千葉司法書士会・中級編
7/31-8/1の二日間、千葉司法書士会で、中級編トレーニングを実施してきた。
4月に基礎編をやったので3か月ほど空いたのだが、単位会で中級編までやれるのは比較的珍しい。
課題の特定、選択肢の開発、合意文書作成などの調停の後半のスキルなので、現実的にはかなり大事なところだとおもうのだが。応諾要請に加えて、「ADR機関選択理由」という新しいワークもやってみた。
千葉会で苦労しているという話も聞いた。苦労を悲壮感につなげず、危機感を楽しむような感じになるといいなと思う。
千葉会は試行してから手続規則を作っているが、このパターンは、組織内の信頼関係が十分醸成されていない段階で試行せざるを得ないので、その過程で疲れてしまうリスクがある。一方、現実の手続を進めることがないまま、他会の規則だけを見て規則だけを作ってしまうと、いざ実施しようとしたときに自分たちが作った規則が足かせになっていることに始めて気づくという流れになっているようにおもう。
いずれにしても、現実の紛争を扱いはじめて、軌道に乗るまでの期間というのは、離陸の時期だから、いちばん大変だと思う。
わたしは、そこのところをやろうとしている人たちをとても尊敬している。少しでもお役に立てたらと思っている。
(追記)
「千葉会は試行してから手続規則を作っている」というのは、事実と異なっているという指摘をうけました。
「手続規則を作ってから、試行し、さらに規則を見直している」というのが実態ということです。
ちょっと記載がラフすぎ、関係者のかたに不快な印象を与えたかもしれません。
申し訳ないと思っています。
削除が必要と思われた方はご連絡をいただければと思います。