仙台弁護士会紛争解決支援センターは、2006年から業務開始なので、弁護士会の中でも後発だが、最初の年から今まで、年間100件以上の申立件数を維持し続けている。
その仙台では、受付をする件数のシミュレーションをして、75件を確保すると、収益が出ると計算した・・という話を知る。
事務局費用や場所代などまで考えたうえでの収益なのかどうかは疑問であるし、そのロジックもよくわからないのだが、しかし、こうしたことを一旦、正面から受けとめて考えて見るということがとても大切なのではないかと思う。
赤字の場合でも、たとえば、外国のセンターと比較して、こういう支援が得られたら十分まわっていくとか、具体的に話せるようになることが大切だと思う。