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堀井憲一郎『落語論』

堀井憲一郎(2009)『落語論』 (講談社現代新書)

落語は弱い芸である。落語の特徴は、その「弱さ」から客への融和性を高めるという点にある(P62)。
落語は、自分が突出した存在であることを確認するものでもある。「凡人であることを受け入れる」ものだ(P210)。

ずんずん調査の堀井氏の落語論。洒脱さよりも、なんとなく気詰まりなまでにまじめに論じているところが気になるが。

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2009年11月05日 04:20に投稿されたエントリーのページです。

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