2/27-28と、絹川友梨さんのインプロのワークショップに参加させていただいた。
絹川さんとは2014年の11月に東大で直接お目にかかったが、ワークショップは初めて。
とにかく楽しいワークショップだった。
さすが第一人者のものは違うとおもった。
ネタとして直接なにが取り入れられそうかについてはちょっと検討が必要になりそうだが、それ以上に、進行の仕方や、合間合間に挟まれる絹川さんの考え方の解説が興味深かった。
Yes, And... の考え方がすべてにおいて貫かれているかどうかを自己吟味しながら、プログラムを即興的に提供されている。
なので、即興的ではあるのだが、浅薄でないという、まことに不思議というか、素晴らしいワークショップだった。
場数も相当積まれているのだろうが、それ以上に真摯なリフレクションを積み重ねられた結果だと感じた。
メディエーショントレーニングとの関係で言えば、インプロのワークショップは「考えずに反応する」方向での練習に偏りがちなので、メディエーショントレーニングについては「反応を保留して考える」「反応を保留して受け止める」方向での練習も同じくらい大事だという気がしている。
「いまここ」への集中という意味で、意外とラボラトリートレーニングとの相性がよいかもしれない。ワークのテンポの問題はありそうだが。
参加者も多士済々で興味深かった。
上野学園大学|ワークショップ|ファシリテーションにおける即興性を問う――イエスアンドで始めるインプロ入門 | Peatix