金哲彦 [2004] 『カラダ革命ランニング―マッスル補強運動と正しい走り方』(講談社)
今年の3月からジョギングを始めて、まだ続いている。
走るフォームのこととか何か参考にならないだろうかと思って読んでみたが、良い本だった。
わたしは姿勢が悪いので気にしていたが、姿勢を良くすることが、走る以前に大切だと強調している。
例えば、手を上に上げ、背中の肩甲骨の間の筋肉に気をつけながら、ぐっと引っ張る「プルダウン」という体操をすると、姿勢がぐっとよくなるということがイラスト入りで紹介されていた。
よく、頭から吊り下げられているような意識で、などといって姿勢を正すことが言われるが、なかなかピンと来ない。
こういう体操をすればよいと言われると、まねがしやすい。
そういう意味で、非常に親切な本だと思う。