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2010年12月 アーカイブ

2010年12月02日

Tグループ終了

中堀仁四郎先生率いる第9回沖縄HILに参加してきた。

修道院でシスターの手作りの料理を食べ、鍵のない部屋で眠る4泊5日の研修会である。
内容については、ブログで詳しく紹介するつもりはないが、ラボラトリーとしては4年ぶりで、このタイミングで参加できてとてもよかった。

「本物の活動」だとおもう。

何人かには、個別に勧めようと思ったということと、わたし自身もHILに関わりを持っていこうと思ったということだけ書いておきたい。

過去のエントリー:
Tグループ参加体験
60年代のTグループ

2010年12月03日

日本行政12月号

入江, 秀晃 (2010) "民間調停に向く事案類型について ~事例内容から具体的に読み解く~ (新しいADR論 9)", 月刊日本行政, 457, 6-11.

ご活用いただければと。

2010年12月04日

HIL・Tグループで学んだこと

ひとつだけここに書き残しておこうとおもう。

4年ぶりに参加して、自分自身の成長を実感することができた。
たくさんの課題も見つかったが。
自己肯定感というか、健全な自己の再発見ができると、課題にチャレンジする勇気も出てくる。

トレーナーとしての自分をふりかえると、参加者に対して、そういう勇気づけをどの程度できていたのだろうかと、心許ない面を発見した。
甘えたり開き直るつもりはないけれど、よいトレーニングの基礎的条件だとおもうので、精進したい。

2010年12月05日

ロジクールZ305

USB電源で使えるポータブルスピーカーを買った。

LOGICOOL ノートPCスピーカー Z305

結構大きい音が出る。トレーニングで使えそうだ。

2010年12月06日

Mediator's Handbookが新しい版作成中

The Mediator's Handbook Writing the 4th edition

Jeniffer Beerさんが、Mediator's Handbookの新しい版を準備している。
その過程をブログで公開している。

過去のエントリー:
JBワークショップ

2010年12月10日

殻(から)に関する小考察

殻をかぶっているなぁということを発見したとして、いつも殻なしで他者と関われるほど強くなければ、結局は、その殻を頼りにして生きていくしかない。

その殻をより機能的なものにしていく(無駄を取り除いたり、効果的な武器を装備したり)ことが大事なのか、あるいは、いつでもその不要な殻を脱げる準備をしていくことが大事なのか。両方大事だとするなら、どこから手をつければいいのか。

モートン・ドイチェの言葉で、「適切に正直」というものがある。
殻に対する寛容性があって、好きだなぁとおもう。

2010年12月13日

教育の社会的意義

本田由紀(2009)『教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ』 (ちくま新書)

教育に関する左右の対立が、実は、現代の若者にとって役に立つものでないものになっていると考えて、その対策を示したものというふうにいえるとおもう。

具体的には、教養主義やその継承としてのシチズンシップ教育など、伝統的な左翼が好むものは、学生の手に職をつけることを避けてきたとする。しかし、そのような教育観が生み出した弊害が大きいという。

むしろ、手に職をつける・・「適応」を学ぶことで、かえって、「抵抗」の道も開けるのだという。

この、「適応」と「抵抗」の両面を学べるようにしようという教育観は、ADRが持っている二面的な性質とも通じるところがあって興味深い。

筆者がいうように、左右の固定的な言説が、教育を奇妙に固定してしまっていたというのは、そのとおりだろうとおもう。
そして、flexpeciality(柔軟な専門性)を身に付けることを支援するという考え方にも共感できる。

ただ、実際的には、労働市場の流動化と併せてやるか、むしろそちらを先行させないと、社会階層固定化政策に陥るおそれもあるとはおもった。

ちらっと紹介されていた、NPO法人POSSEが行ったアンケートで、企業における違法行為経験の多さという話も興味深い。

2010年12月14日

新しいMyMio

BROTHER MyMio A4インクジェットFAX複合機 デジタル子機1台 MFC-J850DN

子機2台 DWN

MyMioを買い換えた。
古いのは愛用というか、ほとんど酷使していたのだけれど、徐々に不調が見られ、一色でなくなったので買い換えることにした。2006年夏からだからちょうど4年ほど使ったことになる。
プリンター機能以外はさほど不調ではなく、特に電話関係はそのまま使えそうだったのだが、結局は全部買い換えることにした。

