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私塾/体験型トレーニング/米国のコミュニティ調停

[を]私塾について
を見ていて、私塾もいいなぁと考える。

わたし自身、メディエーショントレーニングをすることが増えて、もちろんそれはそれで勉強になるのだが、体験型でなく、勉強・調査・研究としてのADRの議論を、同志的な人とやってみたいなぁと。

体験型の提供者としての能力向上のための学習も続けたいと思っているのだが、こちらについては、他の人の主催するワークショップに参加するのがよい気がしている。
よくどうやったら良いトレーナーになれるかと聞かれることも増えてきたが、こちらが聞きたいと言いたい気持ちをぐっとこらえて、いろいろ考えてその場その場で答えている。
いまのところ、インストラクションデザインの考え方をある程度勉強することと、実際にワークショップに参加するのが一番だろうと思っている。

インストラクションデザインの考え方を知るなら、↓がいいと思う。
http://hirie.sakura.ne.jp/2007/04/post_165.html

NAFCMで働いていたTimothy Hedeenの論文が、米国のコミュニティ調停の運動を概観するにはとてもわかりやすい。
様々な論文を総説的に紹介している。

Timothy Hedeen "The evolution and evaluation of community mediation: Limited research suggests unlimited progress"(pdf)

Med-Arbが廃れたという話もちらっとでている。

英文では、普通にWebで論文が公開されていることも多いし、Hein Onlineみたいな有料データベースでは、ザクザクPDFで読める。
日本語の論文の電子化状況とは大違いだ。

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2008年05月26日 10:00に投稿されたエントリーのページです。

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