JAA研究部会でのモンゴル調停制度報告
JICAの専門研究員として2年半にわたってモンゴルに滞在し、プロジェクトを進められた岡英男弁護士から報告いただいた。
地方に点在するすべての裁判所を訪問し(ほとんど2回以上ずつ)、熱心にプロジェクトを進められたという非常に情熱的な取り組みをされた方だけに、興味深い報告だった。
前に行かれた磯井美葉弁護士もそうだったようだが、モンゴルに魅せられて、献身的にプロジェクトを進められた様子が伝わる内容だった。
若手弁護士やロースクールの学生さんにも、こんな活躍の仕方があるんだよという話を伝えたい気がする。
岡弁護士は、裁判所書記官として5年間働いた経験があり、裁判所の事務や調停のあり方に問題意識を強く持っておられたのだそうだ。