« なにをかいわんや | メイン | なかなか休めない »

岩佐美代子の眼

岩佐, 美代子 (2010) 岩佐美代子の眼―古典はこんなに面白い, 笠間書院.

中世の和歌の研究をされた方の聞き書きインタビューなのだが、穂積重遠の娘という意味での関心で読んだ本。
穂積家は牛込に千坪のお屋敷で暮らしていたらしいが、その家の間取りまで載っている。

空襲で家が燃えるとき、地元の近所の人たちが、穂積先生の書庫を焼くなと言って、消火に手伝いに来てくれたらしい。こういったエピソードも紹介されている。

岩佐さんはかなり奔放な発言をされる方で、読み物としてもおもしろかった。

About

2010年10月04日 06:19に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「なにをかいわんや」です。

次の投稿は「なかなか休めない」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type