正確には、東京三弁護士会実務研究会主催だったのだが、東弁の方しか出席されなかった。
3月21日、22日の二日間。両日9:00-18:00までの16時間。15人の出席。
共同講師は、弁護士のGさん、Oさん。
コワモテの論客も少々混じり、プレッシャーのかかる状況だったが、結果的にはかなり好評だった。
さる方から、岡山弁護士会のときみたいにはうまく行かないよなどと警告されていたので、心配していたが。
弁護士の優秀さがでる項目と、弁護士でも難しいところの両方が少し見えた気がする。
前者は、分配型交渉(リスク評価ができる、価格のダンスの性質を知って使いこなせる)についてや、評価型調停の限界をよく理解している点など。
後者は、基礎的な傾聴、課題設定と統合型交渉への転換など。
トレーニングに出ていただけると、弁護士相手でも伝わるという実感が持てたのはなにより。
経験豊富な方々が、謙虚にとりくんでくださった、という運の良さに助けられたのは事実なのだけれど。