2/20に木佐茂男先生の最終講義があり、その後の交流会を含めて出席。
学者だけでなく、ニセコ町長をはじめ自治体関係者や司法関係者が多く参加されていた。
つい先日最終講義をされた野田進先生とともに九大法学部の大物名物教授であることには異論がないとおもう。
特に、ニセコ町基本条例の仕事と、ドイツ司法と日本の比較の仕事は特に大きなもので、日本という国の「民主化」を進めるために大きな仕事をされたと、私は考えている。
最終講義でも、司法統計の間違いの指摘などを通じて、裁判所に煙たがられているという話をされていたが、木佐先生の仕事は確かに痛いところを突いているのかもしれないが、裁判所への敬意を失っているものではない。もう少し、裁判所の方が寛容になってはどうだろうかと思う。
研究面だけでなく、教育面でもずいぶん情熱的であったようだ。
大物教授と比較してへこんでも仕方がないので、自分は自分の課題をやっていくしかないのだが。