マイクの持ち方
きみ、マイクの持ち方を気をつけた方がいいよ。
マイクが近すぎる。
あと、使っていないマイクにスイッチが入っていると、あちこちに当たっている音が耳障りだよ。
と、教えていただいた。
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きみ、マイクの持ち方を気をつけた方がいいよ。
マイクが近すぎる。
あと、使っていないマイクにスイッチが入っていると、あちこちに当たっている音が耳障りだよ。
と、教えていただいた。
読書メモ:
二年前のことだけど、立川で放火殺人事件があった。・・こいつは死刑判決を受けた。今の日本の裁判事例でいえば、当然の判決だ。強殺で二人以上殺したら、ほとんどの場合死刑になるんだ。絞首刑。おまけに放火までしている。だいたいこの男はとんでもないやつだった。暴力的な傾向があって、前にも何度か刑務所に入っている。家族にもとっくに見放され、薬物中毒で、釈放されて出てくるたびに犯罪を犯している。改悛の情というようなものも、露ほども見られない。控訴したって、100パーセント棄却される。弁護士も国選で最初からあきらめている。だから死刑判決が下りても誰も驚かない。僕だって驚かなかった。裁判長が判決主文を読み上げるのを聞いて、メモを取りながら、まあ当然だろうなと思っていた。で、裁判が終わって、霞ヶ関の駅から地下鉄に乗ってうちに帰ってきて、机の前に座って裁判のメモを整理し始めたんだけれど、そのときに僕は突然、どうしようもない気持ちになった。なんていえばいいんだろう、世界中の電圧がすっと下降してしまったみたいな感じだった。すべてが一段暗くなり、一段階冷たくなった。身体が細かく震え始めて、とまらなくなった。そのうちうっすらと涙まで出てきた。どうしてだろう。説明できない。その男が死刑判決を受けて、どうして僕がそんなにうろたえなくっちゃならないんだ? だってさ、そいつは救いがたくろくでもないやつだったんだ。その男と僕とのあいだには、何の共通点もつながりもないはずだ。なのに、なぜこんなに多くの感情を乱されるのだろう? P144
Gyaoとの競争のせいかもしれないけれど、Yahoo!の動画コーナーが充実してきているようだ。
90年に作ったムーミンが31話分無償公開されている。
残念ながら岸田今日子バージョンではないけれど。
長男が自転車の補助輪をはずして乗れるようになった。
一度補助輪をはずしたときは乗れず、断固として要求されたのでもう一度補助輪をつけたのだが、今回の挑戦で乗れるようになって、本人も親も喜んでいる。
丸山真男、加藤周一[1998]『翻訳と日本の近代』(岩波新書)
対談というより加藤周一が丸山真男に聞いているという形式の本。
明治の日本人は、西洋文明の本質を理解しようと、歴史書が多く翻訳され、読まれていたという。
当時は翻訳者にも公法と私法の区別が理解できなかったらしいが、それでも万国公法がベストセラーになっていたとか。
相手のことがさっぱりわからないときには、案外本質に向かうということで、受験生たちがミニマムエッセンシャルズを教えろという態度とは真逆になるんだろうなと感じる。
また、丸山真男の福沢諭吉に対する敬意は非常に強いものがあるが、西洋文明の本質に科学的思考があることを強調していたこと、数学的物理学に代表される空理空論の価値を一貫して言っていたことなども紹介していた。福沢に特有な実験への注目はデューイに近い(p164)とか。
サイトを見る前に、URLから運営者情報を確認できる「aguse」(INTERNET Watch) - goo ニュース
http://www.aguse.net/
こんなのがあるんですね。
便利だけど、サイトを運営するのも個人だとすると、個人の情報がかなりでてしまっています。
まあ、以前から公開されている情報を整理しただけなんでしょうが・・
消費者教育の文脈で、現物教育「レアリア」という考え方があるらしい。
例えば、本物の住宅メーカーの営業マンと、子どもが商談を模擬で行ってみるという教育方法を言うらしい。
らしい、ばかりで、レアリアがなくて恐縮です。
人前で話をするためのコツとして、3つの数字を教わった。
3分、8分、15分
3分:耳。耳から聞く話は3分で飽きる。3分経てば、話すトーンを変えたり、具体例を出したり、例を変えたりすべきである。
