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福島県土地家屋調査士会・基礎編 二日目

盛況のうちに無事終了した。

福島民報という地元の新聞社が、研修会の様子を写真入りで記事にしてくれた。
福島調査士会のように、ADR研修会を、内向きのスキルトレーニングと見なすだけでなく、広報の機会と考えて様々に声をかけていくということはもう少しされてもよいように思う。

調査士の仕事は、依頼主のお隣さんから、承諾のハンコをもらう必要がある。この日常業務に調停技法研修が直接的に役に立つのだそうだ。
岩手と山形からも参加いただいたが、遠くから来てよかったと言っていただいて、ホッとしている。

福島県弁護士会示談あっせんセンターのセンター長の佐藤初美弁護士が2日間終日参加してくださった。おだやかで支援的ですばらしい方だった。

二日間の研修会のパターンとしてはだいたい固まってきているが、今回は、針混入事件ではなく、行列植木鉢事件をメインの素材として取りあげてみた。針混入DVDは使えないが、トレーニングとしてはなりたつことがはっきりしたとおもう。

二日間の研修会で、課題の特定と選択肢の創造までカバーするプログラムだったが、特に12時間しかないと後半に慌ただしい感じになる。思い切ってその前のところまでを丁寧に進める方がよかったのかなということも考えるが、わたしとしては、課題の特定部分が、この調停スタイルの核心部分とも思っているので、できればこれを扱いたい。なかなか答えが出ないところだ。

コメント (2)

主催者 境界紛争解決支援センターふくしま 佐藤好男:

二日間大変お世話になり、本当に有難うございました。主催者を代表して御礼申し上げます。
今回の研修会は調停技法の導入部分をしっかりと学習することを目標としていましたので、困難なところもあり
ましたが、ほぼ達成出来たように思いました。今後も、
参加者の学習意欲の向上を図るため、研修を継続して
行きたいと思います。入江先生の今後のご活躍を期待しております。

ヱ:

至れり尽くせりのご配慮をいただき、大変恐縮しています。

佐藤好男さんの献身的な活動に感化されて支援者が増えているということがよく分かりました。
福島県土地家屋調査士会の活動は、きっと発展されるものとおもいます。

今後ともよろしくお願いします。

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2009年09月20日 21:32に投稿されたエントリーのページです。

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