沖縄から帰って忙しい日々
ラボラトリートレーニングは、すごい発明だ。
最近ずっと考えているのは、トレーニングの「本物性」とは何かということ。
洗練された偽物もある。本物性と完全性とはまた違う概念である。
自分自身に偽物というラベルを貼るべきではない。本物性の薄さがあるとしたら、その厚みに向けて精進すればよいのだ、と考えるようになった。
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ラボラトリートレーニングは、すごい発明だ。
最近ずっと考えているのは、トレーニングの「本物性」とは何かということ。
洗練された偽物もある。本物性と完全性とはまた違う概念である。
自分自身に偽物というラベルを貼るべきではない。本物性の薄さがあるとしたら、その厚みに向けて精進すればよいのだ、と考えるようになった。
12/5 Jenny Beerさんの熊本大学でのConflict Assessmentに関する1日もののワークショップに参加させていただいた。参加を認めて下さった石原明子先生に感謝。
Jennyさんは包容力と理知性が絶妙にバランスしているように思う。自分のトレーニングにも取り入れたいと思えるワークもあった。
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12/9は東京出張。東大の研究会と仲裁人協会の関係者とのミーティングなど。
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12/12は福岡県土地家屋調査士会で半日の研修会。
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12/14は、仙台弁護士会ADR委員会の座談会に参加。登壇者で2回事前打合せをして臨んだが、興味深い内容だったとおもう。仙台弁護士会の会報に載せていただけるそうだ。
仙台会が活発である秘密を垣間見られたことも大きな収穫。
仙台弁護士会のすぐそばに、博多ラーメン一風堂が出店していた。福岡と仙台は近い。
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大学の授業も、ゼミもやっていますよ。もちろん。
長男に教えてもらったコクヨ・ドットライナー。
水糊やスティック糊より便利。
仲裁人協会の研究委員会主催の研究会があり、参加してきた。
報告者は大谷美紀子弁護士で、テーマは「日本と諸外国の調停モデルの異同を踏まえたハーグ調停」。
せっかくのイベントなのに仲裁人協会会員のみに参加資格があり、またFAXでの告知のみ(!)という不思議な慣習のために、10数人の参加しかなかったが、大変興味深い議論があった。
ハーグ条約は1980年代からだが、批准国でも調停を本格的に用いようという議論は2011年からに過ぎず、イギリス、ドイツ、オランダは推進するがアメリカは懐疑的という構図があるという。
アメリカで調停が軽視されている点が背景にあるという話も興味深かった。
ハーグ条約加盟国で調停が話題になったのは、もともと、イスラム諸国とハーグ条約加盟国の間での管轄のみについての二国間の協定を拡げる形で、調停の実施が議論されていた話題が飛び火した形であったらしい。
調停について、法律家と非法律家の共同であるべきで、かつ、双方共に調停の専門家としてトレーニングを受けた者が実施しなければならないということを強調されていたのが印象的だった。
今後の予定をこそっと書いておこう。
参加資格は、今のところ仲裁人協会会員限定。
聴講料払って誰でも聞けるようになると良いと思うのだが。
2016/2/29 18:00-20:00 日弁連1703 岡英男弁護士 モンゴル調停制度強化プロジェクト等について
2016/6/14 18:00-20:00 日弁連1701C 和田仁孝教授 医療ADRについて
仲裁人協会事務局 (電話番号:03-3580-9870 FAX番号:03-3580-9899 e-mail:jaa-info@nichibenren.or.jp)
大阪弁護士会が中心となって作ったADRセンターの名称が変更になり、公益社団法人民間総合調停センターに変わったようだ。(2015年12月1日付)
「民間調停」という言葉を強調して使うことに決めたようだ。
茨田高校のピアメディエーション部OBと池田真茶さんが中心となって進行されたピアメディエーションの勉強会に参加させていただいた。
4回連続講義の形式での4回目で、総まとめにあたる内容。
13:30-16:30までの3時間だった。
その後ピザとソフトドリンクのノンアルコール懇親会が1時間ほど。
こういう外向けの企画自身は今年が初めてだったそう。
前回までは著名な講師(水野修次郎先生、井上孝代先生、仁木恒夫先生)を招いての講演を目玉にしていたのに対して、今回は普段のクラブ活動の内容を元に、OBが中心に実施。
参加していたのは、シヴィルの関係者よりもむしろ学校関係者が多かったようだ。
「本物性」を感じる体験だった。
これを縁にもう少し勉強を深めたいと思った。
福岡でも公開型の勉強会を始めたいと思っていたが、やはりやらねばという思いを強くした。