山梨県司法書士会で3月(21日22日)と4月(3日4日)、の合計4日間で研修講師をさせていただいた。
3月は伊藤文秀さんに、4月は芝知美さんに手伝っていただいた。
芝さんのコメントがいちいち面白かった。ある程度経験を聞いているので、引き出しに「何かある」くらいはわかるのだが、実際に重みのある話が出て来る。
「同じ話が三回位出て来たら、ホワイトボードに論点を整理しても良い(課題の特定をする)」みたいな話を芝さんがして、「同じ話がグルグルまわってもいいんですね」と参加者がコメントしていたり、おもしろかった。
「現実はこんなものではない、もっとたいへんだ」ということは事実として存在するとしても、「現実はこんなものではない、もっとたいへんだ」というコメントしかできない人は、経験から学べていないのではないかとおもう。とりあえずこういうところをチェックポイントにしているという点を、言葉にして、具体的に話せるかどうかというのが、本質的に重要だと感じる。
芝さんの良さは、厳しめのつっこみを入れたときにも出て来るように感じた。
ということで、今後ともよろしくお願い致します。>芝さん
*
山梨は、これから、これから・・という状態が続いていたようだけれど、そろそろ少し本当に動き出すんじゃないだろうか・・と、希望を込めて思う。
でも、やりたくないんだったら、やらないと決めるのも大事ですよ、と、来ていた会のえらい方に言ったら、すこしびっくりしていたようだ。
少なくとも短期的に見たらお金にならないし、責任は重いし、学ぶべきことも多いし、やらなくてもいいです・・と、最近は言い切るようにしている。楽しいし、やりがいがあるし、自分としては将来性も信じているしということも言うけれど、「その気にさせて欲しい」なんていう甘えには水をかけることにしています・・と。