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群馬司法書士会『執務現場から』の続き

群馬司法書士会『執務現場から』の中で、斎藤幸光氏(群馬司法書士会)が興味深い発言を多くしている。

その中でも、調停の現実は、ほとんどの場合両者ともに不満(Lose-Lose)であって、Win-Winなどと安易に言うべきではないという主張が光っているように思える。

分配的事項について、一方が100を主張し、他方がゼロを主張し、70や30で決着したとしても、双方、少なくとも当初の期待からは減少している。
安易に統合型交渉観を強調しすぎるのはいかがなものかという主張は、傾聴に値すると思う。

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2009年06月15日 11:20に投稿されたエントリーのページです。

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