8分:目。目にするものは8分で飽きる。パワーポイントを次に進めるだけでなく、別のものを見せる(例えばホワイトボードとか、実演とか)のが効果的。
15分:行動。同じ行動は15分で飽きる。ロールプレイなどもなるべく15分以内でできるものを。ただし、これは原則としての数字だから、例えば調停ロールプレイなどはもっと長くてもいいのだろう・・
社団法人日本不動産鑑定協会:不動産鑑定士調停センターの開設について
申立は10500円、期日費用5250円。
紛争解決手数料 解決額に応じて別途定める額。
原則として経験のある不動産鑑定士2名及び弁護士1名の3名で、申立て側・相手方の各別に調停を進める。
・・
「各別に調停を進める」って書いてあるのは、別席調停で行くということなのでしょうか?
TVに頼らずに子どもと遊ぶ方法が365個挙げられている。
日本語の帯では、知育みたいなことを強調しているが、べつにそういうことに関心があまりなくても、子どもと遊ぶネタとして、良いのではないかと思った。
また、少しアレンジすれば、ワークショップのアイスブレークネタにも使えるものもありそうな気がする。
堀公俊、加藤彰[2006]『ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法』(日本経済新聞社)
日本ファシリテーション協会の会長と関西支部長の著作。
ファシリテーション・グラフィックの考え方、方法を包括的に解説している。
懇切丁寧というか、とても親切な本で、便利な道具集(p196)には、模造紙に書くために三菱のプロッキーがいいとか、模造紙を貼り付けるためにガムテープではなくて養生テープ(セキスイ、マスクラフトテープ)が良いとか、とても実際的に役に立つ話を紹介している。
入江秀晃[2006]「自主交渉援助型調停と評価型調停」(JCAジャーナル、2006.12、第53巻12号)
JCAジャーナル
まだ論文名は上記Webには掲載されていません。
中野民夫[2001]『ワークショップ―新しい学びと創造の場』(岩波新書)を読み直していて、ワークショップの系譜図が改めて気になった。
出発点をデューイに置いているが、そこからクルト・レヴィンへも矢印が伸びている。
あっさり書いてあるけれど、プラグマティズム哲学と、グループ・ダイナミックスなどの考え方を生み出したレヴィンの間にどのような関連があるのか・・気になる。
過去記事:ワークショップな10冊プラスワン
小沢牧子[2002]『「心の専門家」はいらない』(洋泉社)を読み返していた。
カウンセリングの技術は、やさしく柔らかく人を管理する道具に使われているのではないかという問題提起をしている。
自己決定を促し、自己責任を負わせ、問題を個人に焦点化しているのではないかということだ。
メディエーションに引き付けて考えると、相手方が同席するという点で、問題を個人化するところにとどまらない可能性を持っている。
しかし、出席してきている両当事者に問題が焦点化される点は否定できないかもしれない。
連帯して戦線を張るところも、もう一方でどうしても必要になるような気もする。
前田智彦「民事司法における裁判補助の法社会学的考察(1)-裁判所書記官による裁判補助を中心に」『法学協会雑誌』(2006、第123巻第2号)
書記官の要件事実論を中心にした知識等について書かれている。
集中的なインタビュー調査を行った成果のよう。
100円Shopのダイソーで、動物柄のおりがみを買って、長男と遊んだ。
遊びとはいうものの、一つの作品に、おりがみを二枚ずつ使うというえらく本格的なもので、最近おりがみに慣れてきていたとはいえ、折り方がわからず閉口した。
北川達夫、フィンランドメソッド普及会[2005]『図解 フィンランド・メソッド入門』(経済界)
を見ていて思うのは、リテラシという概念が、読み書きそろばん的な、要素技術習得能力から、プレゼンや発想などの局面で、構造を使いこなす能力に拡張されつつあるのではないかということだ。
たとえば、表現力のトレーニングでは、以下のようにフォーマットを使って書かせる(p50)
第一段落 あながた好き/嫌いなものについて説明しましょう
第二段落 なぜ、それが好き/嫌いなのですか?
