LSA@New Orleans
法社会学会大会@立命館大学朱雀キャンパスと、Law and Society@New Orleansがあり、出席・報告をしてきた。
私はどちらも弁護士会ADR利用者調査のデータ分析についての報告をさせていただいた。
LSAは今年で2回目だけれど、やはり興味深かった。
かなり学際的であるし、国際的でもあるので、low contextなので、説明がシンプルで分かりやすいものが多い。
玉石混交感が強いのも、良くいえば、カジュアルに楽しめる。
ここに来ると、英語で論文を書かないとなぁと思う。
日本の法社会学会は、前置き的な議論が多くて内向き度が高いために、もやもやすることが多いのかなともおもう。
今年は、震災関係のセッションに多く出た。
ある日本法に造詣の深い教授が、「日本では、現実的な法と社会の関係の分析(socio-legal analysis)に興味を持つ学者が少ないけれど、最近増えてきたのか?」という質問をされていた。