もうひとつ、コミュニティ調停の財源獲得に関するセッションも面白かった。
ヒューレット財団の撤退は未だに痛手のようだし、リーマンショック以来の経済低迷も響いているようだ。
それでもむしろ拡大しているところも結構あるよという話を紹介していた。
ロビイストを雇って財源確保できたという話もあった。
草の根の市民から資金を調達するベネボンモデル(benevon model)というのもあって、それに基づいてある程度の規模の予算を集められたという話も聞いた。ここ:Conflict Resolution Center - Minnesota
ベネボンモデルを簡単に書くと、以下の通り。
第1段階:無料のイベント(基礎的な情報の紹介、感情のひっかかりを与える、名前と連絡先の聞き取り。)
第2段階:スタッフによるフォローアップ(お礼、感想の聞き取り、参加機会の調整)
第3段階:お金を求める(サービス、複数年の誓約)
第4段階:知人を紹介してもらう
よく考えられているなぁと、思った。