昨日の午後の企画のやり方も感心した。
トレーニング通りには必ずしも実施しないが、少しやってみて、その意図を説明する。
その活動の選び方も興味深かった。ネタとしてはいくつか用意して下さっていて、最終的には直前に決まった。蓄積が違う。
最後に、メディエーションには、いくつか前提が隠れているという話を扱った。
文化人類学の見方で見ればよいということだが、良い教え方がわからないと、率直におっしゃっていた。
メディエーションという手続もまた、神ならぬ人が作ったものだから、その枠組みとしての限界を持っている。そこに意識的であるということを教えたいと。
Jennyの流暢な日本語は、日本での滞在経験が長いためである。文化人類学としての研究対象を日本に選んでいる。米国の調停理論の確立に大きな貢献をした人物が、日本語や日本文化にも精通しているというのは偶然といえば偶然なのだろうが、余人を持って代え難い存在である。
日本の調停制度を改革するには、例えば、Jennyのような人を招いてプロジェクトを立てれば良いのにとおもう。