哲学対話セミナー(NSDセミナー)
8/14-15の2日間の、松川絵里さんの進行によるNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアローグ)セミナー(@岡山)参加してきた。
参加者6人限定で、朝10:30-16:30から両日というスケジュールだったが、二日目はやや延長戦ありで。
内容について細かく話すことはできないが、そのやや苦い経験を含めて、すばらしい体験だった。
はじめてのNSDセミナーが、松川さんの進行での経験となって、とてもよかったとおもう。
共同による真理の探究として、哲学対話を進めていく。
抽象度のある一般的な問いを立て、その上で、時間をかけて具体的な例を選び、吟味し、描写し、再び一般的な問いに対する答えを探す。
私自身が行っている対話による紛争解決の考え方、実践との共通点も非常に多く見つけることができた。また、こうした進行のためには、ラボラトリートレーニングで大事にされている方法や構造についての知見も役に立ちそうだと思えた。
例の記述というナラティブを大切にするという意味で社会構成主義的だとも思ったし、自分の実体験を例に挙げるという意味で、つまり、体験に根ざした言葉に限定して思考しようとするラディカリズムを感じた。
なかなかディープだったのだけれど、さしあたりは、この程度の記録にて。