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愛媛和解支援センター5周年シンポ

今回は25日について、午前の基調講演と、午後の事例報告の司会者(コーディネーター)を務めた。
2日目(26日)の進行もまかされた。

運営側だったので、公平に評価することはできない。
少なくとも主観的にはとてもおもしろい内容だったし、盛況だった。

もともと内々のイベントにするはずが、140人以上の参加者があり、翌日の愛媛新聞にも写真付きで大きく取りあげてもらった。

個人的には25日の午後の事例報告の内容が興味深かった。調停当事者の方もフロアから発言して下さった。
また、全国各地から気合いの入った人が集まっていた。26日は相互交流の機会づくりを心がけて話し合いの場を設定したつもりだ。様子を見に来た人たちは面食らったに違いない。
基調講演の内容に興味を持って下さった方もいたのでホッとした。

家族も連れて行って、愛媛の皆さんとの一体感が深まったのが、自分としては何より良かった。



http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20081026/news20081026333.html


民間調停の周知図る 和解支援センター報告会

 裁判でなく第三者が当事者の話し合いを促して民事紛争を解決する民間調停(ADR)の周知に向けた「愛媛和解支援センター開設5周年報告会」(同センター主催)が25日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、県内外から約140人が参加してADRへの理解を深めた。
 県内のADR経験者ら5人が工事請負代金請求や土地境界のトラブル、男女交際のもつれによる慰謝料などの調停事例を紹介。住宅リフォーム工事の下請け業者が、期日を過ぎても元請け業者から工事代金が支払われないため工事を中止して同センターに調停を申し入れた事例で、調停者は「マンションでの仮住まいを強いられた施主や早く代金を回収したい下請け業者の気持ちをくみ、迅速な調停を目指した結果、最初の調停から15日間、3回の調停で和解できた」と成果を語った。


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2008年10月26日 21:38に投稿されたエントリーのページです。

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