錬って待て(by本田宗一郎)ということか。