東大のローレビュー
東京大学法科大学院ローレビュー創刊号
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/sl-lr/index.html
米国のローレビュージャーナルと同じように、学生による編集が行われているらしい。
日本で言う金時計(銀時計か?)のような学生時代の成績の優秀さを証明するものは、米国では、ローレビュージャーナルの編集責任者になることだそうだ。
このジャーナルがどのように育っていくか、とても興味深い。
« 2006年08月 | メイン | 2006年10月 »
東京大学法科大学院ローレビュー創刊号
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/sl-lr/index.html
米国のローレビュージャーナルと同じように、学生による編集が行われているらしい。
日本で言う金時計(銀時計か?)のような学生時代の成績の優秀さを証明するものは、米国では、ローレビュージャーナルの編集責任者になることだそうだ。
このジャーナルがどのように育っていくか、とても興味深い。
利息制限法(年15~20%)を超える利息の過払い分は、基本的に取り戻せることを調停委員らが十分認識していなかったためだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000019-mai-soci
ということらしい。
この問題を扱っている人からすれば常識の知識が、調停委員に共有されていないというリスクをどう考えるか?
米Amazon、受注・発送とWebサイト管理の代行サービスを中小企業向けに開始 米Amazonの子会社であるAmazon Business Solutionsは19日、商品の受注・発送を代行する「Fulfillment by Amazon」と、Amazonのテクノロジーを使ってWebサイトの管理を代行する「WebStore by Amazon」のベータ版サービス開始を米国向けに発表した。Fulfillment by Amazonは、Amazonが使用している受注とカスタマーサービスのためのシステム、商品の発送業務を中小企業に代わって行なうサービスだ。費用は1アイテムあたり0.50ドルと重さ1ポンドあたり0.40ドル、商品の保管費用として1立方フィートあたり月額0.45ドルが徴収される。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/20/13340.html
こういうサービスが使えるようになると、消費者と事業者の垣根というのもますます曖昧になる。
店の売り物はWeb上の陳列や、アイデンティティみたいなものになってくるのだろうか。
社員向け行動規範「権利侵害」で提訴…富士火災社員訴えによると、同社は今年5月、「富士火災 行動規範」を作成、社員に従うよう求めた。
行動規範は、〈1〉メディアからの問い合わせなどがあった場合は自らの判断で対応してはいけない〈2〉業務に関連して、法律事務所に訴訟の代理を委任する場合などには事前に会社の承認を得なければならない――などとし、違反した場合には懲戒処分の対象になると定めている。
(読売新聞) - 9月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000216-yom-soci
コンプライアンスの名の下に、(会社を守るために)「いちおう決めておくか」とすることが、しばしばコンプライアンス違反になる。
旅のマナー違反していませんか?~子連れ編 - [旅の便利・お得情報]All About
子連れだからといって甘えているんじゃねぇ、という主張自体はよく理解できるが、小手先の話し方、聴き方では通じない子どももいるという観念が抜けているような気がした。
子どもと一言で言っても、それぞれなので、そのやり方がよくっても、別の子に通じるとは限らない。
とはいえ、子どもがわめいているのに、親は知らん顔で食事をしている・・というのは、耳が痛い。
Yahoo!ニュース - テレビ朝日系 - 「国歌斉唱の義務ない」東京都に賠償命令 東京地裁
あたりまえだろうともおもうし、よく判決をくだしてくれたともおもう。
しかし、市民としての受け取り方はどうなのだろうと気になる。
