鈴木秀子(1999)『愛と癒しのコミュニオン』 (文春新書 (047))
飯田邦男さんから勧めてもらって読んでみた。
傾聴の方法について、かなり突っ込んで詳しく紹介している。
傾聴をどう教えるかということについて、アプローチが豊富だ。
「事実・影響・気持ち」に分けて伝えるといった、認知行動療法的、あるいはアサーショントレーニング的な方法も紹介されている。
個人的に気に入ったのは、「喧嘩とは、相手からエネルギーを奪おうとする行為なのだ」(P133)というくだり。自分にエネルギーがないと傾聴ができないという話の後に出てくる。