加藤俊明『認証ADRの現状と課題』
加藤俊明『認証ADRの現状と課題―対話促進型調停における法律専門職調停人の行動基準を中心に』(民事法研究会・2013年)
買いました。
勉強させていただきます。
神奈川県司法書士会調停センターも務めた加藤氏の、桐蔭横浜大学での博士論文を元に出版されたもの。
手頃な定価で出版できてうらやましいなと言ってみたりして。
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加藤俊明『認証ADRの現状と課題―対話促進型調停における法律専門職調停人の行動基準を中心に』(民事法研究会・2013年)
買いました。
勉強させていただきます。
神奈川県司法書士会調停センターも務めた加藤氏の、桐蔭横浜大学での博士論文を元に出版されたもの。
手頃な定価で出版できてうらやましいなと言ってみたりして。
大人は2時間260円、小学生は90円・・と、安い。
長男はWiiの卓球のように簡単でないことを怒っていたが、自分的にはなかなか面白かった。
ジムも併設されていたので、ひとりでこっちに行こうかとも考える。
そんな長男ももうすぐ小学校は卒業。卒業式は出張で行けないが・・
労働政策研究研修機構(編)『日本の雇用終了―労働局あっせん事例から (JILPT第2期プロジェクト研究シリーズ)』(労働政策研究研修機構・2012年)
ブロガーとしても有名な濱口桂一郎先生による、労働局あっせんの実証研究。
労働法と法社会学の関係についても言及しておられる。
その両方の創始者とも言える末弘厳太郎以来、関係が深かったはずなのに、という話。
事例の中で私が興味を引いたのは、顧客の要望が絶対化していく中で労働者が切られているケースもある(多い)という話。
大学のプログラムで、「英語による教授法ワークショップ」なるものがあり、いまマニラ近郊の大学に来て勉強している。
いま二日終わったところだが、よい勉強にはなりそう。
フィリピンのワークショップの半分が終わった。
お金をかけて勉強させていただいているのはありがたい。
練習に次ぐ練習なので、とても疲れるが、周りを見ていても成長しているのがわかる。
英語力を向上させるのが目的ではなく、「英語による講義法」の勉強である。
英語によらない「講義法」を学ぶ意義にもつながっている。
受講者側の気持ちとして、「しっかり休憩したい」、「追いまくられるのは辛い」、でも他方、「勉強にならない非効率な時間を過ごすのはイヤだ」という感じを体験するのも貴重だ。
ワークショップのファシリテータ/トレーナーの立場ばかりやっていると、その実感が薄れるからだ。
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大学1年生の授業の様子も、まるまる1コマ分参観させていただいた。
李白と杜甫の詩に対する道教と儒教の影響というテーマについて、学生がグループ発表をしていた。
TAかと思ったら1学生だったというくらいしっかりしている学生さんもいて、刺激的だった。
日本の大学のグローバル化が必要だという文脈でいろいろな動きが見られるが、こういうものを見ると、確かに、取り組みのスピードアップが必要だという気にもなる。
大学受験の遺産の食いつぶしでのんびり4年間過ごすというような牧歌的なことは許されなくなってきているというのは事実だと思う。
他方で、表面的に、9月入学にするとか、英語による授業に置き換えるという話にしかつながりにくいというところにこそ、日本の大学の改革に関する議論の浅さを感じる。
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今回のワークショップに参加して、自分の能力の足りなさに関しては、改めて、その大きさにおののく感じがする。
他方、自分が直感的に感じて模索してきた方向性の大事さについては、自信を深めることもできた。それは収穫だった。
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あと、1週間、がんばります。
長男の卒業式に参加できないのは残念だけど。
2週間も日本をあけるといろいろ大変で、あまり総括もできませんが、フィリピンの研修では貴重な経験ができました。
プレゼンをしている姿をビデオに撮ってくれたので、それを見直して、改めて英語は難しいなと。
下手なりに、引き続き勉強しようというモチベーションアップにはなったかなと。
ちょっと前に買って置いた↓などを読もうという気にもなっています。
Adrian Wallwork(2010)"English for Presentations at International Conferences"Springer Science
には、Handling your narves(緊張してしまうことにどう対処するか)という章があって、なるべく緊張しない場で場数を踏めと書いてあるのだけれど、そういうことが大事かなと。
若き経済学者のアメリカ:英語ノンネイティブ向け、アカデミック・プレゼンテーションの決定版
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表題の、Readiness is all は、ハムレットの中にあるセリフであるらしい。