城繁幸[2006]『若者はなぜ3年で辞めるのか』(光文社新書)
退職したばかりということもあり、興味深く読んだ。
年功序列を基礎とする「昭和的価値観」にとらわれるな、というアジテーション本。
筆者自身、退職することを連絡したら、母親に「だめよ」と電話で言われたという経験を書いている。
わたしなりに要約すると、「昭和的価値観」(面倒見るから無理も聞け)の、「面倒を見るから」が崩壊している以上、無理を聞くというのは単なる惰性でしかない。そのことに気づいて、会社に残るにしろ、自分の人生は自分で切り開く覚悟を持つべきじゃないかという主張だと思う。
30代がうつ病が多いのは、単に激務というより、閉塞感によるものではないかという分析は正しいと思う。
たつをさんの、詳細な読書メモ(↓)もどうぞ。
http://nais.to/~yto/clog/2006-09-16-3.html
サイボウズ創業者の高須賀氏が見果てぬ世界一への夢:前編 - CNET Japan
サイボウズ創業者の高須賀氏が見果てぬ世界一への夢:後編 - CNET Japan
意思決定に際しての説明が、説明になっているような、なっていないようなところがおもしろい。
民間紛争解決解決手続の業務の認証制度(ADR認証制度)に関する説明会の開催について
参加していませんが。
こういう国ないし公益機関の説明会は、ネットでの動画配信を義務付けてもいいんじゃないかと思う。
自分が「変わる」ことは難しい。私たちはそのことをよく知っている。 では、なぜ―― なぜ「変わる」ことが難しいと知っているのに、他人を、変えたがるんだろう。 [結] 2006年9月 - 結城浩の日記
他人を変えようとするのではなく、自分が変わることをいとわないこと。
必要なものは 定款、印鑑、24万円(定款認証費9万円+登記申請料15万円)、そして数種類の申請書類なのですが、私はこれらの書類をあるサイトで3150円で一括制作してしまいました。以前なら司法書士に頼まなければならなかったことを考えると、便利な世の中ですね 情報通信ベンチャー支援センター
3000円ちょっとで、Wordのマクロを使って、代筆機能を提供してしまうなんていうサービスがあるんですね。
Six Apart - Movable Type News: 【重要】 Movable Type 新バージョンとパッチの提供について
こういうのは、個人でインストールしていると面倒ですね。
livedoor ニュース - 就職・転職 人気と実態のギャップが大きい企業リスト、分類と理由
なんかを学生が読むと、じゃあ、どこにいけっちゅうねん、という気がするんじゃないかなと思う。
大きな組織というのはそれだけ、政治的なものが多いだろうというのは、予想がつくとして、それに対する自衛策というのがあまりないのでは?
仮にわたしが、20歳でやりなおすとしてもやはり悩みそうな気がする。
経験をつめそうなよい中小企業というのはたくさんありそうだが、マッチングのチャンネルがあまりないような気がする。
例えば「口コミ」を探しているユーザには、口コミ、おすすめ、比較、人気、評判、評価、批評、話題、選び方...。悩み解決を探しているユーザには、簡単、作り方、やり方、育て方、トラブル、対策、相談、診断、修理...。こうしたキーワードを自分のサイトのキーワードと組み合わせることで、検索エンジンで発見されやすく、クリックされやすくなる。 Passion For The Future: できる100ワザ SEO & SEM 集客も売上もアップするヤフー!・グーグル対策
「行動」につながるようなキーワードが強いのではないかと、なんとなく感じていたけれど、自分の思いつきだけでは限界があるので、まとまったノウハウ本を読むと効果があるだろうと思う。
http://sugoi.doko.jp/リクルートのドコイクをデータを元に、FLASHで雑誌風に楽しめるサイトにしたもの。
[impress]リクルート、Flashベースの地図情報サイト「スゴイ地図」
http://netafull.net/web/015582.html
FLASHゴテゴテで好みが分かれそうだが、なんというか、迫力があるサイトだ。
KogoLab Research & Review非常に素朴な、一枚の厚手の紙を、生徒と講師がやりとりするというシステム。 授業のポイントを書かせるようなやり方もあるのだそうだ。
