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2012年04月 アーカイブ

2012年04月03日

日本ADR協会(JADRA)、ADR法改正に向けての提言

ADR法改正についての提言を法務大臣に提出しました | Japan ADR Association 日本ADR協会

2012年04月05日

熊本大学リポジトリに

吉田勇先生の講義録がある。
工学部から法学部への再入学以来の研究史を話されている。

先日の研究会でお目にかかった宮園由紀代の博士論文も。
消費生活相談員の実務家であり、熊大で博士論文をまとめられたとのこと。

宮園由紀代『消費者相談の複合的な役割 : 消費者紛争の多様化と相談員の役割モデル』(熊本大学・2011年)

2012年04月09日

養育費と面会交流が民法に明記

養育費相談支援センター・ニュースレター6号「新しい「子ども法制」の幕開け」(PDF)

リンク元:
養育費相談支援センター

2012年04月10日

静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”の無料キャンペーン報告

無料キャンペーン 静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”

だいぶ前にアップされたものだと思いますが。
社会的実験主義の精神で、動いて、成果を出して、また考えて、動いていくという姿勢が立派です。

いい意味で営業くさいというか。

2012年04月12日

大学教育としての災害ボランティア

弘前大学21世紀教育センター2012,No.7(PDF)
大学教育としての災害ボランティア ─「東日本大震災復興論」の開講─
飯 考行,李 永俊,作道信介,山口恵子,平野 潔,日比野愛子
pp.11-28

刊行物 | 弘前大学21世紀教育センター Centre for 21st Century Education, Hirosaki University

りんごをあげて「すみません」と言われたときに、複雑な気持ちになった・・というくだりがある。

こういう(教育)活動が大事だなぁとおもう。

2012年04月13日

大学発教育支援コンソーシアム・ジグソー法

CoREF - ジグソー法の仕組み

ジグソー法は、複数の視点で書かれた資料をグループに分かれて読んで、話し合って課題をこなす、協調的な学習方法とのこと。興味深い・・

教材:CoREF - 社会
にある、フリーター問題とか、ブラック企業問題とかは大学生とか、あるいは、社会人がやっても面白そう。

教材編 | CoREF UT resources

2012年04月14日

少額訴訟では異議申立をしても同じ裁判官に当たる

少額訴訟手続の落とし穴


1回の期日ですべてを済ませるといっても、朝から夕方までずっと審理する時間が確保されているわけではなく、せいぜい30分程度、長くても1時間程度の審理時間が確保されているだけ

異議の申立はできるとされています(民事訴訟法第378条)が、実務的に異議申立後の審理もまた最初の裁判官がそのまま担当するのが一般的であるとのことです・・

安すぎる慰謝料

・・弁護士が少ないからというだけではなくて、頑張って裁判に訴えてみたところで、満足な結果を期待できないという思いがあるからであることは間違いありません。
 慰謝料をより高額化して、「やったもん勝ち」を許さず、「泣き寝入り」をせずに済むようにすることが喫緊の課題だと考えています。
 慰謝料の高額化といっても、いきなり10倍にしろとかいうのではなく、現状の2、3倍程度の慰謝料でよいというのが私の感覚です

依田敏泰弁護士のサイト。

2012年04月15日

週末料理

すごく久しぶりに子どもたちに料理を作ってみた。

牛丼~吉野家風~☆ by taka_jam [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが120万品

生姜が少し多かったようだが、割と好評でよかった。

2012年04月16日

「働く」をテーマにした東大学部生によるインタビュー集

大学総合教育研究センター: 「働く」をテーマにした東大学部生によるインタビュー集、電子書籍「東大発2012」をiTunes Uにて無償公開
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「自ら発信すること」で「自分のキャリア」を考える:電子書籍「東大発2012」のiTunesU無償公開

学部1,2年生によるものらしい。

2012年04月17日

Macユーザではないが

リアルタイムドキュメンテーションによるリフレクションムービーの作り方 | Hashimoto-lab 橋本研究室

これはいいなぁ。

2012年04月18日

仲裁ADR学会大会@東大、7月7日の予定

第8回仲裁ADR法学会大会案内 - Japan Association of the Law of Arbitration and Alternative Dispute Resolution

今年のシンポジウムのテーマは民事調停になるようです。

2012年04月19日

諸団体のパンフレット

並べてみてみると、しみじみ面白いです。
限られたスペースに大事なことを正確に表現しようとしているところが勉強になるなと。

裁判所|各種パンフレット 

法務省:パンフレット・リーフレット・ポスター

刊行物  法テラス|法律を知る  相談窓口を知る  道しるべ

日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:パンフレット等

小冊子|日本司法書士会連合会

よみもの・資料集|全国青年司法書士協議会

出版物のご紹介:日本土地家屋調査士会連合会の活動【日本土地家屋調査士会連合会】

やさしい税金教室-日本税理士会連合会

出版物のご案内 - 日本行政書士会連合会

全国社会保険労務士会連合会・社労士 | 全国社会保険労務士会連合会ホーム | 図書案内

2012年04月20日

静岡県司法書士会・ふらっと、中里さんによる「お値段」の説明

当事者本位で話し合いを進めますという宣伝文句よりも、こうやって、利用しようかという人にとって気になるお金の話を丁寧に予めしておくという姿勢こそ大事だなぁと思うわけで。

