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法社会学会大会に参加して

京都女子大での大会に参加してきた。

弁護士の経済基盤、震災復興、日本法社会学の創始者たちに関する理論セッション、全体大会(法と正義の相克)の4つを聴いた。他にも聴きたいものがあったのだが(特に、法と心理学、DV関連)。

全体会の最後のフロアから広渡先生の発言が印象的だった。
自らの学術会議での経験を引いて、エビデンスとロジックに限定した「科学的な議論」が重要なことは理解できるが、たとえば市民が放射能に不安を抱いているという「社会的な事実」にどう対処しようとするのか、科学者のイマジネーション=想像力が問われている、と発言されていた。

「社会のきしみ」を前にして、自らの立ち位置をどのように考えるのか?

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2012年05月15日 09:05に投稿されたエントリーのページです。

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