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対話のチカラ

静岡駅から5分位のところにある静岡銀行のビルのイベント会場でシンポジウムが行われた。
これは、静岡で行った日司連の企画である。
法務省、法テラスからも後援が得られていた。

シンポジウムでのパネリストだった、ピア・サポートをされている高校教師の山口さんの話もおもしろかったし、労金に勤めながら長年にわたって多重債務者支援を続けておられる勝又さんの存在も改めてすごいとおもった。
居るところには人は居るのだなぁと感じる。本物の人とつながっていくことが大切だと感じる。

静岡県の司法書士会というのは、他県と違う「温度」を持っておられる。
ADRでも熱心で司法書士会として、神奈川、東京に次いで法務省の認証をとったということなのだが、それ以上に、消費者運動の草分けとして献身的な活動を続けておられる。
静岡県は消費生活相談分野でも有名なところだが、消費生活センターと司法書士会の連携もあるらしい。

こういうところだから、単に書類を作るのがうまくて申請が早く通ったということでなく、そのスタンスが評価されているのだろう。

ふらっとで、申立てに5万円かかるというのは、庶民にとってはハードルが高く見えると思うが、静岡市民に愛されるものに育って欲しいとこころから思う。
(ふらっとのWebサイトでは、20分の動画で、調停手続を紹介している。)

過去のエントリー:
静岡県司法書士会のシンポ、報道される
静岡のシンポジウム

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2009年03月20日 07:41に投稿されたエントリーのページです。

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