新しく買ったモデルのよかったところ
・本体と電話が分かれた。複合機の故障で修理に出しても、電話は使い続けられる。(とおもう)
・写真プリントがきれいになった。(とはいえ、他社ほどきれいではないとおもうが・・)
・白くてすっきりしたデザイン。
・タッチパネルほか、操作系がすっきりした。
・AOSS対応で、無線LAN対応の設定は容易。

残念だったところ
・電話機子機の充電器がセットトップボックスに固定されているので、置く場所を選べない。(結局、子機を買い足した)
・本体サイズが少し大きくなった。(それでもコンパクトだが・・)
・原稿自動送り機能(ADF)がない。
・古い電話子機との互換性がない。
・インクの規格が変わってしまった。

2010年12月15日

有料メルマガの世界

ホリエモンの有料メルマガ会員が1万人を超えたのだそうだ。1年1人1万円なので、売上は1億円。すご。

単に情報発信するというのでなく、メルマガ誌上でコンサルティングをするというコンセプトが受けたという自己分析をしている。

堀江貴文インタビュー vol.1 「ホリエモンにネットでお金を儲ける方法を聞く」  | 田原総一朗のニッポン大改革 | 現代ビジネス [講談社]

世の中には、まだまだ知らない稼ぎ方があるようだ。

2010年12月16日

いろいろメンテナンス中

久しぶりに歯医者に行って歯石をとってもらった。

歯石というのは、不要な殻なのだが、除去するのに少し勇気が要る。
取り除くと、よかったなと思う。
しかし、取り除いた後は、逆に、すこし不自然な感じがする。

ついでに虫歯も見つかってしまった。

2010年12月17日

博士論文合格

正確にいうと2011年3月末付けの修了見込の交付を受けました。

東京大学大学院法学政治学研究科・博士(法学)となります。

神様と、応援してくださったみなさまに感謝を申し上げます。

2010年12月18日

FINMACホームページ

証券・金融商品あっせん相談センター

新しくできている。

2010年12月19日

外国人ローヤリングネットワーク

外国人ローヤリングネットワーク Lawyers Network for Foreigners

弁護士による外国人向け活動。1周年を迎えられたようだ。

2010年12月20日

新しい公共・パブコメ募集

新しい公共支援事業運営会議 意見募集等 ‐ 内閣府

「新しい公共」‐ 内閣府

2010年12月21日

日本ADR協会・会員懇談会

昨日(12/20)、開催された。

2010年12月24日

度胸と愛嬌

能力が足りなくても、発言すべきときにはひるまずに発言するのが大事だと思う。
が、その能力の足りなさの自覚は、体を緊張させる。
ある人からは度胸があるように見てもらえるかもしれないが、そうでない方からバカなくせにいばっていると見られるかもしれない。
緊張を無理に解こうと思わずに、緊張しているなぁとおもって、緊張している自分を許す態度が大事なのかなぁとおもう。
と同時に、誤解を解くために、なるべく丁寧に説明することも大事かなぁとおもう。すぐには無理だとしても。

学食で昼食をとっていると、隣の席の、若い院生とおぼしき女性がチキンソテー・トマトソースと、ショートケーキをプレートにのせていた。ひとりでの昼食でも、断固、わたしはチキンとケーキなのだ、なにしろクリスマスイブなのだ、という強い意志のようなものが感じられて、おぉ、と、おもった。
声はかけませんでしたが。

2010年12月26日

語学学習サイト

ネィティブと相互添削で語学学習 | Lang-8

自分のネイティブ言語を使って添削してあげて、自分が学びたい言語をネイティブから添削してもらうというサイト。

早速登録してみた。

Lang 8で添削してもらった - 山の手の日常経由

2010年12月27日

行動経済学者ダン・アイリー

ダン・アリエリー:我々は本当に自分で決めているのか? | Video on TED.com

人がいかに提示された選択肢に影響を受けるかという話。
「臓器提供」は、文化の違いよりも、デフォルトの選択肢に影響を受けるなど。

プレゼンがうまいなぁ。

2010年12月30日

よいお年を

本厄のハードな一年でしたが、成果も出て、幸運を感じています。

来年も精進したいと思っています。
来年がみなさまにとって良い年でありますように。
わたしの家族にとっても、良い年でありますように。

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