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カウンセリング批判

小沢牧子[2002]『「心の専門家」はいらない』(洋泉社)を読み返していた。

カウンセリングの技術は、やさしく柔らかく人を管理する道具に使われているのではないかという問題提起をしている。
自己決定を促し、自己責任を負わせ、問題を個人に焦点化しているのではないかということだ。

メディエーションに引き付けて考えると、相手方が同席するという点で、問題を個人化するところにとどまらない可能性を持っている。
しかし、出席してきている両当事者に問題が焦点化される点は否定できないかもしれない。

連帯して戦線を張るところも、もう一方でどうしても必要になるような気もする。

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2006年12月16日 08:51に投稿されたエントリーのページです。

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