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学部向けの調停技法講義

朝8時から昼12:30までが2週間・10回連続で続くという調停についての集中講義が金曜日に終わった。

担当はTim Hedeen教授。

内容的には修士の方で聞いていたものともかなり重なっていたし既に知っている話もかなりあったが、教え方に様々な工夫があり(例えば、トランプのカードを使ってグループをシャッフルするとか)、また、大変博識なのでプレゼンやコメントもやはり非常に面白かった。

初めて選挙に行くとか言っている若い学部生たちにまじって、グループワークやロールプレイをたくさんした。
特に2週目に入ってからはロールプレイに次ぐロールプレイでかなり疲れてしまったが、知らないシナリオをたくさん仕入れられたので、帰国後のトレーニングに反映できると思った。

若い人たちにまじっている英語の下手な変な黄色いおっさんにすぎなかったところ、テキストとして使ったメディエーターハンドブックの裏表紙に名前が載っていることが知られて、学生たちからの扱いが変わった気がする。Jennyさんに感謝。

リーディングのアサインメントの出し方なども参考になった。

2週間で本2冊に加えて、グループ発表用の論文課題も与えていたが、学生に聞くと課題の重さは普通なのだそうだ。
学生の取り組みはもちろん人それぞれだが、全体的によく勉強しているし積極的に取り組んでいる印象を受けた。
あとでTim先生に聞くと、今回のクラスはやはり姿勢がよかったほうらしいが。

最終日は10人近くのコーチが参加した。コーチの属性は様々だが、他でトレーニングをしている人も複数あり、Tim先生の人望の厚さを改めて実感した。

贅沢な内容だった。

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2014年05月23日 21:00に投稿されたエントリーのページです。

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