演劇系のワークショップを経験したいと思って、明神慈さん率いるポかリンのものに参加してみた。
以前、平田オリザさんを中心に、もう少し若い世代の方が参加したワークショップ研究会の報告書を読んでいて、その中で、明神さんの名前があって気になっていた。たまたまタイミングが合って、参加することができた。
役者さんがたくさん参加されていて、場違い観が否めないところはあったのだけれど、とても温かく参加させてもらって、想像以上に楽しかった。
身体を扱うことばかりで、わたし自身の扱いづらい身体と向き合うというのは大変には違いがないのだけれど。
自分の軸を持とうとか、おなかから声を出そうとか、比喩的に言うのは簡単なのだが、文字どおり身体でやろうとすると、あまりに大変。
でも、それをやろうとすることは、むしろ楽しいし、一瞬でもそういう場面があったとしたら、その快楽度はかなりなものである。
ワークショップの進め方について、とても説得力があって、ロジカルかつアートフルだった。
ポかリンの演劇も見たい。