原告ご本人の著書を読むと、一審において弁護士と裁判所が強引に和解させようとし、本人が拒否するやりとりを赤裸々に描かれている。
一審の弁護団はその時点で辞任するが、裁判官は「どうなっても知りませんからね」という捨て台詞を吐いている。
町村先生ブログでの紹介:
arret:内部告発者の左遷を違法とした高裁判決が確定: Matimulog
原告ご本人のブログ:
オリンパス内部通報告発漏れ・制裁人事・人権侵害事件~最高裁「オリンパス上告棄却、社員勝訴確定」|オリンパス現役社員のブログ 「公益通報者が守られる社会を!ネットワーク」
原告ご本人による手記:
浜田正晴『オリンパスの闇と闘い続けて』(光文社・2012年)
控訴審での弁護団を務められた中村雅人弁護士らによる著作:
東京弁護士会 公益通報者保護特別委員会『失敗例に学ぶ『内部告発』―公益通報制度を知り、守り、活かす』(法律情報出版・2011年)
過去のエントリー:
オリンパス内部通報事件についての東京弁護士会からの警告書 (私的自治の時代)