向後先生のPDF
自民党三役は、「やっぱり」という所と「えぇっ」という所と。「やっぱり」は中川秀直幹事長、二階国対委員長、「えぇっ」は中川昭一政調会長かな。あんな酒臭くて大丈夫なのだろうか・・・・。 石田日記: 9月25日(月)「党大会」
笑ってしまった。
アサマシの定番とも言える、アマゾンアフィリエイトとGoogle AdSenseを申し込んでみた。
どのくらいメリットがあるのか、いつまで使えるのか、よくわかりませんが。
NOTANOTAというWEBコラボレーションツールが、無料版ライセンスを出していたようだ。 知らなかった。 Wikiみたいに、あるいはグループウェア的にも使えそうだと思う。
紙CopiLite(旧:紙2001)
作者洛西さんのページ
橋本大也さんの「紙2001」紹介
このソフトの作者の作った「紙2001」というフリーのスクラップブックは本当に重宝して使っている。
何が便利と言われても、言葉で説明しづらいのだが、
・起動が一瞬なこと
・WebスクラップがCtrl+Tで一発なこと
・ファイル名を付けなくても一行目をファイル名にしてくれるし、セーブしなくても保存されているので、「保存」とかのファイル操作に頭を悩ませなくていいこと
などが気に入っている。
著作権侵害については、極めて熱心な当事者がいるおかげで、ガイドラインに基づく裁判抜きの開示が可能な環境に近づいているといえようが、やはり第三者機関による開示の当否の「判断」と、そのオーソリティが欲しいというのがプロバイダの立場ではないか。 ・・・ やはりADRである。
町村先生のエントリーの長さで、その気合いがわかります。
こっちはかっこいいけど、難しすぎ。
allabout経由
5歳の長男は、ティラノサウルスに夢中。
この間、100円ショップのダイソーで折り紙と折り紙の折り方の本を買ってきて遊んだら案外面白かったので、今度は恐竜に挑戦したいと思った。
36歳にして、鶴をはじめて折りました。
ネットにはなんでもあるものですね。
【サイト】無料で使える恐竜ペーパークラフト素材集 恐竜のペーパークラフトに挑戦! - [子供のためのPC・ネット学習]All About
もよさそう。
河合隼雄・吉本ばなな[2005]『なるほどの対話』(新潮文庫)
吉本ばななと河合隼雄の対談。
長い東海道線の友に、軽めの本をと思って買ったが、予想以上に興味深かった。
途中で河合隼雄が、自分は普通、対談ではあまり話さないで、あいづちばかりうっているのに、ばななさん相手ではよく話していると言っているが、確かにそうだと感じる。
臨床の現場で、吉本ばななの作品を大切にしているクライアントが多くいるからだろうが、河合先生自身が吉本ばななをとても尊敬している感じが伝わってくる。
ふたりとも、日本のしがらみ社会の中で格闘して、成功しているので、名前にある種の先入観が着いてしまっている嫌いがあって、読まなくても、ああ河合隼雄ね、吉本ばななね、とやりすごせるようなところがあるが、今回この対談を読んで、もう少しお二人の本をちゃんと読んでみようかという気になってきた。
ぼく自身は、非常に、学校化された価値観の中で育ってきてしまっているから、「学校が自分をぐちゃぐちゃにした」とまで言う吉本ばななを本当のところではよくわからないのだけれど、ぐちゃぐちゃにされてもまだ生きている学校化以前の自分というものがあるということはどういうことなのか、考えるべきであるような気がしている。
以下、印象的なところの抜書き。
吉本 (笑)「だめよ、あなた学校行かなきゃ」。河合 そうそう、「行かなきゃだめよ!」とか、「無理してでも引っ張っていった方がいいって聞いた」とか。
(中略)
吉本 ああいう人たちと戦ったことはありますか?
河合 そりゃあ、もう。ただ、ヘタに戦ったら損やからね。戦って叩きのめしてしまったらそれはええけど、なかなかそうはいかないから。変なふうに戦うと損だから、上手に。
P49
吉本 死ぬ間際に自分の人生を振り返ってみて、子ども時代と歳をとってからのことを「ああ、あの頃はゆめみたいだったなあ」と思いたいんです。
P65
吉本 その変わっていない日本的しがらみというのは何かの役に立っているんでしょうか。日本の何を支えているんですか!河合 やっぱり能力のない人を支えている強力な武器でしょうね。
吉本 なるほど!
