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金哲彦 [2004] 『カラダ革命ランニング―マッスル補強運動と正しい走り方』(講談社)
今年の3月からジョギングを始めて、まだ続いている。
走るフォームのこととか何か参考にならないだろうかと思って読んでみたが、良い本だった。
わたしは姿勢が悪いので気にしていたが、姿勢を良くすることが、走る以前に大切だと強調している。
例えば、手を上に上げ、背中の肩甲骨の間の筋肉に気をつけながら、ぐっと引っ張る「プルダウン」という体操をすると、姿勢がぐっとよくなるということがイラスト入りで紹介されていた。
よく、頭から吊り下げられているような意識で、などといって姿勢を正すことが言われるが、なかなかピンと来ない。
こういう体操をすればよいと言われると、まねがしやすい。
そういう意味で、非常に親切な本だと思う。
鹿児島の最新ニュース 鹿児島の情報は南日本新聞 - 県内ニュース
弁護士会の紛争解決センターも増えている。
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上の、ウェブ魚拓というのは、キャッシュサービスで、matimulogを見習って置いてみたのだが、なんとなく他人のふんどしで商売をしている感じがする。
著作権法は許しても、ナベツネは許さんぞというような、微妙な感じがするサービスで、永続性があるものになるのかどうかはよくわからないが、ニュースサイトの記事の保存には確かに便利だ。
平成19年3月23日開催「ソフトウェアADRセミナー」の内容と模擬仲裁DVDの無償配布について
ドラマ仕立てで模擬仲裁の動画がWMV形式(Windows Media Playerで再生できるビデオの形式)で、公開されている。
http://www.nhk.or.jp/dodra/judge/html_jud_story01.html
裁判官が同席調停を進めて失敗する話・・が、主題というわけではありませんが、出てきました。
全国青年司法書士協議会で、10月6日~8日までの3日間、大阪で調停トレーニングの講師(共同講師)をさせていただきました。ありがとうございました。
神奈川大学大学院法務研究科主催講演会・パネルディスカッション「大量増員時代の生き方 ― 弁護士過疎地のオンリーワン」
岩手県の宮古という地域で、日弁連の公設事務所の所長を去年までしていたという田岡直博弁護士の話などを聞いてきた。
30歳とまだお若いのに、非常に魅力的な話し方をする。
地域司法モデル(PDF)の構想図にとても共感した。
地方の名士として成功してしまった長老弁護士などは、公設弁護士事務所ができるのを嫌うという話も、なるほど、と思った。
あまりニュースになっていないような・・
mediajam - 裁判外紛争解決手続(ADR)認証の取得準備着々と/神奈川県内
弁護士会、司法書士会、行政書士会、社労士会の動きが紹介されている。
NPO日本メディエーションセンター(JMC)の総会に出席した。
カウンセラー心理学の井上孝代さんの講演会があった。
堂々としながらユーモアも交えて話しをされる。
ホーポノポノについて質問すれば良かったと反省。
改めて、心理学の中でも、メディエーションと近い発想をしている流派だとおもった。
全青司メディエーションセンター
オープン。
費用は無料。
わたしも、応援団のひとりです。
スタートしたばかりなので、機関としての実績はありませんが(個人としては様々な実績を持っておられる方が参加)、とても良心的な活動だと思います。
軽く読む習慣をつけるための、英語の勉強にはちょうどいいかも。
Houston大学のRichard M. Alderman先生が、東大で講演をしたので聞いてきた。
彼のメッセージを、一言でいえば、「アメリカの消費者仲裁は最悪だ」ということ。
消費者契約に、仲裁条項がはびこって、訴訟がさっぱり起きなくなってきているという。
陪審裁判で巨額な懲罰的賠償が出るアメリカというイメージが強いのだが、現実は変わってきているのだという。
お勧めされていたのが、以下のサイト。
CL&P Blog
一時期気に入ってよく聴いていた、著作権フリーの音源を共有するというPatina di musicaが終了してしまった。
パブリックドメインや自作曲など、著作権フリーの曲を皆に投稿していただき、皆で聴くという趣旨のもと、当サイトを運営してきました。 しかし、ユーザーの方にアップロードしてもらった全ての楽曲を、管理人である私が一人でチェックするのが困難だということになり、誠に勝手ながら2007年10月17日をもちまして当サイトを閉鎖することにしました。
どの音源が著作権が切れているかを管理人が、いちいちチェックしていたとすると、持たないのは当然だが・・
最近は、Wikipediaにも音源が添付されるケースも増えているようだが。
筆記具をボールペンから万年筆にしたら、紙によってはにじむ。
A5のルーズリーフでは、無印のが安くてよいことがわかった。
200枚で189円だから安い。ネットでは売っていないようだが、5mmメッシュのルーズリーフも使いやすい。
PONからリンクされているが、Negotiation Tip of the Weekというポッドキャストを見つけた。
トレーニングで話しているようなネタを細切れにして、少しずつ公開している。
ボストンに住むメディエーターが書いた文章。
5つのFAQに対する答えが書いてある。
1.どうやって調停人になるのに必要な資格を取れますか?
2.調停人になるのにどんな種類のトレーニングや教育を受ける必要がありますか?
3.プライベートの調停をするためには、トレーニングが必須ではないとしたら、なぜわざわざトレーニングを受けなきゃならないのですか?
4.弁護士であったり法学の学位を取らなければなりませんか?
5.トレーニングを受けた後、仕事を得る、あるいは、報酬を得て調停をするにはどうすればいいですか?
特に気に入ったのが、最後の、どうやって稼ぐかという質問に対する答え。
まず、現実的になりましょう、と言っている。どんな仕事でもそうだが、一夜にして成功はない。とるべきステップというものはあるが、それをしたからといって何の保証もない。大志、創造性、決断力、才能、ビジネスプラン、マーケティング戦略、そしてかなりの程度の運が必要・・とのこと。
草地未紀[2001]「少額訴訟手続における和解の意義とその問題点 : ある簡易裁判所における傍聴観察データを基に」(岡山大学大学院文化科学研究科紀要第12号、pp.151-170、2001年11月)
岡山大学の紀要。全文がPDFで公開されている。
ケーススタディがきちんとされていて、実態と課題がよく分かる。
1時間で決着をつけなければいけないということで、話し合いが盛り上がってきたら、強引に和解を迫られたり、唐突に判決が行われたり、あるいは打ち切られたりという結果につながりやすいということを紹介している。
米国同様に、少額訴訟にも、メディエーション(調停)の付設が望まれていると思うのだが。
心理学化する社会だなぁ、といいつつ、ちょっとやってみたい。