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全青司・フォローアップ

手持ちのネタで消化試合をするつもりはないという意欲を持って、全部新作のプログラム構成で臨んだ。

メディエーショントレーニングに参加するもののマンネリ感が、よりエンターテイメント性の強い、刺激の強いトレーニングへの期待に変わってしまっては、メディエーションに関わるものが孤立するばかりだ。あいつらは単なる趣味でやっていると思われてしまうだけだ。
メディエーション運動に関わるものが、真にメディエイティブに振る舞っていれば、メディエーショントレーニングに参加していないものにも感化できたり、少なくとも味方を増やせるかもしれない。
それが問われていると思う。

とはいえ、教材の進め方などはやはり反省材料も多かった。
どのプログラムもそれぞれ極めて大事な問題を扱ったので、その扱い方を見直したいと思う。

プログラムは以下の通り。
 導入 自分の売りと苦手を考える
 質問の仕方を考える
 模擬事例検討会
 役割交換エクササイズ
 調停フィッシュボウル(当事者役はプロの役者さん)
 ビデオを使ったふりかえり
 全体ふりかえり

役者さんに出ていただくこともあって、事務局の負担がいつにも増して大きかったとおもう。
ありがとうございました。>事務局のご担当のみなさま

すでに活動実績の長い参加者も多かったが、講師側がそちらに気を取られすぎて、久しぶりの参加者とか、まだ活動が浅い参加者に配慮しきれていないということもないようにという点も気にしていたのだが、その辺も実際の参加者の反応を聞いて見たいと思う。
正直なところ、負荷をかけ過ぎてしまった、という懸念はある。
そのあたりは講師の未熟さだとおもう。

ご参加いただきましてありがとうございました。>参加者のみなさま

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2010年06月13日 22:37に投稿されたエントリーのページです。

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