学校ADRについて、教師と学校の紛争解決を行う試みが紹介されていた。「強者(学校)-弱者(保護者)」の関係から、「消費者(保護者)-提供者(学校)」の関係への変質という指摘は、実感としてよくわかる。
北東北の司法書士業務についての実証調査研究も興味深かった。本人訴訟支援を行う司法書士は、簡裁代理に積極的というデータもとれているらしい。
他には、石垣市を対象とした、離島における弁護士利用の研究も興味深かった。
『<心理学化する社会>と法の公共性』というタイトルの本も近々出るそうだ。わすれないように書いておこう。