静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段①
申込手数料
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段②
手続実施手数料
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段③
事例による説明 (途中終了の場合を含む)
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段④
合意手数料が不要の件
静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”のブログ: 気になる“ふらっと”のお値段⑤
会場費と交通費


追記:


閲覧請求と謄写請求


費用の減免規定

おまけ
消費税が上がると・・

2012年04月21日

日弁連、養育費算定表への意見書

たった9年なのか、もう9年になるのか、すっかり実務に定着している算定表に対する正面からの批判。

日本弁護士会連合会:「養育費・婚姻費用の簡易算定方式・簡易算定表」に対する意見書(2012年3月15日)


松島道夫先生の論考。

CiNii 論文 -  子どもの養育費裁判がおかしい : 「東京・大阪裁判官の簡易算定表」について

2012年04月22日

福岡・大名のノマドカフェ

GuildCafe Costa / ギルドカフェ コスタ - 福岡・天神『大名』にある、Wifiや電源環境の整ったCafe

2012年04月23日

日弁連の司法アクセス改善に向けた計画

日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:司法サービスの全国展開と充実のための行動計画(2012年3月15日)

2012年04月24日

弁護士への調停トレーニングインタビューのまとめ

山口 絢「自主交渉援助型調停に対する弁護士の意識 : 理念及びスキルを中心に」情報学研究 : 学環 : 東京大学大学院情報学環紀要82巻(2012年)103-118頁 PDF

情報学環紀要 情報学研究|東京大学大学院 情報学環・学際情報学府

2012年04月25日

ぴゅぶりっく

こういうワークショップに参加してみた。

4月のイベントのビラができました!!|ぴゅぶりっくプロジェクトのブログ

会場の本屋さんもとてもいい感じ。

2012年04月26日

イギリスにおける弁護士でない者による法廷での当事者支援

菅 富美枝「訴訟における自律の実現--訴訟の個人的契機と社会的契機の連関 (特集 訴訟機能の拡大と政策形成)」法社会学63号(2005年)112-126頁

菅富美枝先生が、弁護士でなく法廷で当事者を支援する「McKenzie Friend」という存在についての議論(英国)を紹介しています。

本人訴訟支援に関心がある方や、士業団体における代理権拡大問題に関心のある方にとって、非常に興味深い論考なのではないでしょうか。

2012年04月27日

児童福祉施設をめぐって

児童福祉施設を対象にしたドキュメンタリー映画。

隣る人

児童福祉施設としては、良い意味で例外的な存在を対象にしたものらしい。
見たい・・

法律家が書いた児童福祉施設における暴力として、竜嵜先生の著書に例がある。一つの刑事事件を起こした少年の背景事情として描かれている。これが相当に激しい。

竜嵜喜助(1998)『生の法律学』尚学社

田嶌誠一先生の大書も少しずつ読んでいる。

田嶌誠一(2011)『児童福祉施設における暴力問題の理解と対応―続・現実に介入しつつ心に関わる』金剛出版

田嶌先生が児童福祉分野の専門家から攻撃や中傷を受けながら実績を重ねた記録が詳細に書かれている。
自分が尊敬している人からも攻撃されてこたえたとおっしゃっているが、見ないことにしているものを見せた-パラダイムに抵触した-ところに、これだけの抵抗を受けた背景があったのではないかと分析しておられる。

田嶌先生が安全委員会を児童福祉施設の中に立ち上げたとき、かつて暴力の対象とされていた少年が、なぜ自分のときには助けてくれなかったのだ、と、言ったという。

以前のエントリー:節度あるおせっかい

2012年04月28日

ビッグイッシュー:ホームレス白書2

若者をホームレスにしない!|ビッグイシュー

若者ホームレス白書②(PDF)
若者ホームレス白書①(PDF)

路上脱出ガイド福岡版 (PDF)

2012年04月30日

早稲田アドラーニュース葛藤解決

向後千春先生主催の研究会が作っているニュースレター。

人間関係における(たとえば夫婦の)葛藤が増幅していくメカニズムを、ピンポン効果として説明している。

Vol.1, No.9 葛藤解決 | Waseda Adler News

向後千春(2012)『いちばんやさしい教える技術』永岡書店

こちらの本も最近読み終わった。
インストラクション・デザインの考え方を非常にわかりやすく説明している。
認知的学習のほかに、身体の学習と、態度の学習は、分けて方法を説明している。

やる気がないとか、優秀でないとか、学ぶ側の責任にすることを教える側に禁じている。
インストラクション・デザインは、ある意味、かなりラディカルな思想である。
後書きにいわく、インストラクション・デザインを教えているのに教え方がヘタだと説得力がないので、大変にプレッシャーであると。

インストラクション・デザインの入門書としては、こちら↓も名著。
鈴木克明 『教材設計マニュアル』

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