Harvard交渉ワークショップで扱ったのは以下の項目。
・「7つの要素」を使った交渉準備の考え方の紹介(復習)
・価値創造と分配の緊張
・感情理解と主張の緊張
・当事者と代理人の緊張
ロールプレイでは、それぞれ事情が異なる3者交渉、代理人と当事者の4者交渉も行った。
秘密事項の設定がA4で3ページくらいが標準で、少し長い感じがしたが、ロースクールで行う場合なら別に問題にならないようだ。
ワークショップで経験したことをふりかえってジャーナル(日誌)を書くようにというアサインメントもあった。わたしはワークショップ後のジャーナルは個人的には以前から書いていたが、ハーバードでは詳しいガイドラインが準備されている。
Bordoneは、2007年に優れた教え方をするということで、ハーバードロースクールの学内で受賞している。既存の学術研究の成果も紹介するし、良い交渉のロールモデルを示すというインタラクティブなやり取りも常に行うことができる。