雨宮処凛[2007]『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版)
フリーターがいかに悲惨かという話と、そういうフリーターたちが自己責任論に縛られてしまって、自分を責めることはあっても、社会に対して声を上げないという構造を分析している。
若いアクティビスト型の思想家の、ジャーナリスティックな作品で、いろいろな形で運動している人や、この問題に取り組んでいる社会学者へのインタビューなどもあり、参考になった。
わたしが、特に興味を引いたのが、松本哉さんという方。
Wikipedia:松本哉
松本哉インタビュー
週刊・素人の乱
宮本みち子[2002]『若者が『社会的弱者』に転落する』(洋泉社新書)
平井玄[2005]『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』(太田出版)
白石嘉治、大野 英士[2005]『ネオリベ現代生活批判序説』(新評論)