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教育者向けページによれば、55%の生徒が、いじめを目撃しているというデータがあるそうです。
オバマ大統領夫妻のスピーチがあるとおり、ホワイトハウス主導のプロジェクトの模様。
日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:日弁連・弁護士会の活動
第3次分析(2011年10月)は、約28400件の法律相談をベースに分析したもの。
法律相談に望んだ実務家、分析したスタッフの迫力が伝わる。
研究者の関わりは・・?
日本家族<社会と法>学会学術大会が、鹿児島大学で開催されたので、出席してきた。
九州新幹線に乗ったのは初めて。行きは800系さくらで、たしかに快適。
とーちゃん、テレビ勉強やな、と、11歳になった長男に言われながら第2回も見た。
いよいよ福島の原発の話題が取り上げられる。
第2回の話で印象的だったのは、小林教授が高校の理科の教科書に書いた文章を検定官に修正させられた下りだった。
科学には決められないこともあるという考えは受け入れられず、(たとえ、現時点で不確定なことがあるとしても)最後は科学は勝つ、と言い切らなければならないという、理科の教科書を作る上での前提があるという話だった。
八木さんの発言場面はまたもや一回だけだったが、しかし、「これは」という問いかけだった。
ファシリテーターの仕事は、表面的な技術だけでなく、どこに位置取りをしていてどこから発言しているかが勝負だとおもうが、その意味ですばらしかった。
八木さんに問われて話し出した、南相馬出身の方は、それまで展開されていた議論への違和感を語っていたが、その語り口の中に、ご自身が被災地を代表して話すことへの違和感も混じっていたように、わたしには感じられた。誠実な方だなと。
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≪白熱教室JPN≫社会と科学技術の関係を考える。第一回「英国BSE事件が問いかけるもの」。実況ツイート13 by kei_sadalsuud さん - Togetter
The Texas judge who whipped his daughter: When is spanking child abuse? - Yahoo! News(英語)
ということが、米国で話題になっている。
当時16歳の娘さんが、裁判官の仕事をしている父にベルトでバシバシしばきあげられているところをビデオで隠し撮りをしていた。その娘さんは現在は23歳になっているが、YouTubeに上げたところ議論がまきおこった・・ということらしい。
国際シンポジウム:Joint Fact-Finding/東京大学政策ビジョン研究センター
共同事実確認方式による原子力発電所の地震リスク分析の可能性。
消費者庁越境消費者センター(CCJ) - 海外ショッピング(インターネット通販・店頭取引)のトラブル相談窓口
米国BBBなどの機関と連携してできた国際的な相談ネットワーク。わたしが以前お世話になったECネットワークが参加。
九大法学部の学生企画委員会が運営するサイト。
事例集 「こんなときに利用したい」 | 千葉司法書士会調停センターのご案内
6つの事例と、それぞれに対応した申込書の記載例が示されている。
親切。
どういう事例を挙げるかがセンスの見せ所だとおもう。
また、それぞれの事例に対応して、なぜ民間機関で手続きすることにメリットがあるかを一応説明できるようにもなっているところもとても重要。
千葉司法書士会は、利用料金も申立時の5250円のみ。(期日手数料、成立手数料なし)
東日本大震災に起因する紛争については、事務手数料は無料。
土本典昭, 鈴木一誌 編 『全貌フレデリック・ワイズマン――アメリカ合衆国を記録する』岩波書店
今回、来日しているところを見に行くということはかなわなかった。
ワイズマン監督に対するかなり長いインタビューも収録されている。
ドキュメンタリー映画で、しかもナレーションもないという話だけを聞くといかにも難解そうな印象を与えるが、わたしが実際に見た映画はエンターテイメント性が高いとさえいえるもので、蓮實重彦が賞賛するというのも分かるなぁとおもった。
ワイズマンはボストン大学のロースクールの教員として法律を教えていた。学生を見学に連れて行っていた刑務所に関する映画がデビュー作である。それが、24年間上映禁止されていたチチカット・フォーリーズだった。
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--映画からは、眼前で起きている事態に対する観察者の怒りを感じます。しかし実際の撮影現場では、ご自身の感想を他人に伝えることはまずないのでしょう。ドキュメンタリーの撮影者は感情を押し隠し、ダブルスタンダードで被写体に接するべきですか。FW 誰かがわたし個人の意見を聞いたとしたら、正直に答える。しかし、質問されることは、いつも少ないね。(略)
--ダブルスタンダードで相手と対峙せざるを得ない。
FW ダブルスタンダードではない。誰に対しても同じように接するからだ。偽善は決して機能しない。誰かが質問してくれば、わたしはいつも真実を語る。倫理と戦略が共存する状況なのだ。倫理とは、自分たちが何をやっているのか人びとに説明して、撮影許可を得ること。戦略とは、人びとを撮影隊に馴染ませ、安心させることだ。作り話でひとを騙して撮影許可を取ったことは、一度たりともない。
(略)
FW 現場での姿勢はこうだ。「自分の使命は、映画をつくること。この施設を変革しようとは考えない。施設の人びとにしっかり仕事しろとメッセージを伝えようとは意図しない」。 わたしの仕事は、自分が現場で見たこと聞いたこと感じたことにもとづいて、できるだけよい映画をつくることだ。
pp.22-23
インタビューアーは、船橋淳氏。
過去のエントリー:映画:フレデリック・ワイズマン「パブリック・ハウジング」
(独)国立精神・神経医療研究センターの中の組織のようだ。
早稲田大学|ライティング・センター|アカデミック・ライティング・プログラム | ライティング・センター| ワンポイントアドバイス
締め切りギリギリは、さけたいですねぇ。
これから、沖縄HILに参加します。
過去のエントリー:沖縄でのTグループ
行っていたのは沖縄の「聖なる道場」という感じの場。今回は初めてのスタッフワークで、ハードだった。自分の欠点の多さ、力不足も感じた。けれど、参加していた方々(メンバー、スタッフ)に恵まれ、精一杯取り組めたという実感はある。
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中堀仁四郎先生から、教えていただいた詩:
君の人生の主人公は誰か?一歩踏み出すのさえ
容易なことではない
ちがった一言を言うのさえ
この社会ではむずかしいのだ
でも私はゆこう八木重吉