河合 日本は犯罪が少ないでしょ。安全ですよね。それも日本のしがらみのおかげだと思いますよ。
P93
吉本 いじめられかけても、笑いでごまかしたり、うまく逃げたりして、なんとかしのいで。だから学校には、いい思い出はほとんどないんです。「学校は自分をぐちゃぐちゃにした」という印象が強くあります。学校に行かなかった自分を見てみたいなあ。素晴しくもないだろうけど、いまみたいではなかっただろうなあ。学校、つらかったですねえ……。だから、学校みたいなものが、もう一度、訪れると思っただけで、ドキドキ、びくびくしちゃいます。
P105
河合 いま現代人は、みんな「社会」病にかかっているんです。なにも、社会の役になんて立たんでもええわけですよ。もっと傑作なのは、ただ外に出て働いているだけなのに社会に貢献していると思っている人がいる。貢献なんてしてないですよね、金儲けに行ってるだけでしょ。「そんなん、別に」とぼくは思っています。社会へ出ていくとか、だいたい社会というものが、あるのか、ないのか。それから、なんで貢献せないかんのか、とか。全部、不明でしょ、ほんとのとこは。
P111
河合 とにかく日本には、おせっかいが多い。それは、「創造する」作業にとって、ものすごくマイナスなんですよ。創造する人は、その世界にいないとダメなのに、そこへガヤガヤと手や足を突っ込んでくるわけやからね。そういったものから自分を守るのは、たいへんだと思います。それでも作家の人たちは、なんとか頑張っておられるけれど。日本はクリエイティビティを表に出すのが、とても難しい社会です。それは作家だけではなくて、学者でもそうです。
P119
吉本 作家にとって「どう生きていくのか」ということと「どう書いていくのか」ということが、ものすごく一致してきちゃう時代だなあ、といま思っています。(中略)
若い人たちの悩みを見ると。これまで書いてきたようなものを書いても、もうだめな時代なのかなあと思います。悩みというか、そのつらさが、なんとなく伝わってくるんです。「つらくてしょうがない」という感じなんですよ。「そんなに言うほどでもないんじゃないの」とも思うのですが、やっぱり、希望が持ちにくくて、つらくてしょうがないんだろうなあ、と思うのです。だから、浮き世離れしたところで、チョロチョロっと夢みたいなことを書いても、だめなんだなあ、と。そういう感じとしか言えない。
PP129-130
吉本 とにかく、きれいな感じのマンションみたいのに住んで、そこで小綺麗に小綺麗にすればなんとかなるという発想があって、で、そこの部屋からは汚くなったものは全部出しちゃうんです。たとえば、赤ちゃんでも、きれいに生まれてこなかったらポイッて捨てちゃったり、お年寄りでも寝たきりになっちゃったら死ねばいいと思ったり。
(中略)
自分の親が死んでいこうとしているのに、マンションで放っぽっとくなんてことは、人類始まって以来のことなんじゃないでしょうか。
P170
悪質なリフォーム会社と高額な契約をしたお年寄りが、大手信販会社「オリエントコーポレーション(オリコ)」(東京都千代田区)を受取人とする生命保険契約を結ばされていたことが28日、わかった。 Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 悪質リフォーム「命の担保」…オリコ受取人に保険契約
ところで、優良リフォーム会社の見分け方ってあるのでしょうか?
いもやにんじんが入ってたまねぎが省略されているカレーはまずいと思う。 そんなものをつくることをお金のやりくりと呼びたくはない。
たまねぎ抜きカレーは確かに嫌だ。
・・が、子ども向けの金銭教育というアイデアや、ゲームを取り入れること自身はよいのではないかと思う。
小学校高学年以上になれば、サラ金被害者支援のような、もっとリアルな勉強もありえると思うけど、普通の先生たちは嫌がるんでしょうね・・
ワークショップを扱った本は数々あるが,「単なるノウハウ本ではなく,その意義に真正面から向き合って,その必然性を問うような」本というのはあまりない。 Motoe Lab, TU: 『ワークショップ 偶然をデザインする技術』
読まねば。