調停人名簿にチーム制を導入したらよいのではないかと考えている。
名簿を整備したらあとは機械的に割り振りみたいなことではなく、それぞれのチームが特徴を出して自分たちの活動をアピールし、それを当事者(や代理人)から選んでもらうようにする。
チームは、チームリーダーを決めて、その人のリーダーシップを活用しつつ、グループとしてのまとまりを育てていく。
実際の調停があれば、チームでその実務をふりかえる。
手続の進め方についても、実体的知識についても、チーム単位で主体的に研究する。
時には、複数のチームが合同で学び合う。
チームのメンバー構成としては、一緒に仕事をしたいなぁと思える人同士で組む。
チームの人数規模は4人から8人くらいが適当ではないかと思うが、柔軟で良いとは思う。
こうした仕組みを導入し、具体的なチーム活動を支援する環境を整えれば、調停の質がかなり向上できるのではないかという気がする。
単なるアイデアに近い話ではあるが、私は効果に関しては、それなりの感触がある。
どこかのセンターで採用してもらえないだろうか?