(わかりやすい理由+理由の説明)
第三段落 なぜ、それが好き/嫌いなのですか?
(まあまあわかりやすい理由)
第四段落 なぜ、それが好きなのですか?
(思い出、体験談を説明し、あなただけの特別の理由)
第五段落 最後にいかにそれが好き/嫌いであるかを強調しましょう。
3Dで構成された恐竜の世界を探検できるフリーソフト。
英語の説明しかないけれど、MapとかQuitとかがわかれば、だいたい操作できると思います。
http://www.bbc.co.uk/sn/prehistoric_life/games/dinosaur_world/
光文社古典新訳文庫が熱い。
J-S ミル、山岡洋一訳[2006]『自由論』(光文社古典新訳文庫)
自由論は明治初期の日本で大ベストセラーだったらしい。
そのころは、「社会」という訳すらない時代で、大変だったようなのだが。
この本の最後に、ミルの年譜が書いてある。
奥さんとの関係だけを抜き出すと、
友人の妻であるハリエット・テーラーと知り合ったのがミル24歳のとき。
交際して家族や友人と孤立。
ハリエット・テーラーの夫が死ぬのがミル43歳。
ハリエット・テーラーと結婚するのがミル45歳。
家族や友人からますます孤立。
妻ハリエット死去(ミル52歳)。
『自由論』出版(ミル53歳)。
妻に対しての熱烈な賛辞が序文に書かれているが、それだけのものがあるんだろうなぁ・・
以前買った、子どもが育つ親子あそび365に載っていた、子どもと「お金をつくる」という遊びをやってみた。
A4の紙を8等分して小ぶりの紙幣を作り、ダンボールを切り抜いて硬貨を作ってみた。
長男は熱心に、紙幣に恐竜の柄を書き込みはじめた。
わたしも予想外に楽しくなってしまった。
年の瀬にシュールだなぁと思いながらも、偽金とはいえ、ザクザクとお金を作れるというのは一種快感なのだ。
子どもの頃、たぶん集英社版だったと思うが、日本の歴史というシリーズの学習漫画が好きでよく繰り返して読んでいた。
近所の図書館に行ってみると、『世界の歴史』、『中国の歴史』などもシリーズ化されている。
『世界の歴史』は監修が、最近亡くなった木村尚三郎先生だった。
出版年を見てみると、『世界の歴史』は1986年、『中国の歴史』は1987年だった。
Amazonで調べてみると、いずれも、2000年以降に新たに企画された新しい版が作られているらしい。
87年版の『中国の歴史』は、横山光輝の三国志と絵柄が似ていて、そこがおかしい。
会社を辞めたのが今年はやはり一番大きいことだった。
おかげさまで、なんとか無事に生きています。
たとえて言うと、小さい小船で外海に出てしまったような感じ。
来年はどのような年になりますことやら。
ブログでは、メディエーションのことはあまり書けていないけれど、少しは勉強ができた。
けれど、だましだましじゃだまされない壁もあるから、そこはきちんと越えられるように・・とおもうが、様々なものが「持つ」か?
そのまえに、感謝のお祈りが先だ。
いつも31日に帰省していたが、この冬は元旦に帰省することにした。
小田原に止まるひかり号は二時間に一本しかない。
でも、このひかり号は、妻の実家に近い西明石にも止まるので、便利だ。